『グリム・ガーディアンズ デーモンパージ』序盤のボスを紹介。激戦を勝ち抜くためのコツは…?
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- sexy隊長
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インティ・クリエイツが贈る、2人の女子高生が戦う2D横スクロールアクション『Grim Guardians:Demon Purge(グリム・ガーディアンズ デーモンパージ)』。本作は、個性が異なる“神園しのぶ”と“神園真夜”という姉妹を使い分けながら、ステージを進んでいくゴシックホラーアクションです。
2月23日にダウンロード版が発売された本作ですが、パッケージ版が3月15日に発売されました。と、いうことで! 今回の記事では『ぎゃる☆がん』ネタを交えつつ、序盤4ステージのボスキャラを一挙紹介。インティ・クリエイツ作品大好きライター、sexy隊長がお届けします。
※以下の文章には、ステージ4までの内容を含みます。
ボスの攻略の基本は攻撃パターンの見極めにあり!
各ボスには数種類の基本攻撃があります。また、すべての体力を削ったあとは、最後の力を振り絞った強襲を仕掛けてきます。高火力なのはもちろん、特殊モーションに思わず見入ってしまったり、初見では対処法が分からず大惨事に……なんてことも。
特に本作はボスの基本火力が高く設定してある印象です。攻撃を見極めて避けることをメインに立ち回るのが攻略の肝となっているので、不慣れな方は観察してみましょう!
ひとりプレイ中は、姉妹のどちらかが倒れると再戦となってしまうので、避けるのはもちろん、倒れる前に切り替えるのが重要です。
そして、ボスは基本的に『ぎゃる☆がん』のヒロインと魔獣が融合した姿になっています! 融合していなくても、そのヒロインと何らかの関係性や意味を持った魔獣がボスになっていることも。『ぎゃる☆がん』が好きな方なら思わずニヤリとしてしまうような設定が織り込まれていますよ。
最初のステージとは思えない高い破壊力!
●ステージ1のボス“バットアグリゲイター”
ステージ1である“城門前~エントランス”の最後に待ち受けているのは、千の目で見張る蝙蝠たちが結集した大悪魔 “バットアグリゲイター”。
基本的には小さな蝙蝠の群れを使う攻撃と、巨大な大蝙蝠の姿で襲ってくるというものですが、正直最初のステージとは思えないぐらい強いのが特徴。この後紹介する次のステージのボスより明らかに強いので要注意です!
●バットアサルト
身体を構成する蝙蝠を分離して飛ばしてくる波状攻撃。この攻撃の対処法を発見できるかどうかでこのボスの難易度がガラっと変わってくるので、“バットアグリゲイター”に苦戦している方がいたら“真夜”をうまーく使ってみてください!
●バットカーブ
体格を活かして上空から強襲する体当たり攻撃ですが、バットアサルトと比べると避けやすく対処しやすい攻撃になります。油断すると痛い目に遭うのは変わりませんが……。
●ラストブラッドレッター
最後の強襲は、犠牲者から吸い上げた血液を増幅し、自分ごと葬り去る捨て身の一撃……という最初のステージのボスとは思えない攻撃を仕掛けてきます(笑)。この技は姉妹どちらかが拘束されてしまう回避不可の技になっており、初見は「えっ?」とかなり戸惑ってしまうと思います。
“くろな”と魔獣の融合体
前回の記事でも紹介しましたが、ラストブラッドレッターの最中に見られる口の中には、ハッキリと“くろな”の姿が確認できます。
どうやら学校と魔界を次元融合した影響で、こんなことになっているようで……? くろならしいっちゃらしい、『ぎゃる☆がん』ちっくな展開ですよね。
先述の通り、アクションが苦手な方だと“バットアグリゲイター”は、かなり厄介な存在のボスです。姉妹を切り替える意味や倒し方の発想などを学べるボスになっているので、ここでボス戦の基礎を学んでおきましょう!
全体的にロック魂を感じる攻撃!
