ブーム直撃世代が『ミニ四駆 超速グランプリ』CBTを遊んだ感想は?

まさん
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 バンダイナムコエンターテインメントが開発中の、iOS/Android用アプリ『ミニ四駆 超速グランプリ』。本作のクローズドβテストをプレイしたライターによるレビューをお届けします。

 『ミニ四駆 超速グランプリ』は、TAMIYAとコロコロアニキが完全監修する本格派のレーシングアプリ。実際に売っているミニ四駆のように自由なカスタマイズをして、自分だけのミニ四駆を作ることができます。完成したマシンで『ダッシュ!四駆郎』や『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』など歴代のミニ四駆漫画に登場したレーサーたちと勝負したり、オンラインで全国のレーサーと遊んだりと、作るだけではなく熱いレースバトルも体験できるアプリとなっています。

  • ▲実在のミニ四駆パーツを3Dスキャンで取り込み、リアルに再現されたモデルも見どころ。子どものころにミニ四駆を遊んだ大人の心を刺激する作品です。

 この記事では、10月30日~11月6日の間に行われたクローズドβテスト(CBT)で判明したことを中心に、本作の魅力をお届けします。なお、CBTはガシャでレアなパーツが出ないようになっているなど、一部特殊な仕様や画面になっているため、実際のサービスとは異なる場合があるのでご了承ください。

おもちゃじゃないや! アプリのレーサーミニ四駆だ!!

 今を生きる20~40代くらいの大人たちが、少年少女のころに直撃したミニ四駆ブーム。第1次ブームの『ダッシュ!四駆郎』と第2次ブームの『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』のどちらかのアニメや漫画を見たことがあったり、漫画に登場するマシンが欲しくなったりした人も多いと思います。もちろん、自分もその1人です。アバンテがどこにも売ってねえ!

 いや~、懐かしい。四駆郎がエンペラーと並走しながらガイドスティックでコントロールするところを真似したくて一緒に走ってみたら、ミニ四駆のスピードに追い付けなくてはるか彼方まで走っていった愛機が壁に激突したとか、そんな子ども特有の懐かしいエピソードが頭をよぎります。なんの話をしてるんだ、自分は。

 今回のアプリは、そうした30代な我々の心をスパイクタイヤでガツンガツン殴りつけてくる超本気の作品! だって、もうOPムービーからして気合が違いますよ。見てください!

 かつてミニ四駆に夢中だった子どもが、大人になってどこかの知らない町の模型屋の前を通り過ぎる。そこでは、今も子どもたちがミニ四駆に夢中という実写ムービー……。こんなムービー普通入れないでしょ? ゲームと全然関係ないもん。導入からして涙腺がヤバいですよ。80年代から90年代の匂いがただよいまくり! 

 とはいえ、もちろん懐かしさだけではなく、ゲーム自体は最新のアプリなのでご安心を。ピンクのシャーシ姿がかわいらしいガイドキャラのシャーシちゃんに従ってチュートリアルを遊べば、すぐに童心へ帰れる作りとなっています。

  • ▲チュートリアルや、やることのヒントなどでよくお目にかかるシャーシちゃん。ガイドキャラなのに、やたらとキャラクターが立っています。

 さて、このままだと延々と思い出を語る羽目になるので、さっそく始めましょう。初期のミニ四駆にあったレーサーの人部分が苦手であえて装着しなかったとか、スパイクタイヤからツルツルのタイヤになったのがカッコ良かったとか、いかん、思い出を語り始めてしまった。

 だって仕方ないじゃないですか! チュートリアルで最初に1つ目の愛機を選ぶ時点でズルいですもん。3つのマシンから1つを選ぶのですが、チョイスがわかりすぎてますよ。アバンテJr.に、ダッシュ1号皇帝(エンペラー)に、マグナムセイバー! 

  • ▲自分は最初にアバンテJr.とエンペラーのどちらにするかで小一時間悩みました。

 それまでのオフロードなイメージからシュッとした都会的なシャーシとタイヤに変化。細めで美しいボディにみんながトリコになって、どこに行っても売り切れ続出で買えなかったアバンテJr.だ! さらに、『ダッシュ四駆郎』の主人公・四駆郎が使っていたことで特別感があったエンペラー! フルカウルミニ四駆で再ブームを巻き起こした豪のマグナムセイバー! こんなの選べませんよ土屋博士!!

