『ソウルキャリバー6』世界王者対決“デコポンvsゆっとと”は格ゲーの神様からのプレゼント!?

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 11月19日(火)19時頃よりRed Bull Gaming Sphere Tokyoで開催される“シャイニングデコポン”と“ゆっとと“の10試合先取マッチについて、2人をよく知る関係者4名のインタビューを掲載。

 本作のプロデューサーである大久保氏が「格ゲーの神様からのプレゼント」と表現した、奇跡のマッチングバトルのバックストーリーをじっくりと味わってもらいたい。

“ソウルキャリバー6 デコポンvsゆっとと 10試合先取マッチ -Undying Legend-”ティザームービー

※イベントの詳細はこちらの記事をご確認ください

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プロデューサー 大久保元博氏



――この試合を行おうと思ったきっかけは?

 私自身は『ソウルキャリバー6』の立ち上げから関わらせてもらっているんですけど、『ソウルキャリバー5』はノータッチでした。もちろんデコポンという開発メンバーが社内にいて、彼はEVOのチャンプにもなっていてっていうのは知っていたんですけど、実際に発売されてから「デコポンと闘わせてほしい」という声が思ったより全然大きくて……。もともと思ってたより、プレイヤーの皆さんのなかでネームバリューは大きいんだなと実感しました。

 そんななか、その声に対して「いつ、どんな形で皆さんの前で彼に闘ってもらうか」っていうのは、結構長い間社内で協議してまして。シーズン1の終盤という、まさにこのタイミングでゆっととくんと闘ってもらうのがいいんじゃないかなと思って企画しました。

――2人の印象は?

 ゆっととくんは、日本の大会で優勝して招待選手として同じフライトでEVOに行ったんですよ。そのときに彼と話す機会はあったし、デコポンとも社内で話す機会もあったんですけど、彼らに共通して言えるのは「あまり感情を表に出さない」ということでした。だからといって彼らの心の中が常にフラットとかというと、もちろんそんなわけではなくて、やっぱり“賭けるもの”がないとあれだけ強くなれないと思うんですよ。

 デコポンと話をしていて、「じゃあゆっととくんと闘ってもらおう」といった話をするなかで、「楽しみです。やる気あります」ということは言ってはくれるんですが、どこまで彼が魂を燃やし尽くしてくれるのかってのはちょっとわかりづらくて……。目の奥が燃えているのは見えるんですけど。

 そんななかで、この「ゆっととvs.デコポン」の闘いを電撃さんで発表させていただく数時間前に、ディレクターのマステルに「デコポンにレターを書いてもらうのがいいんじゃないか?」という意見を出したんです。するとマステルから返事があって「彼は高熱で病院に行ってますので、受けてもらえるかわからないけど聞いてみます」って感じでしたね(笑)。

 ただ、あのレターを放送で読んでいたときに、実はうるっときてしまったんですよ。僕らが企画した対決において、どんなことを見せたいのかというのを彼はちゃんとわかったうえでレターを書いていてくれて……。彼はそういった思いを受け止めてくれて、今はものすごく練習して対決に備えていると思います。

※イベント発表シーンは下記動画の【1:55:00】頃から

――大久保さんが『ソウルキャリバー』を担当したときの、プレイヤーやコミュニティの印象は?

 シリーズが6年間あいていたので、いまだに皆さんから「出してくれてありがとう!」と言っていただきます。すごくありがたいお言葉を日々いただいています。すごくマナーがいいというか、EVOJapanでもファンミーティングさせていただき、裏方で手伝ってくれたスタッフが驚愕してまして。「ペットボトル、缶、紙切れなど、何一つゴミがないです」と。すごく「いい方」が多いです。

――ほかのジャンルから入ってきたゲーマーを受け入れてくれる土壌もあると感じました。

 『ソウルキャリバー6』のプロデューサーをやらせてもらう前に『鉄拳7』のプロデューサーもやらせてもらっていたんですが、「アーケードで出してない」っていう違いがあるんですよね。おおさかくんも言ってたんですが、その違いもあってか「新しい人が入ってこないと存続しない」っていう感覚がコミュニティに強くあると思います。ほかのジャンルから入ってきた人達に対して、いかに敷居を下げてあげられるかに気を使っていただいていると、肌身で感じてますね。

