『∀ガンダム』32話。アデスカの民の伝承から黒歴史の一部が垣間見える
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ガンダムチャンネルにて、アニメ『∀ガンダム』の第32話“神話の王”が配信中です。
『∀ガンダム』は、1999年4月9日から2000年4月14日の間、フジテレビ系列にて全50話が放送されました。『機動戦士ガンダム』誕生20周年記念作品として作られた本作は、これまでの宇宙世紀で起きた戦争の歴史を“黒歴史”と称して、全ての作品の終着点になる物語とされています。
第32話では、アデスカの民に伝わる伝承から、黒歴史の一部が垣間見えるエピソードとなっています。
天と地を貫きそびえるアデスの樹にまつわる、世界の始まりの伝承を語るシーンで描かれる天の巨人と地の巨人の姿には、どこかで見覚えのあるものがあったりします。
この伝承をヒントに、黒歴史についていろいろと考察するのもおもしろいかもしれません。
あらすじ(一部抜粋)
洋上を行くロランとソシエは機械人形のコクピットの中で宇宙服を合わせていた。
二人の楽しい時間は爆撃の音で消し飛んだ。
南アメリア大陸の北部、赤道下にある要衝の地、マニューピチの町。そこはすでにディアナ・カウンターの守備隊に占拠されていた。
ミリシャは機械人形部隊で攻撃をかけるが、町に設置された砲台によって敗退。グエンはウィルゲムの荷粒子砲で砲台ごと町を落とせと命じる。
町に住む民も犠牲になるが、強行作戦は敵の戦艦が到着する前の翌日の夜明けに予定された。
その夜、ソシエは人影を見かけ、話を聞こうとあとを追う。しかし、土地の娘(アデスカの娘、マヤリト)は秘密があるのか、ソシエを気絶させて姿を消してしまう。
ソシエを介抱したロランは、小さな足跡から岩穴を見つけ、その中に端座した壮年の男と出会った。
その男アデスカの王、クワウトルはアデスカの民が一斉に見たという、不吉な夢の話をロランたちにするのだった。
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