『アリス・ギア・アイギス(アリスギア)』は女の子がかわいいSFシューティング。アニメから知った人も一度遊んでみて!【電撃春アニメ×ゲーム】

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 コロプラのiOS/Android/PC(DMM)用タイトル『アリス・ギア・アイギス(アリスギア)』。サービス開始から5年を迎えたタイトルですが、TVアニメ『アリス・ギア・アイギス Expansion』も4月3日放送開始とあって最近『アリスギア』を知ったという人も多いでしょう。

 本記事では、そんな『アリスギア』に興味を持った人に向けて世界観やゲームシステムについて解説。物語の中核を担う少女たち“アクトレス”についても紹介します。

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『アリスギア』ってどんな世界観?

 本作をなるべく短い言葉で説明するなら、現代と未来のおいしいところ取りをした世界観の3Dアクションシューティング。

 宇宙から飛来した機械生命体“ヴァイス”の侵略をきっかけに人類は数百年前に地球を捨て、複数の宇宙船からなる“シャード”という宇宙船団で暮らしています。

 と言っても『アリスギア』の物語は「滅びに瀕した人類が~」というような悲壮感のあるものではありません。

 人類は“アリスギア(ギア)”という対ヴァイス用兵装の開発及び改良に成功しており、戦力は過剰なほど! ヴァイスがどこから来るのかや本拠地があるのかなどが不明なため根絶にはいたっていませんが、“ヴァイスよりも蜂の方が怖い”と考える人がいる程度の危険性にとどまっています。

 そういった事情から現在はいくつかの企業などがヴァイス討伐を生業としており、ときには企業同士が業績を競い合うさまがエンタメのように放送されることも。プレイヤーである“隊長”がストーリーの最初で直面している問題も“いかにヴァイスを倒すか”ではなく“振るわない業績をなんとかすること”となんとも現実的なものになっています。

 いわば『アリスギア』は“宇宙からの侵略者に必死に対抗する物語”ではなく“SF版害虫駆除業者の頑張り物語”。まじめさはありつつも、人類規模では切迫していないゆるめな世界観になっています。

 また、もうひとつ『アリスギア』を現実寄りにしているのがシャードのつくり。

 上記のとおり、シャードは宇宙船や宇宙船団ではありますが内部の構造は現実の“今”までを再現したものになっています。平成から令和の東京を再現した“東京シャード”、西部開拓時代のテキサスを再現した“テキサスシャード”など、いずれもプレイヤーにとって“知っている場所”として目に映るものばかり。

 隊長(プレイヤー)たちの所属する“成子坂製作所”も現代日本で見かけそうな外観となっています。

 物語が現代の東京を再現した東京シャードが中心に展開されることもあって、SFであると同時に日常ものアニメのようなシーンも多数。メタ的に見れば『アリスギア』の世界は未来であると同時に現代のパラレルでもあると言えるでしょう。

とにかくかわいいアクトレスたちの魅力

 人類がギアによって過剰なほどの戦力を得たのは上記のとおり。ですが、ギアの運用には適性が必要になります。

 この適正は努力ではどうにもならず、主に10代~20代の少女が天性の才能として持つもの。そのため『アリスギア』では“アクトレス”と呼ばれる少女たちが物語の中心になります。

 『アリスギア』を語るうえでアクトレスの魅力は外せないポイント。

 王道の主人公気質な子、アクトレスのフィギュアを作るモデラー女子、やたらとセリフで韻を踏むラッパー、ギャルに巫女に腹黒アイドルなどなど、さまざまな個性を持ったアクトレスが登場します。

 個人的な印象ですが、全体的に個性が強すぎて身近にいたら楽しそうを少し超えて疲れそうというライン。それゆえにゲーム内のキャラクターとしてはその尖り具合を一歩引いて楽しめるといった具合です。