――最近のeスポーツブームみたいな風潮についてどうお考えですか? 格闘ゲームにそういう概念が入ってくる前から関わられていると思いますが。

 ウチの『鉄拳』の原田もよく言ってるんですが、格闘ゲームにおいては昔から大会自体はあったので、本質は何も変わってないんですよ。制作側からすると、そこへeスポーツという波がやってきたことは、すごくメリットが大きいですね。1つは「eスポーツのために」という単語を使うと、社内でいろいろやろうとしたときにすごく通りがいい(笑)。すごくありがたい。

 ただそれだけじゃ当然ダメで、この波をブームというかバブルで終わらせないように、大会が継続して行われていって循環していく流れを作らないとまずいなと思ってますね。

 『ソウルキャリバー』においては、対戦っていうのは“いろいろある要素の1つ”ではあるんですが、やっぱり対戦のなかから生まれてくるドラマであったり、ゆっととくんのようなヒーローだったりとか、そういうのが面白いと思うんですよね。そういった要素が『ソウルキャリバー』というブランドを長く継続させていくことになるんだとは思っています。

――『ソウルキャリバー』をどういうふうにしていきたいですか?

 『鉄拳』もそうでしたし、『ソウルキャリバー』もなおさらそうなんですが、僕が思っているのは次の時代にバトンを渡すこと。僕が担当して……こけて「もう出ません」ってことには絶対にならないようにしたい。そういう気持ちもあって、立ち上げの時は「どんな世界観にしようか」という話をしっかりして今の形になったんですが、最終的には原点に戻る感じにしました。

 そして“シーズン2”もこれから始まりますけど、少しでも皆さんに期待されていることをやっていきます。発表されているキャラクター追加やクリエーションパーツの追加も当然やりますけど、それ以外にもちょっとした使い勝手みたいなところも、皆さんのご要望を受けてしっかり改善していきます。

 その先のことは……実はもともとはシーズン2も予定になかったんですけど、皆さんのおかげでできるようになったんですよ。なので次のことはまったく決まってないんです。自分がやるか他の誰かがやるかは分からないんですけど、将来『ソウルキャリバー』というものがより大きく花を咲かせられるよう結び付けていきたいですね。

――最後に、彼らにどんな試合を見せてほしいですか?

 格闘ゲームに関わらせていただいて、昨今eスポーツってことでいろんな大会を見る機会があって思うのは……僕らはもちろん魂を込めて製品を作るんですけど、世に出た後はコントロールできないってことですね。皆さんにどのように遊ばれるかとか。ただ、参加人数の多い大会は、決勝とかその前とか、必ずどこかで名勝負が生まれる。熱が高まっていってギリギリの熱い闘いが生まれます。

 今回のこのイベントも、「デコポンにいつ闘ってもらうか」というのがあったときに、日本の大会で勝ったゆっととくんに闘ってもらうのがいいんじゃないかと思って決めたんですね。

 そのあとEVOだったんですけど、正直、彼は初めての海外のメジャー大会なので、さすがにいきなり優勝は厳しいんじゃないかと思ってたんですよ。しかし彼はきっちり優勝して、結果的に今のEVOチャンプと、その1つ前の『ソウルキャリバー5』のEVOチャンプがこのタイミングで闘うという……。

 この筋書きは書きたくても書けないというか……。やっぱり、なんか“格ゲーの神様”がいて、その人からのプレゼントだと思っています。今このタイミングで昔のEVOチャンプと今のEVOチャンプが10先でガチガチの勝負をできるという……。すごくいいタイミングだと思いますし、なかなか僕らがやろうと思っていてもできないことなので、そのあたりを皆さんにも楽しんでもらいたいと思いますね。

バトルプランナー おおさか氏



――この2人が対決するとなったとき、率直にどう思いました?

 一番最初に思ったのは「なんという残酷なマッチアップをするのか」ってことですね。デコポンさんは伝説と化している超強かったプレイヤーではあるんですが、ある種「手負いのトラ」というか、やり込み続けてバリバリ実力を維持できている状況ではないので……。

 対するゆっとと選手は、「誰がこいつに勝てるんだ!?」ってレベルの現役最強選手。これはとんでもないマッチアップ企画がきたぞと。

 ただ、デコポンさんは存分にやりこめてないとは思うんですけど、『ソウルキャリバー5』のEVOのときとかは、「こいつは何を食っているんだ!?」ってぐらい強かったので、極限の闘いの中でもう一度あの顔を見れるかもという期待はしていますね。

――デコポンさんに感情移入する人も多いかもしれませんね。言ってみれば“ロッキー”というか。『5』のときの彼はどんな感じでした?

