『星降る王国のニナ』10巻。セトを連れ、アズールと共にフォルトナに帰ったニナは星の民としての宿命を知る
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漫画『星降る王国のニナ』最新10巻が、3月13日に発売されました。
身代わり王女の過酷な運命を綴る『星降る王国のニナ』
亡くなった王女と同じ瞳の色を持つニナは、孤児から一転王女の身代わりとなる――。
『星降る王国のニナ』は壮絶な“星の下”に生まれたニナが、運命に抗い、さらには二人の王子に愛されて、自分の気持ちにどう向き合っていくのかが大変気になる内容です。
自分に存在価値を与えてくれたアズールを守る為に、敵対国に嫁いだニナですが、持ち前の明るさで、敵対国ガルガダの冷酷な王子セトとも打ち解け、新しい恋が始まりそう…! という時に、アズールがニナの為に無謀にもガルガダへ乗り込んで来てしまうのです!
せっかく心を開いてくれたセト王子は、裏切られたと思いニナを殺そうとしますが、ニナへの愛情で、彼女を守るため心を閉ざして人形のようになってしまいます。切ない…。
この、セト王子と仲良くなっていく描写が、アズールと恋に落ちるまでよりも丁寧に描かれている為、筆者はセト王子派です!
新天地で新しい恋を見つけて幸せになろうと思っていたのに、無茶してまで会いに来て惑わせないで! でも実際イケメン王子二人を惑わせているのはニナちゃんなのですが。
「私の為に争わないで!」という三角関係が好きな方は、ぜひ本作を読むことをおススメします。
ニナちゃんが二人いれば…。いや、最終的にはどちらとも結ばれず聖女のような存在になるんだ…。セトに対する愛情は恋愛というより母性、とかならないでくれぇぇぇ!と思い悩むこと必至です。
『星降る王国のニナ』最新10巻の内容は?(商品紹介ページより)
瑠璃色の瞳を持つ少女ニナは、アズールの命を救うため、偽りの花嫁として、大国ガルガダに嫁ぐことに。
愛を知らぬセト王子との距離も縮まり、共に生きる決意をした矢先、フォルトナ国の使者としてアズールが現れる。
侍女ヒカミがセトを毒殺しようとしたことが発端となり、ニナは監獄グリフィゲルドに収監されてしまう。監獄長に命を狙われたニナだったが、アズールに救われ窮地を脱する。
一方、ニナの偽りを知ったセトは、すべてに終止符を打つためニナに襲いかかる。セトの絶望を知り、自らの罪に気づいたニナはセトとの約束を果たそうとするが、その代償は思いがけないものだった。
殻に閉じこもったセトを連れ、アズールとともにフォルトナに帰ったニナは星の民としての宿命を知る。
それぞれの愛が試される究極の王宮ファンタジー第10巻!
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