 そして、ゲーム中では後述のバトルパートはもちろん、メインメニューや会話パートもアクトレスはほぼ3Dモデルで表示。これがまたかわいいんですよ! 3Dモデルといっても顔立ちは全体的にアニメ調。アニメから『アリスギア』を知った人もとくに違和感なくゲームのアクトレスに触れられるのではないでしょうか。会話にちょっとしたしぐさが入るのも3Dモデルならではの魅力ですね。

 さらに、世界観で触れたギアはメカニカルな鎧のようなパーツと武器によって構成されるもの。少女にメカ、いわゆる“メカ少女”的なビジュアルも楽しめます。

 しかも、ただかわいいだけでなく服装によっては少しセクシーさを感じられるものも。「うちの子を変な目で見ないでください!」と、どこかから怒られそうですが……。

 うーん、無理!(笑)。

難しくはないけれども遊びごたえのあるシューティング

 そんなアクトレスたちを操作してヴァイスを撃破していくのが、本作のバトルパート“任務”です。

 任務は最大で3人のアクトレスを編成。ライフルや二丁拳銃などによる射撃と、大剣やハンマーなどを使った近接攻撃、回数制の強力なアクション“ギアスキル”に攻撃などでたまる“SPゲージ”を消費して放つ“SPスキル”が主な攻撃手段となります。

 シューティングというジャンルに敷居の高さを感じる人はいるかと思いますが、本作の難易度は、ストーリーや主な期間限定イベントをクリアするくらいなら、ある程度移動しながら攻撃していくだけで問題ない程度。

 ボスである大型ヴァイスの出現しないステージなら、横に移動しながら射撃をポチポチと推していくだけでいっさい被弾せずにクリアできる任務も少なくありません。

 また、体力制のゲームシステムかつ、ギアスキルやSPスキルには無敵時間のあるものも多いので、大型ヴァイス戦もすべての攻撃の避け方を把握する必要はなし。いわゆる“ボム”のようにギアスキルやSPスキルを使って、ヴァイスの攻撃を回避することもできます。プレイに慣れるまでは、主力のアクトレスのギアスキルを合計3発程度残して、SPスキルも大型ヴァイス戦で使うようにするとよいでしょう。

 さらに、アクトレスやギアの育成要素もあり、プレイを重ねていけばアクトレスの能力も上昇させられるので主な任務をクリアしていくだけならそこまで難しいものではありません。ほかのプレイヤーとスコアなどのランキングを競うイベントもないので自分のペースで遊ぶことができます。

 しかも、今年3月には“指揮官モード”という新モードが実装。指揮官モードでは出撃する任務と出撃させるアクトレスを選ぶだけで任務をこなせるモードで、アクトレス自らが判断して実際の戦闘を行ってくれます。

 また、指揮官モードは3人のアクトレスが同時に出撃するのもポイント。『アリスギア』は、戦闘中に一時停止してさまざまなカメラアングルでスクリーンショットの撮影が行え、もちろん指揮官モードでも撮影可能。どれだけいいシーンが撮れるかはアクトレスの動きしだいですが今までは撮れなかったシーンの撮影も行えるようになりました。

 指揮官モードでの出撃は、所持している戦術計画書の数だけ連続して行うことが可能。クリアしたことのない任務のクリアを指揮官モードにお任せしたり、アクトレスやギアの育成に必要な素材を指揮官モードで入手することもできるので主なコンテンツで行き詰まることはないでしょう。

 一方で遊びごたえのないゲームかというとそうではありません。後述する“調査任務”というコンテンツでは、いっさい被弾しないことで報酬にボーナスを得られるのでゴリ押ししてもクリアできるとしても、ヴァイスの攻撃をすべて回避するのが任務内での小目的となっています。

 さらに高難度のステージになると、アクトレスやギアを強化してもなお小型ヴァイスの攻撃一発が致命傷レベル。大型ヴァイス戦までの被弾を極力抑えつつ、大型ヴァイスの攻撃パターンを把握してようやくクリアできるようなステージも存在します。

