PS4/PS Vita版『ラブクリア』が2020年2月27日発売

　エンターグラムは、PS4/PS Vita版『loveclear-ラブクリア』を2020年2月27日に発売します。価格は、完全生産限定版が10,000円＋税、通常版が6,000円＋税、DL版が6,050円（税込）。

完全生産限定版概要

　完全生産限定版は、描き下ろしパッケージとなっている他、さまざまな特典が付属します。

描き下ろしタペストリー“英梨と小羽の南国リゾートで心も体も開放B2タペストリー”

　南国リゾートで、心も体も解放！　英梨と小羽の魅力的なグラビアを堪能できるタペストリーです。

特製イラスト色紙“律とひまりの仲良し色紙”

　律に抱き着かれるひまり。2人の仲よし感が伝わってくるにろさんとやとみさんのサイン入りミニイラストです。

オリジナルサウンドトラック“C MUSIC”

　オープニング曲、エンディング曲のフルバージョン収録に加え、作中BGMなど合計25曲を収録した贅沢なサウンドトラックです。

アクリルキーホルダー“ひまりのちまっとアクリルキーホルダー”

　幼なじみな後輩ひまりのアクリルキーホルダーです。

主人公

浅葉樹（あさはいつき）

「ああ、僕はぼっちマンだからな！　人の気持ちがわからないんだよ！」

　基本的にいい奴ですがヒロインなどに流されるのではなく、はっきりと自分の考えをもっています（プレイヤーの行動（選択）をそのまま反映できる）。

　あまり人付き合いがよい方ではなく、友だちはあまり多くない。ですが、何事にも一生懸命取り組みをしてそれを普通のこととし物事を前に前進させます。

　人の気持ちに沿うことが得意で告白されれば照れつつもきちんとそれに応えます。

ヒロイン

幼なじみな後輩・天乃ひまり（あまのひまり）

「あ、でも今は……浅葉先輩って呼ばないといけませんね」

　微妙な距離の幼なじみ。小さいころは普通に仲がよかったですが、その後別々になり、今の学園で再開。

　男女を意識する時期を、別々の場所で過ごしていたため再開した時には何となく気恥ずかしくなったり、距離を測りかねていたりします。

　全体的に、身に付けているものや性格は品がいい。昔のあだ名は“まりりん”ですが、今呼ばれると恥ずかしいらしい。

　主人公のことを“樹おにいちゃん”と呼んでいました。新入生の中でも際立つ存在で、その性格のよさ、穏やかさから男子だけでなく、女子からも好かれています。

クールで素直なプチぽんこつ・水澄律（みずすみりつ）

「普通だと思う。一般的思考の塊」

　生まれ持っての外見の美しさと、発育のいい体で人気はありそうですが表情は乏しく、他人に対して媚びた態度をとりません。

　そのせいで周りからは、凛としていてミステリアスな才色兼備だと思われており、少々特別扱いされています。……が、じつはそんなことはありません。

　頭も運動神経もかなりよくありません。媚びていないもの、基本的にものすごく素直なだけ。思考はかなりポンコツ。ガラス細工が好き。とくにビードロが好きで、暇な休日は、一日中家でぺコンぺコン音を鳴らしています。

器量よしなツンデレ・真埼英梨（まさきえり）

「私たちはお互いのことを知らなすぎる。こんなの友だちとは言わないわ」

　主人公と同学年。同性の友だちは数人程度、異性の友だちはほとんどいません。恐ろしく美人で全学年の中でもトップクラスの人気があります。

　告白されることもしばしばですが、その度にバッサリと切り捨てることから、撃墜王的なあだ名をつけられています。人に甘えることが下手で、話していると結局憎まれ口になってしまいます。

　主人公とはつかず離れずの状態で、互いに以前から知っています。自分に厳しく、他者にも厳しいため、敬遠されることも多い。人との距離感のとりかたが上手ではないため、急接近すると戸惑ってしまう。不意打ちに弱く、思いもよらない返しをすると固まってしまうことがあります。

悪友チョロ子先輩・千代小羽（ちしろこはね）

「違うっ、誰がチョロ子だあぁあっ！　ぶんっ殴るよ！もうっ！」

　主人公の1つ年上の先輩のはずですが、見た目はまるで後輩。わがままな所が多々ありますが、愛嬌があるため見逃されることが多い。小さい妹の世話をよくしていることもあり、面倒見がよい。当人も無邪気なので、遊んでもらっているようにも見えます。

　見た目からは想像できないほどに成績がよく、逆に運動神経が悪い。ただ、運動すること汗をかくことは好きなので、苦手でも楽しそうに遊びます。なにより、ちょろい。人の話を疑うことをせずに頭からしんじたりするため、とても騙されやすい。そのため、名前をもじってチョロ子と呼ばれることもあります。

　異性からはモテますが、告白されたり断ったりするのが苦手なので野生の勘でそういう空気にしなかったり、逃げたりすることが得意。

サブキャラクター

黒須姫月（くろすきづき）

「……本当に最低の人間ですね。教科書にまで欲情ですか？」

　主人公と同じクラス。品のいい毒舌大和撫子。主人公に対してぐうの音も出ないような毒を発してきます。

　主人公のことがあまり好きではない素振りを見せます。水澄律と仲がよく、“りっちゃん”、“黒やん”と呼び合う仲。学年でもトップクラスの頭脳を持っています。

　猫が大好きで、猫のこととなると性格が変わります。また、猫を好きな人も好き。語尾に「にゃん」などの猫を連想させる喋り方をすると、その対象までもかわいく思えてしまうほどにガードが甘い。その溺愛っぷりには主人公ですら引いてしまう。

橘田ほのか（きつたほのか）

「仕方ありません。かくなる上は……こら、駄目ですよ！」

　主人公のクラスの担任教師。弱気なところもありますが、生徒思いのよい先生。物腰はすごく柔らかいが、とても頑固で、譲らないと決めるとまったく譲りません。

　特に校則や、法に関する部分に関しては、一切見逃すことはありません。スペックが高く、口の回る主人公よりも頭の回転が速い。いかにも言いくるめられそうな外見ですが、超強敵だったりします。

　数人しかいない主人公が頭の上がらない人の1人。水澄兄（玲）に好意を持っているような素振りをみせることもあります。

水澄玲（みずみあきら）

「俺の名前は玲……。王の横に“へ”その下に“一”でさらに下にカタカナの“ア”に似た文字を書く」

　水澄律の兄。それだけあって美少年。職業は消防士。律の兄だけあって、思考は少しおかしい（残念な思考の持ち主）。

　誰かが「恋人が週5日は家でゴロゴロしているヒモ男だ。どうすればいい？」と聞くと、「週2も働くなんて、ヒモとしてはかなり優秀だ。まずはそこを褒めるべきだ」とポジティブなんだかうやむやにしてるんだか微妙なアドバイスをします。ただ、信頼度はなぜかあります。

　意識の高い消防士で、火を見るたびに腹筋をすると決めています。真面目な彼は、それが女性宅で料理をつくってもらうというシチュエーションでも行います。

栗原和代（くりはらかずよ）

「何十年もコーヒーを淹れているけど、この香りに飽きたことはないわ」

　旦那さんと始めた喫茶店でしたがその旦那さんが亡くなって、1人できりもりしています。お客さんの好みを把握してて、コーヒーを淹れるのがうまい。常連の英梨に言わせると、“魔法使い”とのこと。

　基本的に温厚で、おこることはなくたしなめる。懐が広く、あの英梨をもってしても彼女には勝てない模様。最近は腰が痛いらしく、お店をお休みすることがあります。