●ステージ2のボス“ファジラルジャケット”
ステージ2であるオペラホールの最後に待ち受けているのは、その身にロックンロールの魂を宿したウサギ型の魔獣“ファジラルジャケット”。ロックンロールの魂を宿しているだけあってギターでの攻撃がメインになっています。
ただ、どの攻撃も前ステージの“バットアグリゲイター”に比べると避けやすいです。しっかりと基礎を学んでいれば、比較的簡単に倒せると思います。
●スクラッチビート
ギターのノイズを実体化させて放つ音波攻撃。この攻撃からボス戦が始まるので、虐殺ショーの開演を告げるという公式のややハードな説明にピッタリの攻撃ですね。規則的でゆっくりとした攻撃ですが、油断は禁物です。
●ロケンローリング
高速で舞台を跳ね回る回転攻撃がロケンローリングという最高のネーミング。バットカーブに似ているような体当たり攻撃ですが、スピードが遅く、どこに飛んでくるかも見極めやすいので落ち着くことが大事です!
●ハードクウェイク
舞台をも破壊する勢いで叩きつけるギター攻撃です! 叩きつけた勢いで飛び上がる破片に当たり判定があるので要注意ですが、こちらは回避困難。HPが低い時は素直に距離をとりましょう。ヒット&アウェイも大事です。
●ハードビートレクイエム
強襲は、ショーの終幕を飾るに相応しい、命を燃やす大演奏を魅せてくれます。その壮大な大演奏の影響でステージ上には無数のシャンデリアが降ってきます。その無数のシャンデリアを躱しきったあとには……?
“兎野葵”と魔獣の融合体
“兎野葵”は、ウサ耳がトレードマークのスーパー元気少女! バンドのギター兼ボーカル担当という設定のヒロインで、“ファジラルジャケット”の特徴であるうさぎとロックにピッタリ当てはまります!
このステージからは、ボスを撃破してぎゃる☆がんのヒロインを救出してあげると、お礼としてサブウェポンが貰えます。このサブウェポンは、先へ進む強化アイテムとしてはもちろん、一度クリアしたステージの再探索に重宝します。姉妹のサブウェポンを組み合わせて使用できることもありますよ。
足場が不安定!序盤最難関ボス!
●ステージ3のボス“ブレイズオクタヴィアン”
ステージ3・謎の洞窟の最後に待ち受けているのは、洞窟の奥底にひっそりと浮かぶ幽霊船、その船員たちの魂が集結した魔剣士“ブレイズオクタヴィアン”です。カッコイイですよね。
そんな魔剣士ですが、トリッキーな技のオンパレードです。冷気の剣から繰り出されるビームのような剣技、人魂の召喚、そしてステージの幽霊船から放たれる砲弾……など、魂の集合体である魔剣士とステージギミックが組み合わさった攻撃を繰り広げてきます。
ボス戦が始まった瞬間に幽霊船から砲撃をくらい、足場の大半を破壊されてしまいます! 落下したら即死という高難易度ステージになっているのも特徴です。
●クルップキャノン
幽霊船から放たれる砲弾攻撃ですが、これが本当に厄介! 砲弾攻撃のダメージが特別に高いというわけではなく、この攻撃に当たった時のノックバックが凶悪です。
足場が不安定な本ステージではノックバック=落下死と言っても過言ではなく、前ステ-ジみたく勢いで倒せるだろう! とたかをくくっていた筆者は大苦戦を強いられました(笑)。
●ヘルブリザード
幽世の凍える冷気を放つ強力な攻撃です。モーションから発動までが結構早く、気づいた時には避けられない! という事が多々あります。相手の動きは常に見ておきましょう。
●ゴーストマーチ
悔恨の念を持つ人魂を召喚し、けしかけてくる攻撃です。動きも遅く対処はそこまで難しくないのですが、足場が悪いステージと組み合わさると意外と厄介な存在に。
●クレイジーグライド
身体を上下分離して襲ってきたあと、時間差で剣も襲ってくるといったトリッキーな攻撃。魂の集合体である魔剣士ならではの攻撃で見た目がかっこよく、正直この技を出してくれると謎にテンションが上がります!
●最後の強襲は再戦!?