 そうですね。一番彼がとがっているのを見たのはEVO2012のときで、あのときは2デイズ(※大会が2日にかけ行われること)だったんですよ。3日目にベスト8をやるのでやや余裕はあったんです。そのとき、自分はもう少しでベスト8というところでルーザーズでデコポンさんと当たって引導を渡されたんですけど、試合前の時点で明らかに殺気立っていて、「こいつは何人殺してきたんだろ」ぐらいの雰囲気で(笑)。結果は何もできずに瞬殺されて応援に回ったんですけど、ベスト8もルーザーズとは思えないものすごい強さで駆け上がっていきましたね。

 そして決勝戦でシェン・チャンと闘ったときに、日本勢がステージ前にわーっと集まって声援を送っていて、隣にはシンガポール勢がわーっと集まっていて、日本とシンガポールのプレイヤーがズラリと隊列を組んでいる状態だったんですよ。そんななか、試合と試合のインターバルでデコポンさんがパっと振り返って、日本のプレイヤーに何か言ってるんですよ。何かなと思ってよく聞いてみると、「あと何回勝てば優勝なの?」と(笑)。こいつルール把握してなかったのかよっていう(笑)。

 そのときは、「あと何回だよ」って僕らが言っちゃうと動きが変わるんじゃないかって心配があったんですけど、結局ハメコさんか誰かが「回数はいいから、ただひたすら勝ち続けろ!」と言ったんですよね。そして日本のプレイヤーが「そうだそうだ。勝つことだけがおまえの仕事だ!」と煽ったら、そこから先は止まりませんでした。あれが強烈に印象に残っていますね。ちょっと抜けてるんだけど、闘い始めると手が付けられないやつでした。

――ゆっとと選手に対する印象は?

 皆さんが知っている『ソウルキャリバー6』の強いゆっとと選手ではなく、強くなり始める前のゆっとと選手が印象に残っていますね。ちょうどデコポンさんが『ソウルキャリバー5』をやらなくなってきた時期があって、たぶん大学を卒業して就職していった時期だと思うんですけど、あんまり私が開催していたオフ会にも来れなくなっていて。その頃にちょうど入れ替わりぐらいでゆっととくんが出てきたんですよ。中学生か高校生ぐらいの。

 そのときは平和島のイベント会場で一晩中やってたんですけど、夜遅くに大会をやるので、決勝は深夜になるんですよ。そこでゆっととくんから運営である自分に問い合わせがあって、「姉が同伴して親の同意書を持っていくから、決勝までいさせてもらいたい」と。

 そのころからずっとソウルキャリバーが好きで、片道2時間ぐらいかけて会場に来てたんですよ。そうすると決勝戦が終わったら終電はもちろんないので、朝までいたほうがいいのか、親御さんにきてもらったほうがいいのか、そういうのを一緒に考えながら、「この子はソウルキャリバーがすごい好きだし、一番楽しく遊んでもらって、よかったら成長の糧にしてほしい」と思っていたので、その頃の印象がすごく強いですね。

――あの大会は「どうせ帰れねえよ」っていう雰囲気なのが逆によかったですよね。

 隣に銭湯もありましたし(笑)。そしてあの5on5が、『ソウルキャリバー』で最初にゆっとと選手が優勝した大会じゃないかな。たもねぎさんとかと一緒にチームを組んで、すごく楽しそうにしてて。今でも笑顔で対戦してますけど、「いいなあ。変わってないなあ」と思いますね。

――そんな2人の対決はどんな闘いになると思いますか?

 結果が正直まったく予想がつかなくて……。おそらく順当な下馬評通りなら、ゆっとと選手がけっこう大差で勝つっていう予想もあると思うんです。ただ自分としては、デコポンさんの一番とがっていた時期も知っているので、なんかこう……1つ転換点になるものが試合中にあって、ブレイクスルーを起こしてすごいいいところまでいってほしいな、っていうのがあるんですよね。

 この試合どっちが勝つにしても、このマッチアップはできないまま終わった可能性もあるので、最終的にはこの2人がぶつかる機会があって本当によかったよねって思えれば。この試合を通じて1つ向こうの世界が見えたよねっていう試合になってほしい。

 あと、大会の運営をやるようになってずっと思っているのは、「怪我なく帰ってきてほしい」ってことです(笑)。そういう感情のほうが強いですね。現役のときは自分が勝つことだけ考えていたんですけど、大会の運営をしたりゲームの開発側に回ったりするとそんな気持ちになりますね。

――シリーズを長く見てきたおおさかさんにとって、今のキャリバーのシーンってどう思います?

