ローグライク要素のある『Against the Storm』『Rogue Legacy 2』などに投票【ライターが選ぶ電撃インディー大賞2023_01】

柏又
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 4月23日(日)23:59まで投票受付中の、みんなが選ぶおすすめインディーゲームを決める“電撃インディー大賞2023”

 本記事では、電撃オンラインのライターによる電撃インディー大賞2023の1~3位と、各部門の投票例を紹介します。どんなタイトルが選ばれているのか参考にしてください。

電撃インディー大賞2023に1位としておすすめするタイトル

Against the Storm

 ランダムで獲得する建物の設計図を利用して、アドリブで開拓地を発展させるローグライク要素のあるシティビルダーゲーム。開拓地が発展するのに比例して厳しくなる環境のもとで、いかに目標である名声を得るかというバランスが絶妙です。

 名声を得るための道のりはひとつではないので、ランダムで与えられるものの中で自分なりの正解を見つけていく過程がとても面白いです。アーリーアクセス中ながら非常に完成度の高い出来栄えで、追加要素やバランス調整を楽しみながらできるあたりも嬉しいところですね。

電撃インディー大賞2023に2位としておすすめするタイトル

Rogue Legacy 2

 世代を越えてダンジョンを攻略するローグライクアクションの続編。主人公が死ぬとランダムで能力が選ばれる子孫にキャラチェンジする基本はそのままに、家宝の入手で行動範囲が広がるメトロイドヴァニア要素や、スピンキックを活用して障害を踏破するアスレチック要素などが盛り込まれて、軽快かつ遊び応えのある内容に生まれ変わっていて最高です。

 難易度も細かく調整可能。アクションが苦手な人でも、ある程度がんばれば楽しめるあたりもよくできています。

電撃インディー大賞2023に3位としておすすめするタイトル

Cult of the Lamb

 謎の神によって死の淵からよみがえった子羊が、その神をたたえる教団を設立し、運営しながら自分を死に追いやった教団との死闘を繰り広げる、運営+ローグライクアクション。登場するキャラクターはみんな可愛いのに、運営するのは生贄やら洗脳やらエグイ要素てんこもりの教団というギャップがたまらないですね。

 カルト宗教あるあるネタを、ネタにとどまることなくしっかりゲームとして成立させているあたりがよくできています。アクション部分も回避と攻撃のバランスも取れていて楽しいです。

アクションが気持ちよかった作品

アノー:ミューテーショネム

 サイバーパンクな世界を舞台に、主人公アンが自身の謎を追うアクションアドベンチャー。主人公がバトルスーツをまとって近接と銃を織り交ぜて戦うアクションは非常に軽快で、難易度はやや高めではあるものの、繰り返しやって学習すればなんとかなるレベルです。

 ボスバトルでは、相手の防御を削り切ると一気に大ダメージをたたき込めるようになっていて、爽快感がかなりあります。2Dと3Dが融合したようなグラフィックは素晴らしいの一言につきますね。

マルチプレイが面白いと思った作品

Deep Rock Galactic

 鉱物資源豊富な惑星ホクシーズで、ドワーフたちが採掘やエイリアン退治に従事するアクションゲーム。最大4人協力プレイが可能です。毎回自動生成されるマップは、ほとんどの地形がつるはしで破壊可能で、かなり自由度の高い攻略方法ができます。

 協力プレイでは、選択可能な4つのクラスのキャラクターがそれぞれの特技を生かして、ミッション達成に向けて協力していくのが楽しいですね。協力プレイとはいってもそこまで役割的な縛りは少なく、気楽に遊べるところも悪くない感じです。

バッドエンドを堪能できた作品

Strange Horticulture

 薬草店の店主となって、来店する客に適切な薬草を処方するアドベンチャー。主人公は、薬草を処方していくうちにオカルティックな事件に巻き込まれていくわけですが、キーとなるキャラクターにどの薬草を処方するかでストーリーが分岐していくシステムとなっていて、エンディングも複数存在します。

 もちろん、ハッピーエンドもあるわけですが、バッドで終わった場合でもしっかりとストーリーが作られていて味わい深いです。

コスパがよかった作品

Dorfromantik

 六角形のピースを並べて、ヨーロッパの田園風景を作りながらスコアを稼ぐパズルゲーム。ルール自体は簡単ですが、与えられたピースのなかでスコアを稼ぎ出すのは、なかなか頭を使います。田園風景に癒されながらゲームを遊んでいると、あっという間に時が過ぎてしまうなかなかの時間泥棒です。

 プレイ時間や難易度によっていろいろとモードも選べますし、オンラインランキングにも対応しているので競争心もわきます。1,420円という価格で、これだけのクオリティとやり応えのあるゲームは、なかなかお得じゃないのかなという感じですね。

記憶を消してもう一度遊びたい作品

Lost in Play

 現実とファンタジーが入り混じった異世界に飛ばされてしまった兄妹が、帰宅を目指すポイント&クリックタイプのアドベンチャー。謎解きの仕掛けが非常に秀逸で、頭をひねって考える面白さと解けた時の達成感が初回プレイでしか味わえないのがもったいないくらい。

 途中で遊べるミニゲームも、これだけ別モードで抜き出して遊びたい魅力がありますね。また、家へ帰るまでの道なりも奇想天外がシーンが目白押しで、先が見たくてわくわくしてきます。


柏又:実は今年でゲームメディア業務30周年となった初老の人。面白いものを探す生活は終わりが見えないです。


“電撃インディー大賞2023”概要

投票期間:2023年4月23日(日)23:59まで
対象タイトル:投票者の方がこの1年間でプレイしたインディータイトル
応募資格:日本国内に在住の方
投票方法:“電撃インディー大賞2023”投票フォームより応募してください。1人1回の投票のみ有効となります(2回目以降は無効)。詳細は投票フォームをご参照ください
プレゼント:投票した方の中から抽選で3名様にAmazonギフト券3,000円分をプレゼント

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