サービスが終了する前に『リゼロス』約2年半の思い出を語ろうか。担当ライターによるアリーナ歴代強キャラ10選！

文: コジ

公開日時: 2023年04月06日(木) 17:40

最終更新: 2023年08月28日(月) 23:00

　セガのiOS/Android用アプリ『Re：ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories（リゼロス）』が、5月12日11時をもってサービス終了となります。

　『リゼロス』では、原作者・長月達平先生が監修したオリジナルストーリーや、期間限定のイベントストーリーをはじめ、アニメストーリーの追体験、奥深いキャラ育成、そして他のプレイヤーと戦うことができるアリーナバトルなど、さまざまなコンテンツを楽しむことができました。

　この記事では、2020年9月9日の配信開始から本作をプレイし続けてきた筆者（コジ）が、これまでのアリーナで活躍してきた強キャラクター10人を紹介していきます！

強キャラ①　“【食いしんぼう】ミミ”

　1人目は赤属性の“【食いしんぼう】ミミ”。2020年9月9日の配信日に実装され、アリーナメダル交換所でキャラクターのかけらも入手できたため誰もが入手しやすいキャラでした。

　最大の特徴はなんといっても”被攻撃時、自身のHP15％回復”の自動発動スキルを持っていること。倒すのがかなり困難で、お互いに“【食いしんぼう】ミミ”が1人ずつ残ってしまい、終わらないバトルを繰り広げる、なんてこともありました。

　実は青属性の“【大精霊の遊び心】パック”を育てれば簡単に倒すことはできたのですが、配信直後ということで複数のキャラを育成する余裕はなく、対策がままならなかった頃の強キャラとして君臨していました。

強キャラ②　“【紳士の空中散歩】ロズワール”

　2人目は、紫属性の“【紳士の空中散歩】ロズワール”。2021年2月16日に実装され、かなりの長期間、どのデッキにも入っているくらい必須級の強キャラでした。

　強さのポイントは、敵が3回行動するごとに味方全体に“HP10％回復＋弱化効果1個解除＋防御強化＋抵抗＋無敵“が自動発動すること。これにより、パーティが崩されることがほぼなく、スキル3による味方全体の“弱化効果全解除＋HP30％回復“もあいまってパーティの守りの要として重宝されました。

　相手に“【紳士の空中散歩】ロズワール”がいる場合は、3回の行動で敵1体にトドメを刺すという針の穴を通すような立ち回りが必要で、2021年4月27日に自動発動スキルを封じる“散漫“を持つ“【武将さんじょー！】ミミ“が実装されるまではまさに独壇場でした。

強キャラ③　“【騎士の中の騎士】ラインハルト”

　3人目は、黄属性の“【騎士の中の騎士】ラインハルト”。2021年5月26日に“心想の迷宮“の報酬として実装され、コンテンツをクリアすれば誰でも入手できるキャラでした。

　敵単体に防御無視のダメージを与えるスキルを持ち、敵をほぼ一撃で倒せるほど強力無比。専用の記憶結晶でターン終了時に“クールタイム減少“を発動できたので、スキルの回転率もよく最高峰のアタッカーとして君臨し続けました。

　黄属性で敵の属性を問わず安定したダメージを与えられたので、クリティカル時に追加ダメージが発生する“【トロピカルメイド】ラム“、味方のHP回復時に“クールタイム減少＋攻撃強化“を発動する“【賑やかな夢幻術師】シオン“など、のちに実装されたキャラと組んでアリーナに限らずクエストでも長きにわたって活躍したのが印象的でした。

強キャラ④　“【魔女のお茶会】エキドナ”

　4人目は、紫属性の“【魔女のお茶会】エキドナ”。初のフィールド効果を持つキャラとして2021年7月31日に実装されました。

　フィールド効果を発動時すると、敵味方の行動ゲージが200％減少して強化効果もすべて解除されるため、バトルが実質仕切り直しに。当時はこのキャラのリーダースキルも含めて紫属性は素早さに恵まれており、フィールド効果を発動するたびに先手が取れるという有利な展開にできました。

　スキル3は”攻撃力減少＋防御力減少＋回復不能＋強化不能”という4つの強力な弱化効果を敵全体に一気に付与できるのですが、弱化効果が効きやすくなるフィールド効果も相まって、うまくハマると圧倒的な強さを見せてくれました。

強キャラ⑤　“【満たされぬ飢渇】ダフネ”

　5人目は、赤属性の“【満たされぬ飢渇】ダフネ”。2人目の魔女として2021年10月28日に実装され、敵味方全体のHPを毎ターン減少させていく”飢餓”のフィールド効果を持っていました。