 チャンスがすごく転がっているとは思っていて……。1回コミュニティが本当になくなりかけた時代があって、でも今はいろんな世間の流れもあって、ゲームをやらない人も「試合を見てみたいね」っていう気持ちを持ってくれ始めているじゃないですか。そういう時代まで『ソウルキャリバー』は生き延びることができたわけで。

 一方で、自分は大会運営が立場上できなくなっちゃったんで、もし自分が動けたらこういう大会開きたいなとかいうのも実はちょっとあったりして。ただ、自分は開発側で一生懸命がんばりますので、それがこの先の盛り上がりに結び付いていけばいいな、と思っています。

――プレイヤーが開発に入るリスクという点で、デコポンさんはすごい判断をしたんじゃないかと思うんですが、おおさかさんの場合はいかがでしたか?

 自分の場合、最初お話をいただいたときに1人では決められなくて、プレイヤーとしての自分も見てくれていたウチの奥さんに相談したんですよ。そしたら「新作を作るチャンスなんて普通は巡ってこないよ。やればいいんじゃない」と言われて、その一言で自分も開発に携わらせてもらうことにしました。

 そのときに、いろんなものを引き換えに差し出す形にはなるんですが、望んでも得られなかったかもしれないチャンスだったんで、受けさせてもらいました。プレイヤーとして自分がやってきたことは、他のプレイヤーの皆さんがやってくれると信じてたので、自分はこっちにいこうって感じでしたね。

――最後に、この対決をヒトコトで表すとしたら?

 キャリバーの歴史の中に残っているパンチラインの1つだと思うんですけど、“何かの半分が消し飛ぶ”と思いますね(笑)、この試合を通じて。でも、それが何なのかはまったく予想がつかないです。

プロゲーマー PGW | 神園氏



――このイベントの話を聞いたときの感想は?

 こういうイベントってなかなかないと思うんですけど、(リリースから)1年経って開発者が出張ってきたと……。これは、もう“開発とユーザーの戦争”なんじゃないかなと、私は思っておりますね。

――2人に対して思うことは?

 プレイヤー代表として、俺はゆっととくんに頑張ってもらいたい。デコポンって、当時みんなの憧れだったと思うんですけど、それがいなくなっちゃって、開発として帰ってきて……やっぱり今一緒にプレイできないじゃないですか。

 (だからゆっととくんが)うらやましいし、俺ももっと一緒にやりたいんですけど、やっぱりそうもいかないから……。こんな貴重な機会をいただいたゆっととくんは、みんなの代わりに“楽しんで”蜂の巣にしてください。

 『5』のとき、俺デコポンにぜんぜん勝てなかったんですよ。俺の目の上のたんこぶだったんですよ。で、ゆっととくんが今の俺のたんこぶなんですよ(苦笑)。

 (デコポンは)開発者として触っているとは思うんですけど、1年間“競技”してきているプレイヤーがゆっととくんなので、そこの差は結構でかいんじゃないかなって思いますね。

――どんな闘いになることを期待しますか?

 (デコポンは)すごい負けず嫌いだと思うんですよ。そんな“闘志”みたいなものが見られればと思います。現役は退いちゃってるんですけど、「やるからには本気でやるよ」ってのが見えれば俺は満足しますね。逆に「やっぱりこんなもんだよね……」って感じになったら俺は怒ります(笑)。

 逆にゆっととくんはいつもどおりやってくれればありがたいし、本当に勝ってほしいと思います。じゃないと俺も悔しいです。普段いつも負けてるんで……ゆっととくんにだけは。

――おおさかさんが「何かの半分が消し飛ぶ」と言ってたんですが、なんだと思いますか?

 あえて言うとすればですね、ゆっととvs.デコポン……EVO2012年のチャンピオンと2019年のチャンピオンが本気でぶつかったら、決戦の地である中野……完全に消滅します。ご期待下さい。

プロゲーマー PG | Shen Chan氏



――ゆっととvsデコポンの対戦カードを聞いたときの気持ちを教えてください。

 ゆっととがデコポンとエキシビジョンマッチを行うと聞いて嫉妬を感じました。というのも本来ならば相手は僕であるはずだったからです。僕は2012年以来デコポンとの再戦がないのに、ゆっととに先を越されてしまいました。

 それにデコポンは、今は開発者なので競技参戦はもうできないでしょうから、僕がデコポンとリベンジマッチをすることはできないと思います。

I felt jealous when I heard that Yuttoto is going to play against Decopon in exhibition match, because he was supposed to be me. I haven’t got my rematch since 2012, and now he gets to play against Decopon first.
And also because, since Decopon is a developer right now, he can’t compete any more, I don’t thinkI ever get my revenge match against Decopon.