 ただ、高難度のステージは自己満足のためにクリアを目指すものやマルチプレイを前提としたもの。クリアできないからと言ってとくに困ることはありません。

 また、そもそもアクション性の強いシステムのため任務ごとに適したアクトレスを使うだけでなく、気に入ったアクトレスでさまざまなステージに挑戦してみるのも『アリスギア』の楽しみ方のひとつ。

 RPGなどのジャンルとは異なり、アクトレスと任務の相性が悪くても腕前で補える部分が広いため、特定のアクトレスに頼ったとしても理屈のうえではクリアできるという任務の幅は非常に広くなっています。

ガチャも無限に引ける!? メインにしてエンドコンテンツ“調査任務”

 アクトレスやギアの育成や強化を行ううえでもっとも重要なのが、メインストーリー2編3章をクリアすると解放される恒常コンテンツの“調査任務”。

 調査任務は提示されたマップ上の各マスをバトルをしたりアイテムを入手したりしながら進んでいき、ゴールにたどり着いたら次のマップに向かえるという内容です。

 調査任務で手に入る報酬は、アクトレスの強化に必要な経験値“アニマ”やギアの強化に必要なお金“ゴールド”、各アクトレス専用のギアなどさまざま。

 『アリスギア』はアクトレスをレベルアップさせつつ個々の専用ギアを強化していくのが主な育成要素なので、戦力アップをはかりたければとにかく調査任務を遊べばOKという構造になっています。

 さらに、“スカウトポイント”というポイントが手に入るのも重要です。スカウトポイントは一定量集めると“スカウトカード”というアクトレスの獲得に必要なチケットが手に入るポイント。

 『アリスギア』固有の言葉を避けて表現するならスカウトポイントは“ガチャチケットのかけら”。スカウトチケットは“ガチャチケット”といったところです。それが、恒常コンテンツで手に入る。つまり、育成の最重要なコンテンツを遊んでいるとスカウトまで行えるということ。

 さすがに毎日のように10連分、100連分とスカウトポイントを入手するのは無理ですが、ある程度現実的な範囲でスカウトチケットの貯蓄も行えます。

 『アリスギア』にはいわゆるスタミナ要素はないので、無限に調査任務を遊び続けることも可能。各種スカウト(ガチャ)の開催期間も20日程度と長めに開催されていることが多く、気に入ったアクトレスを無償でお迎えするのも決して無茶ではないものになっています。

オススメキャラがいない!? 『アリスギア』のアクトレス事情

 上で軽く触れましたが、本作では主にスカウトというガチャ要素で新たなアクトレスを加入させられます。

 すべてのアクトレスには☆1~☆4のレアリティが用意。☆が多いほど強化やカスタマイズの幅が広くなっています。

 では、最強キャラは? となるのが定番の流れですが、いくつかの理由により『アリスギア』には最強キャラも最弱キャラもいないと言わざるを得ません。

 まず大きな理由となるのが属性の概念。『アリスギア』ではすべてのアクトレスとヴァイスが焼夷、冷撃、電撃、重力のいずれかの属性を持っています。この属性の相性によって、攻撃のダメージが増減。
 
 例えば重力属性の攻撃は電撃属性の対象に最も大きなダメージを与え、電撃属性の攻撃は重力属性の対象に最も効果的です。また、同一属性の対象に与えるダメージは最も低くなります。この属性の相関関係はアクトレスからヴァイスへの攻撃か、ヴァイスからアクトレスへの攻撃かを問いません。

 つまり重力属性のヴァイスに対して効率よくダメージを与えられる電撃属性のアクトレスは、逆に重力属性のヴァイスからの被ダメージがもっとも大きいアクトレスということ。この属性の概念により、対峙するヴァイスの属性や自身の腕前によって最適となるアクトレスが変わってきます。

