『ポケモンSV』アーマーガアがそらとぶタクシーを引退した理由はデカヌチャン!? 【スカーレット・バイオレット日記#46】

　2022年11月18日に発売された『ポケットモンスタースカーレット・バイオレット』。発売から3か月近く経ちましたが、SNSでは未だ連日のようにその話題が出るほどポケモンファンたちを熱狂させています。

　そんな『ポケットモンスター』の新作ですが、ゲーム中に使用できるそらとぶタクシーのポケモンがアーマーガアからイキリンコに変わったことをご存知でしょうか？

　アーマーガアがそらとぶタクシーを引退した理由を調べてみると、あるポケモンの影響が大きいことがわかりました。この記事ではアーマーガアがそらとぶタクシーを引退した理由を深堀していきます。

アーマーガアがそらとぶタクシーを引退した理由

　トレーナーを乗せて所定の場所まで運んでくれるそらとぶタクシー。前作『ポケットモンスターソード・シールド』の舞台であるガラル地方ではそらとぶタクシーといえばアーマーガアでした。

　しかし、今作ではアーマーガアが作品に登場しているにも関わらず、そらとぶタクシーの運び手はイキリンコに委ねられています。アーマーガアがそらとぶタクシーを引退した理由にはどういった背景があるのでしょうか？

　実はネット上では、今作より登場したポケモンのデカヌチャンが影響しているのではという噂が……。その根拠となる2つの手がかりをピックアップしてみました。

・アーマーガアとデカヌチャンのポケモン図鑑の説明
・デカヌチャンのハンマーの特徴

　さっそくそれぞれ解説していきたいと思います。

　まず、アーマーガアのポケモン図鑑をみると「飛行中、天敵に狙われて危険」との記載があり、タクシーの仕事が難しいと説明されています。この天敵について最も有力なのがデカヌチャンなのです。

　実際にデカヌチャンのポケモン図鑑には「ハンマーで岩を殴り飛ばして空飛ぶアーマーガアを狙う」と記載されています。これらの記載から、アーマーガアは天敵であるデカヌチャンの出現により、パルデア地方でそらとぶタクシーを続けることが困難になったと思われます。

　ガラル地方を舞台とした前作、『ポケモンソード・シールド』の公式ホームページにて、「ガラル地方の空には、アーマーガアにかなうポケモンはいない」「戦いを挑んだポケモンは、鋭い眼光と鳴き声に恐れをなして逃げ出してしまうともいわれる」などと記載されているほど強いポケモンのはずのアーマーガア。

　ガラル地方では敵なしのアーマーガアでしたが、パルデア地方では天敵デカヌチャンによりその動きを制限されているようです。

　一方でかわいらしい見た目に反し、自分の体の倍ほどの大きなハンマーを持っているデカヌチャン。このハンマーは撃ち落としたアーマーガアの羽の一部から作られているのでは？　という説が……。

　前作、『ポケモンソード・シールド』のポケモン図鑑の説明によると、アーマーガアの羽の一部は鋼でできているとの記載が。対してデカヌチャンの進化前のナカヌチャンのポケモン図鑑には「大きくて頑丈なハンマーを作るためにキリキザンの群れを襲って金属を集める」と記載されています。

　ナカヌチャンが自分のハンマーを作るためにキリキザンを襲っているということは、進化したデカヌチャンが自分のハンマーを作るためにアーマーガアを襲っている可能性は高いと言えるのではないでしょうか？

　また、ナカヌチャンからデカヌチャンに進化するとハンマーが大きくなります。より大きなハンマーを作るために体長1.6mのキリキザンから体長2.2mのアーマーガアに標的が変わったとしても不思議はありません。

　デカヌチャンが使うハンマーがアーマーガアのボディと同じ色合いであることも見逃せないポイント。しかもパルデア地方では、アーマーガアの進化前のココガラが生息しているにも関わらず、アーマーガアの姿はエリアゼロ以外ではほぼ見られません。

　アーマーガアはひこう、はがねタイプですが、ココガラとアオガラスはひこうタイプのみ。デカヌチャンは自分のハンマーを作るために羽の一部が鋼のアーマーガアを狙っており、鋼を有していないココガラ、アオガラスは襲わないのではないでしょうか。

　このことから、デカヌチャンが使うハンマーは撃ち落としたアーマーガアから作られており、その影響でアーマーガアの生息数が減ったのではないかと考えられます。

　以上のことをふまえると、アーマーガアとデカヌチャンは狩られる側と狩る側の関係であると言えるでしょう。アーマーガアがそらとぶタクシーを引退した理由にはデカヌチャンの存在を無視できそうにありません。

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