　このキャラはHPが高く被ダメージ時にHPが回復するので耐久面が優れており、さらに被攻撃時に反撃して敵に”飢餓”を付与します。本人には”飢餓”が効かないため、フィールド効果と反撃時に付与する”飢餓”により、ほかのキャラはどんどん戦闘不能になっていき、最後にはこのキャラだけが生き残るという強力なキャラでした。

　敵の攻撃を跳ね返す”反射”を持つ”【とっておきの花畑】エミリア”、クールタイムに関わらずスキルが使える”愛情”を持つ”【村の演奏会】ペトラ”など、のちに実装された赤属性キャラと組んで長く活躍し、1月末に実装された”【執事兼用心棒】ガーフィール”や”【世界を浄化する拳】ミネルヴァ”が実装されるまで天下は続きました。

強キャラ⑥　“【世界を浄化する拳】ミネルヴァ”

　6人目は、青属性の“【世界を浄化する拳】ミネルヴァ”。味方のHP回復量に応じて敵の最大HPを減らす奇禍ダメージを引っさげて2022年1月28日に実装されました。

　奇禍ダメージは、攻撃力や防御力に関係なくダメージを与えられ、“無敵“でも対処できない防御不能の攻撃。強力無比な性能を持って登場しましたが、この攻撃で敵を戦闘不能にすることはできず（最終的にHPが1残る）、青属性にトドメを刺せるキャラが不足しており、実装直後はそれほど活躍しませんでした。

　強さを発揮し始めたのは強力なアタッカーの“【切れ者甘味店長】アナスタシア“が実装されたあたりから。味方の素早さを増加する“【おめかしパーティ】エミリア“や味方に“素早さ強化“をかけられる“【愛情たっぷりケーキ】レム“など、当時の青属性は素早さ面で優位に立てたため、先手を取って一気に相手を殲滅する展開にできました。

強キャラ⑦　“【愛竜の背に】オットー”

　7人目は、青属性の“【愛竜の背に】オットー”。2022年3月24日に実装され、無料で100連ガチャを引けたので入手できたプレイヤーも多かったのではないでしょうか。

　このキャラの強みは、緑属性キャラと組むと“被ダメージ上限8000“が発動すること。これで敵の攻撃に耐えている間に本人のスキル効果によって味方の素早さが上昇していき、バトルが長引くほど有利な展開になりました。

　直後に実装された緑属性の“【愛を満たす色欲】カーミラ“との相性もよかったほか、赤、青、緑属性と比較的自由に組めたので、“【愛竜の背に】オットー”を軸にさまざまなパーティが誕生しました。

強キャラ⑧　“【魔王という宿業】ロズワール”

　8人目は、赤属性の“【魔王という宿業】ロズワール”。”勇者エミリア”という三部作からなる大作ストーリーイベントの関連キャラとして2022年6月1日に実装されました。

　味方3人との連携攻撃、強制的に1人を5ターン進める”経刻”、”無敵貫通＋最大HP減少＋復活不能”の効果が付いた全体攻撃、4ターン獲得ごとに自身をバトル開始状態に戻す”遡行”など、強力なスキル効果がふんだんに盛り込まれたキャラでした。

　実装直後は味方のHP回復時に“クールタイム減少“がかかる“【賑やかな夢幻術師】シオン”と組んでターンを獲得しまくる戦術が発覚。以降も“【あなたに捧げる踊り】ラム”、 “【しゃぼん玉といっしょ】ベアトリス”、“【気だるさに身を任せ】セクメト“など強い赤属性キャラに恵まれ、長い間第一線で活躍し続けました。

強キャラ⑨　“【強気なチアガール】ラム”

　9人目は、2022年10月31日に実装された緑属性の“【強気なチアガール】ラム”。通常状態の攻撃を受けない“幻化”、キャラの属性を変える”属性変化”、生存キャラを身代わりと入れ替える”現世再現”などのスキル効果が追加されて混迷を極めるなか、それに終止符を打ったキャラです。

　このキャラは必中する敵全体への“行動ゲージ100％減少“を持っており、バトル開始時に先制発動することから先手を取ったままターンを獲得しまくって敵を圧倒。加えて、敵の属性をランダムに変える“属性変化“と敵パーティの属性がバラバラであるほど本人の攻撃力と素早さが増加する自動発動スキルの相乗効果でスキル3の全体攻撃が凄まじい威力を発揮しました。

　続けて実装された“舞踏“を持つ“【ひたむきなチアガール】レム“との相性も抜群で、しばらくは緑属性パーティのライバルがいない状態が続きました。