 いや、まあ、選ばなかったマシンも手に入るようなので、最初にそれほど悩まなくてもいいのですが……。死ぬほど悩みに悩んだ結果、当時親が百貨店で並んで買ってきてとてもうれしかったアバンテJr.を選択。今見てもスタイリッシュで完成度の高いボディですよね。

 入手したら、いざ箱を開封の儀。って、えっ、ちょっと待って。箱を開けるところから組み立てるムービーまであるの? すげえ! なんか、今回のレポート。ただただ、子どもに戻って興奮してるだけになってきましたよ!?

 ムービーを見るだけで、そういえばこうやって組み立てていたな……と記憶がギュンギュンよみがえってきます。ボディキャッチ(ボディとシャーシをつなぐ後ろの部分)をハメて、横に90度カチッと回して完成。まだチュートリアルだけでゲームすら始まってないのに、もう組み立てムービーだけでワクワクしてきました!

  • ▲手に入れたパーツも、いちいち開封する手順が入るのがコダワリ。細部をきちんと再現する方向のリアルさがうれしい!

歴代レーサーとミニ四駆バトル! オレのマシンはコレだ!!

 ミニ四駆なので、当然気になるのはレース部分。作るのも楽しいのですが、最大の目的はレースで走らせることですからね。オートで走るミニ四駆を見て、運を天に任せながら勝利を祈るのも楽しみでした。本作でも、レース部分のコダワリは完璧。

  • ▲まず最初に、ミニ四駆のスイッチを自分で入れるところから始まります。細かいですが、重要な描写ですよ。あるとないとじゃ大違い。
  • ▲ちゃんと現実のような手順を踏むので、自分でミニ四駆を走らせている感覚があります。自分たちの世代が、自分たちのために作ってるアプリだ……!

 最初にスイッチを入れて少し浮かせた状態でミニ四駆を持ち、シグナルとともに離してスタート。走らせる段階から心が少年に戻っていく……。レース中の実況を聞きながら愛機の行方を見守る感覚は、本物のミニ四駆と同じです。


▲カメラ視点を変えてコース全体をながめることや、試合後にリプレイを見ることも可能。レース自体のスキップもできるので、忙しい人でもサクッと遊べます。

 何よりうれしいのは、スピードを左右するのがあくまでも事前のカスタマイズと電池のみという部分。ゲームなのでレース中にボタンをタップして早くなるといった要素を入れたくなりそうですが、レース中に何かをさせる要素はいっさいありません。わかり過ぎている。

  • ▲レース前に、アルカリ乾電池のパワーチャンプゴールドを使うとスピードアップする要素も。パワーアップアイテム的な部分も、徹底的にリアルな要素に寄せています。

 レースも、オンラインにエントリーしてほかのプレイヤーと戦う“超速グランプリ”や、IDを入力して友だちと対戦できる“みんなでミニ四駆”。歴代漫画に登場したレーサーたちと戦うカンタンなストーリーありのモード“ミニ四ワールド”など、盛りだくさん! 

  • ▲四駆郎か豪の、どちらのルートを選んだかで世代がわかりそうです。

 とくに“ミニ四ワールド”は、ブーム世代直撃の人には感涙もの。徳田ザウルス先生が生み出したキャラクターたちがしゃべって、プレイヤーを同じレーサーとして認めて勝負を挑んでくる……最高だ……。ちなみに、一度クリアしてステージに挑むと、より強くなった相手と戦える仕組みになっているので何度も挑戦しましょう。

 CBTを遊んだだけでも、もうミニ四駆漫画を全部網羅するレベルの意気込みなのがわかりますね。ここまでやってくれるなら、ミニ四駆の派生的なものまでワンチャンあるのでは? と期待がふくらんでしまうところ。ダンガンレーサーと勝負してみたい。

  • ▲2号のバーニングサンや3号のシューティングスターも好きだったなあ……。個人的には四駆郎版のリバティエンペラーとかは登場したりするのでしょうか?

コースエディットで自分だけのサーキットを作ろう!

 個人的に、このゲームで一番うれしいのが“コースエディット”機能。コースのパーツを組み合わせて、自分だけのコースを作れちゃうんですよ。もちろん、公式で売ってるようなミニ四駆サーキットを。遅いマシンが溶岩に落とされるとか、そういう漫画的なやつじゃありませんのでご安心を。

 当時、ミニ四駆は買ってもらってもコースはなかなか買ってもらえなかったので、お金持ちの友人がうらやましかったんですよね。そんな、自分みたいな人でもコースを作り放題! もちろん、作ったコースで友だちやほかのプレイヤーとの対戦も可能です。1人で延々と作っちゃうわ、こんなの! コースをいろいろ作れるのはアプリならではですね。

 なお、足りないコースのパーツは、ガシャやアイテムの購入に使う有償のコインで購入可能。1パーツ1コインと、そんなに高くないのでスナック感覚で買えそう。クローズドβテスト版で適当にコースを作ってるだけでもワクワクしてくるので、本格的にサービスが始まっていろいろな人のコースが見られると思うと楽しみです!

