ブラックサレナがついに真の姿に! 蜃気楼には早くもMAP兵器が追加!!【スパロボDDコラム#85】

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 バンダイナムコエンターテインメントより配信中のiOS/Android用アプリ『スーパーロボット大戦DD』の第85回コラムをお届けします。

 今回の『スパロボDD』コラムでは、イベント“闇の王子と黒の皇子”で追加された、ブラックサレナ用の“ディストーションアタックS”と、蜃気楼用の“拡散構造相転移砲(MAP)”をご紹介! 3周年からの約半年で追加されたイベント、機能なども振り返ってみました!!

SSR ディストーション・アタックS

【ユニットパーツデータ】ディストーション・アタックS



ディストーション・アタックSの評価(S)

 無条件でビーム属性の被ダメージ減少効果と全パラメータが増加。気力が10上昇する毎には全パラメータがさらに強化されるのに加え、ディストーション・アタックSの必殺技威力も増加します。

 また、気力が120以上になれば、全ての攻撃の与ダメージ増加と実弾・打撃属性の全ての攻撃のブレイクゲージ減少量増加効果が発動。これで一気に1軍に! とまではいかないものの、久々の必殺パーツ追加で、ブラックサレナも安心して編成に加えられるまでにはなりましたね。

 まずは、ブラックサレナ4つ目の必殺技となった“ディストーションアタックS”。ハンドキャノンの連射から、ディストーションフィールドを展開して体当たり、さらに増加装甲をパージして、本体であるエステバリスの姿で強烈なパンチを見舞うという連続技です。

 エステバリスの姿をさらしての攻撃は、歴代『スーパーロボット大戦』シリーズ作品では、ブラックサレナ最強の必殺技として実装されていることが多いですね。

 『スパロボDD』での戦闘デモ演出は、原作『劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-』での、火星極冠遺跡における北辰率いる北辰七人衆(夜天光&六連×6)との最終決戦を再現。ユーチャリスの艦首に乗ったブラックサレナが発艦するシーンから、“抜き打ち”により北辰との因縁に終止符を打った最後の一撃までがモチーフとなっています。

 涙のように水滴を流すエステバリスの姿が、全『ナデシコ』ファンの胸を打った、シリーズ屈指の名シーンも再現。劇場版上映前には、ブラックサレナの装甲の中にエステバリスが入っていることは秘匿されていて、両腕のハンドガン基部のピンク色もストーリー前半では暗い色に塗られていたため、いざ劇場でラストバトルを見て驚いた当時のファンも多いのではないでしょうか(筆者もそのひとりです)。

 なお『スパロボDD』では、装甲をパージしながらテレビシリーズ『機動戦艦ナデシコ』でのエステバリス(アキト機)の必殺技“ゲキガンフレア”を彷彿とさせるパンチを繰り出していますが、原作ではブラックサレナ形態でパンチを放った後に装甲が剥がれ落ちるという演出で、いくらかアレンジが加えられています。

 さて、このブラックサレナのコアとなっていたエステバリスが、エステバリスカスタムもしくはエステバリス・テンカワsplと呼ばれる機体であることは、以前にも本コラムで紹介した通り。

 こちらの機体は、ブラックサレナの装甲を装備するために、足部のダッシュホイールや腕部のワイヤードパンチといったエステバリス本来の機構はオミットされていますが、ベース機を大幅に上回るパワー性能を有しています。また、各種フレームへの換装を可能とするアサルトピット機構は健在です。

 機体形状は旧エステバリスよりも、ネルガルの最新鋭機(エステバリスの後継機)であるアルストロメリアに近くなっていますが、それもそのはず、このエステバリスカスタムこそがアルストロメリアのプロトタイプだったのだそうです。

 また他の文献では、ナデシコ(A)の艦載機だったエステバリスが木連との戦いの後、単体での有人ボソンジャンプの実験機を経てアルストロメリアの各種フレームのテストベッドとなり、やがてネルガルの会長室警備部に引き渡されたという説が唱えられています。

 これらを総合すると、アキトがかつて木連との戦いで乗っていたエステバリスが、幾多の鎧をまとって進化した果ての姿がブラックサレナである、という可能性が浮上してきます。そう考えるとラストバトルの“涙”も、積年の想いがこもった、さらに感慨深いシーンとなりますね……。

 そうそう『スパロボDD』の“3章Part2”では、原作の結末とは少しだけ異なる展開がアキトを待ち受けていました。『スパロボ』独自の“if(もしも)”とは言え、ハッピーエンドはやっぱりうれしいものですね!

