『旗揚！けものみち』MAO役の稲田徹さんインタビュー。大のプロレス好きがプロレスラーを演じた感想は？

　11月20日（水）から第8回が放送されるTVアニメ『旗揚！けものみち』について、MAO（マカデミアンオーガ）を演じる声優の稲田徹さんへのインタビューを掲載します。

　『旗揚！けものみち』は、『この素晴らしい世界に祝福を！』の原作者・暁なつめさんによる異世界ファンタジー最新作『けものみち』をアニメ化した作品です。

　異世界に召喚された覆面レスラーのケモナーマスクこと柴田源蔵（声優：小西克幸）がペットショップを営むという、爆笑必至の異色作となっています。

　なお、本作の原作となる漫画『けものみち』（原作：暁なつめ/漫画：まったくモー助・夢唄）は『月刊少年エース』で連載中で、2019年10月時点で5巻まで発売中。Webでは原作漫画が一部無料掲載されているので、アニメが気になる方はぜひ漫画版も楽しみましょう！

●動画：TVアニメ『旗揚！けものみち』PV第2弾

プロレスラーの溢れ出すパッションや呼吸などを伝えたい！

――MAOというキャラクターへの第一印象を教えてください。

稲田：実在のMAO選手よりも、だいぶ悪そうな顔してるなぁと。

――実際に演じてみて、いかがでしたか？　演じやすかった部分や、逆に演じにくかった部分などはありましたか？

稲田：プロレスラーを演じられるという事がとにかく嬉しくて、熱苦しいまでの情熱とこだわりを持って挑みました。

　特に指示などもなく、演じやすさ演じにくさなど感じるまでもなく、終始楽しく伸び伸びとやらせていただきました。

――さまざまな個性派キャラクターが登場しますが、稲田さんのお気に入りキャラクターは誰ですか？

稲田：オークキング、あんな素敵な声だとは思わなかったです。

　コボルト奥さんの、彼女の中でだけ展開されていく昼ドラ感、メッチャ笑いました。

　キャラクターとは違いますが、主題歌を聴いた時には「コレですよ！　コレ！」と滾りましたね。

――MAOを演じる際に意識したことや注意した部分があれば、教えてください。

稲田：プロレスラーの溢れ出すパッションや呼吸など、かなり誇張はしましたが、毎回腹筋が痛くなる程全力で取り組みました。

　あと、隙あらばプロレス的なアドリブを突っ込んでいこうと狙っていました。

――アニメの収録現場の雰囲気はいかがでしたか？

稲田：ついついプロレスの話に持っていきがちでしたが、若い女の子達はよくわからなかっただろうなぁ。

　でもプロレスの話よりも、美味しいものの話の方が盛り上がってたような気がします。

――ちなみに稲田様はプロレスは好きですか？

稲田：嗜む程度です。

　ウソです、小学生でハマって以来、ずっと大好きです！

※11月10日に行われた、ケモナーマスク選手とMAO選手が戦ったプロレスイベントには稲田徹さんもゲストとして参戦し、プロレス愛を語っていました！

――最後に、アニメ『旗揚！けものみち』のファンに向けたメッセージをお願いします。

稲田：この作品を通して、プロレスの素晴らしさ、熱さ、面白さが伝われば本望です。

　少しでも興味を持ったならば、実際のプロレスにも触れてみてください。人生の楽しみが1つ増えますよ！

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