――2012と2019のEVOファイナリストとして、両プレイヤーの事を良く知っていると思います。シェンチャンからみて2人のストロングポイントはどこにあると思いますか?

 デコポンとは2012年のEVOグランドファイナルで対戦しました。彼はまるで野獣の様な、強烈で激しいプレイをします。彼は相手の弱点を見つけ次第すぐにそこを攻撃してきます。

 一方ゆっととはデコポンとは少し違って、とても計算されたプレイをします。彼は慎重に相手にアプローチし、弱点を見つけたらそこを徹底的に攻撃し続けます。

 2人のプレイスタイルは似ていますが、試合へのアプローチ方法は異なります。どう違うかといいますと、デコポンのプレイは非常に直感的で、一方ゆっととはよりゲームを熟知していて、行動パターンが読みにくいプレイヤーです。
 
I played Decopon in 2012 EVO Grand Finals. He’s a bit like a wild beast – explosive and deadly. If he finds out that if you have a weak point, he’ll attack your weak point immediately. Whereas for Yuttoto, he is a bit different. He’s very calculated. He’ll approach you with caution, and once he finds out your weakness, he’ll keep abusing it over and over again.
So, both have similar play style, but how they approach the match is different. So, one is purely based on an instinct, I think Decopon plays based on instinct, and Yuttoto is more knowledge and hard reads. So, that’s the difference between both of them.

――どちらが勝つと思いますか? そしてどんな試合を見せてほしいですか?

 どっちが勝つかですか? 僕はゆっととが勝つと思います。なぜかというと、もしデコポンが-大久保さんからのシーズン2の仕事に追われていて-あまりトレーニングモードをプレイできていなかったら、到底デコポンがゆっととに勝てるチャンスがないからです。

 ただ実際には分かりません。もしかしたら彼はゆっととに勝つために秘密裏にトレーニングを重ねているかもしれません。なのでどっちが勝つかとても楽しみです。でも個人的にはゆっととになると思います。

Who do I think will win this match up? I think Yuttoto will win this match up because if Decopon hasn’t been to training mode, because Okubo san gives him too much work for Season 2- then there’s absolutely no chance that Decopon will actually beat Yuttoto. But who knows? Maybe Decopon is actually secretly training for Yuttoto. So I’m very excited to see who wins. But for me, I’ll pick Yuttoto.

――少し本筋とは離れますが、ソウルキャリバーの好きなところと、今後どうなっていって欲しいかを教えてください。

 なぜソウルキャリバーが大好きかというと、僕が7歳の時にアーケードに行ったときに出会った最初の格闘ゲームだからです。僕が7歳から10歳の頃に出ていたのは『ソウルキャリバー2』だったと思います。グラフィックとキャラクターを見て心を奪われました。それにこのゲームはいろんなタイプの武器を使って自分を表現することができ、操作を覚えやすいのが僕好みでした。

 子供の時からこのゲームを始めて15年になりますが、今もプレイし続けています。このゲームには僕が情熱を燃やす事ができる何かがあり、それは他では見つけることができないものです。僕は20年にわたり多くのゲームをプレイしてきましたが、『SOULCALIBUR』だけがその情熱をかき立てます。あなたのソウルも永遠に燃やし続けましょう!
 
Why do I love SOULCALIBUR? It’s the first fighting game I ran into when I went to an arcade when I was 7 years old. I think (during) 7 to 10 years old there was SOULCALIBUR II. I fell in love with the graphics, and I fell in love with the characters. I liked that, you can use many types of weapons to express yourself, it’s easy to pick up- The movement is easy. So, it started when I was a kid, and 15 years later I’m still playing. So, it’s something that I really have a passion for the game and it’s something which I cannot find in anything else. I’ve played so many games all over the course of twenty years, and only SOULCALIBUR can bring out that fire in me. So, may your souls always burn eternally.

イベント概要


■デコポンvsゆっとと 10試合先取マッチ -Undying Legend-

開催日時:2019年11月19日(火)19時~(予定)
場所:Red Bull Gaming Sphere Tokyo
(東京都中野区中野3丁目33-18 フェルテ中野 B1F)
入場:無料
配信チャンネル:電撃オンラインch(視聴ページは後日公開)

【対決ルール】
・10試合先取したほうが勝ち
・キャラ変更は禁止
・ステージは初戦のみランダム。以降は敗者の希望によりランダムで変更可能
・1P、2Pはじゃんけんで決める(どちらかが5勝した時点で1P、2P入れ替え)

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