 そして、もうひとつの理由がアクトレスごとの個性。

 例えば射程距離の長い“スナイパー(スナイパーライフル状のギア)”を得意とするアクトレスの場合、小型ヴァイスの群れを安全な距離から対処できるのが長所になります。しかし、スナイパーは攻撃を放ってから次弾を撃つまでの間隔が長め。さらに低速で移動しながらの攻撃が行えないため、大型ヴァイス戦などで被弾しやすくなります。

 “デュアル(二丁拳銃状のギア)”を得意とするアクトレスなら、小回りが利きますがデュアルは射程距離が短いため安全な距離で一方的に攻撃を行うことは不得手。

 このように、どのアクトレスも一長一短。ですので、「電撃属性の小型ヴァイスの群れと戦うのに最もオススメのアクトレスは?」という特定の条件に対する回答はあっても、どの任務でも万能のアクトレスはいません。

 ただ、それでもという人のためにチュートリアル中に☆4を獲得可能なアクトレスのなかから独断と偏見で個人的なオススメアクトレスを紹介します。

兼志谷 シタラ(声優:内田 真礼)

 得意武器が長射程のスナイパーで敵に近づくことなく戦えるのが特徴。

 スナイパーの欠点について上で触れましたが、イベントの周回などの日常的にこなすコンテンツではスナイパーは便利です。

 さらに、アニメやゲームが好きでセリフ回しにはパロディが満載。小柄で褐色、しかもどことは言いませんが大きい!

 オタク女子に魅力的な属性をてんこ盛りにしたようなアクトレスです。

 かわいい!

小鳥遊 怜(声優:ルゥ・ティン)

 バズーカと大剣を得意とするアクトレス。 

 本来、バズーカは威力と攻撃範囲に優れる代わりに射撃時に足が止まりやすい兵装ですが、調査任務などで手に入る彼女専用のバズーカは別物。

 足を止めることなく射撃でき、しかも通常のバズーカよりも圧倒的に射程距離が長い“こうだったら便利”を詰め込んだようなスペックをしています。

 そんな彼女は、ある事情から他人と距離を置きがち。隊長(プレイヤー)に対して心を許しながらも微妙に素直になれないさまが見られます。

 かわいい!

一条 綾香(声優:小澤 亜李)

 連射性に優れるデュアルと手数豊富な片手剣が得意なアクトレス。上記2人と異なり、近距離戦に特化しています。

 近距離戦ではステップを刻むように一定距離を素早く移動する“ターン”でヴァイスの攻撃を回避することが重要。きれいにヴァイスの攻撃を回避できると気持ちよい一方で、遠距離から安全に狙撃するよりは被弾する可能性は高いでしょう。

 ですが、綾香は専用のギアでターン時の無敵時間を大幅に伸ばすことが可能。片手剣はガードも可能なため、回避とガードを駆使した近距離戦を楽しみやすいアクトレスです。

 そんな綾香は、いわゆる“ノブレス・オブリージュ”を教育の一環としてたたき込まれたお嬢様。

 自身は上に立って下々を守る。その志は立派ですが綾香はアクトレスのなかでも比較的若く、言ってしまえば新人寄り。自尊心の高さと実情の噛み合わなさが、本人にその気はなくても背伸びしようとしているように見えてほっこりします。

 かわいい!
 
 と、オススメのアクトレスを挙げましたが、正直なところ「顔が好み!」や「☆4のコスチュームが好き」といった欲望に忠実なチョイスが一番! チュートリアルのスカウトは何度でもやり直すことができるので、お気に入りのアクトレスを見つけましょう。

 サービス開始から5周年を迎えましたが、ほかのプレイヤーと競わない『アリスギア』はいつ始めても自分のペースで楽しめるタイトル。世界観やアクトレスのビジュアル、無限に遊べるゲームシステムなどなにかひとつでも琴線に触れたらぜひ遊んでみてほしいですね。

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