ミニ四駆のカスタマイズも本格的すぎて泣ける!

 ミニ四駆で一番時間を使う瞬間。それは、どうやって勝つためのマシンにするか考えながらパーツを組み合わせ、マシンをカスタマイズする瞬間でしょう。本作でも、やりすぎなほどにしっかりとしたカスタマイズ要素が用意されています。 

 モーターにギヤにタイヤに、パーツを細かく組み合わせてカスタマイズ! 使うパーツは街のショップでゲーム内通貨を使って購入したり、ガシャを回すことで手に入ります。パーツのガシャって、なんとなく駄菓子屋の店先にあるガシャのような妙な懐かしさがありませんか?

 ガシャを回すとレースシーンが流れ、ゴール後にアイテムをゲットできます。CBTなのでレアパーツは出ない仕様でしたが、製品版ではレース結果でいいものが出るのでしょうか? それにしても、開封する演出って普通に考えたら入れなさそうな要素なのに、このゲームだといい味になっていますね。

  • ▲出たパーツをいったん開封する作業も楽しい! 3Dスキャンをしているパーツは非常にリアルでグッときます。

 ガシャだけではなく、パーツや改造の成功率を上げるアイテムなどを売る”ショップ”も存在しています。店先に並ぶ袋に入ったトルクチューンモーターやギアに、思わず目移りしそう。パーツは時間で切り替わっていたようなので、待っていれば欲しいものがいつか出てくるかもしれません。

 もちろん、スピードを上げるアイテムだけではありません。ミニ四駆と言えば、肉抜きしたあとのメッシュやカラーリング。ステッカー! そんなドレスアップアイテムも買えます。ただパーツを組み上げるだけじゃないのです。ものすごく細かいカスタムができちゃう!

 そう、“肉抜き”ですよ。ボディに穴をあけて軽量化を図る肉抜き! なんとなく、肉抜きできるようになると自分がすごい改造をしたような気分になれる肉抜きができてしまうのです。もちろん、肉抜きする時にもちゃんと抜くムービーが入ります。

 肉抜きしたところにメッシュを貼る。リアルのミニ四駆でやれることは、しっかり全部やれちゃう感じでスゴイ! 他にも、ステッカーを張ったり、スプレーしたり、正直なところ本体のカスタマイズよりもドレスアップが楽しくて、サービスが始まったら本格的にハマっちゃいそうです。こだわりまくりのオレ四駆を作るんだ……。

▲スプレーをシューー! 俺のアバンテが深紅のマシンに生まれ変わった!! と1人でキャッキャしながら遊んでました。楽しい。

 過去にもミニ四駆のゲームはいろいろありましたが、ここまで30代の心を揺さぶる作品は初めてでした。目からグリスが流れそうになるほど、よく出来ています。当時、ミニ四駆は知っていたけど手を出しづらかった……なんて人にもオススメ。他人の顔を気にせずオンラインで対人戦ができるアプリだからこそ、気兼ねなく遊べそうです。

  • ▲ゲーム中の解説も、わざわざ色あせた感じの説明書にしているんですよ。もう、ここまでやってきたら脱帽ですよ!

 CBTを触っただけではありますが、正式版がすごく楽しみな作品です。かつてミニ四レーサーだったみなさんと、自分のアバンテJr.で対戦する日が楽しみで仕方ありません!

事前登録キャンペーンも実施中!

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 目標達成で、“精密ピンバイス”“スターコイン”“ジャパンカップジュニアサーキットコース相当のパーツ”など、ゲーム内で使用できるアイテムがプレゼントされます。

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事前登録キャンペーン目標達成報酬
3,249人:パワーチャンプゴールド
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87,600人:パックマンボディ
※予告なく変更・終了となる場合があります。

※情報は、発表日現在のものです。発表後予告なしに内容が変更されることがあります。
©小学館©ShoPro ©TAMIYA
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
※ミニ四駆は株式会社タミヤの登録商標です。
※紹介しているゲーム画面、内容は開発中のものです。

ミニ四駆 超速グランプリ

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: レース
  • 配信日: 未定
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

ミニ四駆 超速グランプリ

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: レース
  • 配信日: 未定
  • 価格: 基本無料/アイテム課金