最後には凍ったステージにて“ブレイズオクタヴィアン”との再戦が待っています。前述した基本攻撃がすべて強化されるので、最後の最後まで気は抜けません。
ステージが凍ったことで落下死がなくなったとはいえ、体力があまり残っていないことも。うまく温存できるように立ち回りましょう。序盤のボスでは一番苦戦を強いられるかもしれません。
“火吹晶”と魔獣の融合体
“火吹晶”と“ブレイズオクタヴィアン”の関係性は、木刀使いである晶と魔剣士という部分でしょうか。そして『ぎゃる☆がん』のアクションイベントに「特訓!鉄球☆千本ノック!」という、晶が木刀で鉄球を打ち返すイベントがあるのですが、クルップキャノンの攻撃が似ているがゆえに、晶は魔獣と融合してしまったのでしょうか……?
ヒロインと魔獣が融合していない!?
●ステージ4のボス“タイラントガルデナス”
ステージ4である中庭の最後に待ち受けているのは、野放図に伸び茂る魔界植物のたちの中で、一際目立つ大きな植物 “タイラントガルデナス”です。“タイラントガルデナス”は、去年のTGSで体験できたステージのボスでもあったため、「あ!こいつは!」となった方もいると思います。
種子を使った砲弾攻撃のほか、自らの幼体を繰り出したり、とんでもない火力の蔦や砲撃攻撃を繰り出したりとまさにモンスター級の強さ。ボスの火力はここまでではトップクラスに高く、なおかつ避けにくい攻撃が多いため、かなりゴリ押しが難しいボスです。
●ブルーミングメテオ
自らの幼体を増やす種子を打ち上げてくる砲弾攻撃。当たり判定はそんなに大きくないので避けやすいのですが、着弾すると幼体が生えてきて次の攻撃へと変わっていきます。
●ブラッディシャワー
大地から吸い上げた血液を吐き出して足場を埋め、行動制限をしてくる攻撃。攻撃に集中していると、ブラッディシャワーに気づかずに飲み込まれることも多々ありました。
●ロングバイト
捕食してくる攻撃ですが、戻っていくスピードが遅いので、この攻撃をうまく避ければ攻撃を多く当てるチャンスに。ここを逃さないようにしましょう!
●ランペイジテンタクル
地面から血の蔦が飛び出して襲ってくる攻撃です。正直、この攻撃とビームのような砲撃攻撃の火力が凶悪なぐらい高く、真夜だと2回受けただけで倒れてしまうほど。絶対に避けたい攻撃です。
●回避不可の砲撃攻撃!?
強襲は、“タイラントガルデナス”の花弁が開きっぱなしになる姿を見せてきます。某怪獣の花獣形態を思い出しますが、不気味さが増しますね。そして何より、最後に回避不可の画面全部を埋めるような特大砲撃を撃ってきます!
“野々宮かなめ”は魔獣と融合しない!?
ヒロインと魔獣の融合体というのがお決まりでしたが、このボスで登場する“野々宮かなめ”は、融合せずに触手に捕獲されています。
“野々宮かなめ”と“タイラントガルデナス”ですが、『ぎゃる☆がん』のアクションイベントに、かなめが間違って召喚してしまった怪物と戦闘するというイベントがあるのですが、どうやらそちらの再現のようです。ファンならすぐに分かるかもしれませんね。
個性豊かなボスのグラフィックに注目してほしい!
本作のボス戦の紹介をさせていただきましたが、ぜひともグラフィックにも注目して欲しい! という気持ちも強いです。
近年、ドット絵作品のインディーズゲームが増えていますが、本作のように巨大クリーチャーのドット絵が拝める作品はそう多くなく、貴重な作品だと思います。
とはいっても本作、ひとりプレイの場合、姉妹どちらかが倒れるとリスタートとなり、戦闘中に回復手段もありません。インティ・クリエイツさんの作品の中でも若干難易度が高めに感じますが、アクションが不慣れな方だと、少し尻込みしてしまうかもしれません。
ですがご安心を。何度も何度もボス戦を繰り返していると、ヒント看板がボスの間に設置されるので、攻略のコツを教えてくれますよ! 難易度を下げても難しい……と感じる方は、このヒントを駆使してぜひ攻略を楽しんでくださいね。
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