『呪術廻戦』2期のキャラや収録の印象を中村悠一、榎木淳弥ら声優陣がイベントで語る

文: 電撃オンライン

公開日時: 2023年03月31日(金) 18:44

　3月25日の“AnimeJapan 2023”にて開催された、“TVアニメ『呪術廻戦』AnimeJapan 2023 スペシャルステージ”のイベントレポートが到着しました。

　以下、リリース原文を掲載します。

AnimeJapan 2023　イベントレポート!! 榎木淳弥(虎杖悠仁役)、中村悠一（五条悟役）、遠藤綾（家入硝子役）登壇第2期キャラクターやアフレコ収録の印象を語る!!

　「週刊少年ジャンプ」（集英社刊）にて連載中、シリーズ累計発行部数7,000万部を突破している大人気コミック『呪術廻戦』（芥(あくた)見(み)下々(げげ)・著）。

　2020年10月から2021年3月までTVアニメ第1期が放送され、国内のみならず全世界で大きな反響を呼びました。

　初の映画化となる『劇場版呪術廻戦 0』は、全世界興行収入265億円の大ヒットを記録し、一大ムーブメントを巻き起こしました。

　そして、待望のTVアニメ第2期が7月6日から毎週木曜23:56～より、MBS/TBS系列全国28局にて放送開始となります。

　3月25日（土）の「AnimeJapan 2023」にて、TVアニメ『呪術廻戦』AnimeJapan 2023 スペシャルステージが開催され、榎木淳弥さん(虎杖悠仁役)、中村悠一さん（五条悟役）と、『呪術廻戦』のイベントでは初参加となる遠藤綾さん（家入硝子役）が登壇。

　第2期の最新情報とともに、キャラクターやアフレコ収録の印象を語ったステージのイベントレポートが到着しました。

　7月からの放送に向けて、すでに第2期のアフレコ収録がスタートしている本作。

　第2期で最初に描かれる「懐玉・玉折」で劇場版からの時間軸で約11年前の五条を演じる中村さんは、「『劇場版呪術廻戦 0』でも、過去をワンシーンだけ演じていたが、今回は、じっくりと若い頃の五条を演じている。面白くもあり難しいところだと感じています。まるで新キャラクターを演じるような気持ちで収録に臨んでいます。」とアフレコの印象を語り、同じく同級生として登場する家入役の遠藤さんも「現在の硝子の印象は、アンニュイで表情も大きくは変わらないクールな性格に見えます。でも11年前の彼女は、今と違って表情がコロコロと変化する。大人の硝子になる片鱗はみせており、同じ人間なんだなと実感しながら演じています。どんなことが彼女にあったのかなと気になっています。」とキャラクターの印象を語った。

　ステージの前日には、「懐玉・玉折」のキービジュアルが発表となり、スクリーンに改めて映し出されたビジュアルを見て、榎木さんが「キラキラしていますね。未来に向かう疾走感がある爽やかなビジュアルです。」と感想を述べ、中村さんも、「呪いと戦うというテーマや、重い物語が語られることが多いが、「懐玉・玉折」は”青い春”がテーマになるので、それが良く表れているビジュアルだと思った。」と語る。

　そして、明るい表情をみせる過去の五条と夏油について、「この「懐玉・玉折」のエピソードを見て頂くと、より本編が深く分かると思います。ぜひ見て頂きたいお話です。」と気持ちを込めて語った。

　そして、最新情報の発表へと移り、第2期初のアニメーション映像を収録した「懐玉・玉折」PV第1弾がステージで解禁されると、会場から大きな拍手が沸き起こる。

　また、「懐玉・玉折」PV第1弾で登場する注目の新キャストもあわせて解禁となった。

　天内役のキャスト・永瀬アンナさんについて、榎木さんは「PVで一言声を聴けましたが、原作を読んでいる方には、イメージがぴったりだったのではないでしょうか。」とコメント。

　作中で天内との関係性が描かれる五条について、中村さんは、「教育者の立場ではないため、虎杖たちと接する時とは違った雰囲気で演じていくことになる。」とコメント。

　すると、榎木さんが「若い役に入っていくのは難しいですか」と疑問を尋ね、中村さんは「難しいです。」と即答。「描かれていないエピソードを踏まえた上で、今の時間軸の五条になっている。まだ世の中を知らず、経験値が低いがゆえに自信家なところがあるので、全方位に尖っている雰囲気が出てくるといいなと思って演じています。」と語る。

　これを受けて遠藤さんも、「アフレコで五条の声を聞いていて、大人じゃないので変に力が入っている様子が感じられました。エネルギーをどこに持っていけばよいのか分からないようなもどかしさがあり、演技を変えて若いキャラクターを作っているところに感心しました。」と中村さんの演技について触れた。

　しかし、そんな遠藤さんも、収録の難しさに直面している様子で、「アフレコで何度も試してキャラクターを作っていきました。色々な方向性でディレクションを頂き、答えを導いていったので、ぜひオンエアで見ていただきたい。」と放送への期待感を語った。

　そして、同じくキャスト解禁された伏黒甚爾役の子安武人さんについては、「キャストが子安さんだと聞いてしびれました！予想できなかったです。」と榎木さん。

　中村さんも、「アフレコで一言だけ聴いて、とてもかっこ良かったので、本人にもそう伝えました。」と感激した様子でコメント。子安さんの演技も「早く映像を見たいです。」と感想をこぼした。

　最新映像やキャスト情報が一挙に解禁となり、大盛り上がりとなったイベントはあっという間に終演の時間に。

　最後にキャスト陣一人一人よりメッセージが贈られた。

　榎木さん「PVを見て頂けるとお分かりになると思いますが、とても気合を入れて作品を作っています。「懐玉・玉折」だけでなく、「渋谷事変」まで描かれます。ここではまだ語ることはできないのですが……個人的にもこの２つの章はとても面白くて、バトルも多いので、『呪術廻戦』らしい魅力的なアクションシーンを楽しみにしてください。」

　中村さん「収録はもう始まっていて、いつも原作と照らしあわせながらシーンの確認をするのですが、今回、原作をかなりボリュームアップして膨らませています。原作をご覧になっている方もアニメを観ていただいて、演出の強化を楽しんでいただきたいです。今回は、バトルシーンもそうですが、派手なエピソードになると思います。7月まで楽しみにして頂ければと思います。」

　遠藤さん「『呪術廻戦』のイベントは初めてなので、楽しみにしておりました。私自身も楽しみだった過去編になるので、どんな硝子ちゃんが見られるのか、今からオンエアが楽しみです。制服姿の硝子が見られる貴重な機会ですので、ぜひ目に焼き付けてください。」