SSR 拡散構造相転移砲(MAP)

【ユニットパーツデータ】拡散構造相転移砲(MAP)



拡散構造相転移砲(MAP)の評価(SS)

 無条件で移動力、攻撃力・防御力・照準値が上がり、気力が10上昇する毎にさらに攻撃力・防御力・照準値が強化。

 そして命中時には気力と攻撃力減少のデバフに、特殊属性のブレイクゲージ減少量増加効果もあり。おまけにステージ開始時に「堅固」がかかります。どれをとってもかなりの性能になっていますね。特殊オーブも強力で、所持できれば蜃気楼はかなり一線級に仕上がります。あとは「覚醒」付きの必殺があれば……。

 こちらは、前々回紹介した蜃気楼の“拡散構造相転移砲”のMAP兵器版。原作での描写からして、いずれ来るのではないかと思っていましたが、メチャクチャ早かったですね(笑)。

 原作『コードギアス 反逆のルルーシュR2』では、第11話にて蜃気楼が初登場した際に、拡散構造相転移砲も使用。蜃気楼の胸部から特殊な液体金属をプリズム状に凝固させて発射。これにビームを照射することで反射させて拡散攻撃を行うという武装で、中華連邦の量産型KMFであるガン・ルゥを一掃し、皇帝直属の騎士ナイトオブラウンズのひとりであるアーニャをして「厄介」と言わしめるほどの威力を見せつけました。

 MAP兵器版の戦闘デモ演出では、さらに両腕に内蔵されたハドロンショットを併用。ハドロンショットは、かつてゼロの愛機だったガウェインに搭載されていたハドロン砲を小型化したもの。ただし、ガウェインのように広範囲を薙ぎ払うことが可能な照射タイプではなく、光弾発射型となっています。

 原作第19話では、ロロが命がけの戦いを繰り広げる際に使用。ロロがギアスの連続使用で時を止めたこともあり、サザーランドやポートマンⅡ、ヴィンセント・ウォードといった無数のKMFを撃破しています。小型の武装とは言え、威力としては十分なものがあるといえるでしょう。しかし、第14話ではV.V.が乗るジークフリートに向けて両腕から同時発射されるも、高速回転によって阻まれてしまっています。

 “ディストーションアタックS”と“拡散構造相転移砲(MAP)”がピックアップ排出される4ステップアップガシャは3月15日(13:59)までの開催。“拡散構造相転移砲(MAP)”は期間限定排出なので、この機会をお見逃しなく!!

3周年からの半年で『スパロボDD』は大幅パワーアップ! その軌跡を紹介!!

 ここからは『スパロボDD』3.5周年キャンペーン展開中! ということで、3周年以降に追加されたイベント、機能などをおさらい! わずか半年あまりで、かなりの進化を遂げていますよ!!

【対決戦】

 まずは、3周年記念で本格開催された“対決戦”。最大8vs8のPvP形式のランキングイベントで、バトルはフルオートで進行するものの、ユニットごとに大まかな行動方針を設定できるようになっています。

 2022年3月に開催されたベータ版の正式実装で、正式開催に伴いスキップ機能が追加されました。勝敗によってレートが増減し、ランキング報酬として超改造に必要となる“機体改造素材Ⅴ”や、汎用スキルを獲得できる“ブランクオーブ”などが手に入ります!


【共闘戦】

 “共闘戦”は複数(最大15人)のプレイヤーが協力して、強大なボスユニットのHPを削って撃破を目指す、いわゆる“レイドイベント”。報酬として、スキルオーブや必殺技パーツなど、さまざまなアイテムと交換できる各種“共闘メダル”が手に入ります。メグたち女子パイロットによる“グラフディンズ(仮)”を中心としたショートシナリオが楽しめるのも特徴です。

 初期は報酬獲得までの最低与ダメージのハードルがやや高かったのですが、現在はバランス調整が入って緩和されています。


【遠征】

 “遠征”は、派遣したパイロット(同時に4人×2枠まで)の特殊スキル経験値を獲得できる放置型コンテンツ。獲得できるスキル経験値はレベル10までに限定されており、特殊スキルオーブ合成所、制圧戦交換所で交換可能なオーブのスキルのみとが対象、イベント特殊オーブは対象外、キャラごとに派遣は月2回までなど、いくつか制限はありますが、戦力の底上げが期待できます。また、まれに“限界突破素材”などのアイテムも入手可能です。

 当初は24時間経過で1回の遠征が終わり経験値100を獲得できる設定でしたが、ユーザーの声を反映して、23時間放置で経験値100が手に入るようになりました。


【スキル一括養成】

 各パイロットの基本スキルを、全てまとめて養成できるようになりました。パイロットの数が増えてきたので、目立たない改修ですが非常に助かります(笑)。

 ……といったところ! 何と言っても、3周年に伴い“対決戦”と“共闘戦”という2つのイベントが追加されたのは大きいですね。これまで使ってこなかったユニット/パイロットにも興味が湧く“遠征”もナイスな試み。『スパロボDD』を始めたばかりのプレイヤーにも、かなりありがたいのではないでしょうか。

 さてさて、3月20日(21:00)には『生スパロボチャンネル(アプリ版)』の生配信も決定。3.5周年を超えた、今後の展開が明らかになる……のかもしれません(笑)ので、みなさんお見逃しなく!

 筆者も、先日滑り込みセーフで手に入れた“HG ヒュッケバインMK-Ⅱ”を組みながら、番組を楽しませていただきたいと思います。それでは、また次回の『スパロボDD』コラムで!!





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スーパーロボット大戦DD

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: SRPG
  • 配信日: 2019年8月21日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: SRPG
  • 配信日: 2019年8月21日
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