すげえドラマを見てしまった…。 “Vtuberバトルロワイアル3”が見ごたえありまくりだし叶さんのプレイがカッコよすぎた
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4月3日、VTuber・天開司さんが主催する“Vtuberバトルロワイアル3 にじさんじスペシャル”が開催されました。
#Vtuberバトルロワイアル3 にじさんじスペシャル(天開司さんの配信枠。主催者視点でゲームが楽しめます)
※1回目の戦いはボイスチャットの不調などもあったためリセット。どの参加者の配信枠もだいたい27~28分くらいから見るとすぐに本番が楽しめます。
“Vtuberバトルロワイアル”とは?
今回で3回目の開催となるこの企画。にじさんじに所属する総勢12名のVTuberが『Minecraft』内に作られたとある島(664㎡)を舞台に、5日間(ゲーム内時間)を戦い抜き、勝者を決めるというものです。
島は16のエリアに分かれており、2日目から1日あたり4つのエリアが侵入禁止エリアに指定されていきます。侵入禁止エリアに入るった参加者は、首の爆弾が爆発し死亡。
また、島内にはいたるところに特殊チェストがあり、武器・弾薬・食料などゲームに役立つアイテムが手に入ります。なお、舞台となっているのは“Vtuberバトルロワイアル1”と同じ島ですが、チェストの位置などは変更されているとのことです。
参加者は以下の通り
・出席番号1番 葛葉さん
・出席番号2番 卯月コウさん
・出席番号3番 笹木咲さん
・出席番号4番 椎名唯華さん
・出席番号5番 えるさん
・出席番号6番 鷹宮リオンさん
・出席番号7番 でびでび・でびるさん
・出席番号8番 樋口楓さん
・出席番号9番 ベルモンド・バンデラスさん
・出席番号10番 魔界ノりりむさん
・出席番号11番 レオス・ヴィンセントさん
・出席番号12番 叶さん
今回も予想を裏切るドラマばかりで楽しかった!
武器を持った12名のプレイヤーが戦うというと、単に殺し合いのバトルロワイアルですが、この戦いでは“参加者同士の会話が可能であり、徒党を組むことも可である”ことが大きな特徴です。
最終的には1人の勝者を決めるため、他プレイヤーを蹴落とさなければなりません。しかし1vs1を繰り返していくだけのはリスクも高く、消耗も激しい。消耗したところを他プレイヤーにオイシく持っていかれる“漁夫の利”を避け、バトルで有利に戦うためには徒党を組むことは必須……。
しかしどこかで仲間を裏切る必要がある。その葛藤がめちゃくちゃおもしろいドラマを生みだしてくれるのです。
ちなみにゲームを俯瞰(ふかん)で楽しんでいくのにもっとも適しているのは、記事冒頭にも記載した天開司さんの配信枠でしょう。
しかし、参加者それぞれの視点に立つことで、まったく別の物語が楽しめる。それがこの企画のとてもいいところなのです。では、ここからは筆者がどのように楽しんだのか少しだけ書いてみたいと思います。
※ここから先は、ゲームの展開に触れています。核心的な部分はなるべく伏せて書きますが、まずはどなたかの配信枠でゲームの顛末まで楽しむことを強くオススメします。
筆者は当初、レオス・ヴィンセントさんの配信枠と、椎名唯華さんの配信枠を並行してみる感じで楽しんでいました。
レオス・ヴィンセントさんの配信枠
椎名唯華さんの配信枠
序盤で超強力な“ある武器”を手に入れてしまったレオスさん。その後、椎名さんをふくむ複数のプレイヤーが固まっている場面に遭遇します。超強力な武器をぶっ放すにはもってこいの大チャンス! ではあるのですが、外せば一気に大ピンチ。他には参加者が大きく減ってしまうことへのためらいなどもあったのかもしれません。……この迷い方が実に人間くさくてよかったです。
結果レオスさんは、様子見をするかのように弱めの武器で攻撃し、居場所がバレてしまい窮地に。そして……というところまで含めてめちゃくちゃいい展開でした。本当に。
レオスさんから強力な武器を向けられていた椎名さんですが、こちらもまた非常に見どころたっぷりなプレイでした。えるさん、りりむさんとともに樋口さんを襲撃し、卯月さんにその罪を擦り付けるなど、なかなかやりますね! と思わせるムーブで楽しませてくれた椎名さん。
すぐそばで、殺意を持った相手が自分を探している状況(声が聞こえるほど近く)からどうにか脱出し、最後はひとり、とある場所に逃げ込んで籠城することに。一緒に行動していたメンバーの死亡報告が流れると「ウチらはな、やってきたことが悪すぎて殺されるんだ……」と、周囲に見つからないよう小声でささやく様子は、ものすごく業の深い人の嘆きを見ているようで圧倒され……いえ、すみません。笑ってしまいました。
そんな中、ある人物に見つかるも、見逃される椎名さんでしたが、しかし……。
主人公か……? 葛葉さんと叶さんのムーブがカッコよすぎた
今回のプレイが終わった後、真っ先に見直したのが叶さんのプレイでしたが……カッコよすぎです。
叶さんの配信枠
序盤から葛葉さんとともに行動し、殺し合いとは別の平和なやり方でこのデスゲームを生き抜こうとする2人ですが、葛葉さんが……。
その後、叶さんはある人物が持っているアイテムから葛葉さんの身に起きたことを察し、非常にクレバーな立ち回りを見せてくれます。
そして、叶さんと途中から一緒に行動していたあるプレイヤーが殺されてしまったあたりから、プレイの方針が一転して……。
最後の最後まで、まるでドラマのような展開が楽しめた“Vtuberバトルロワイアル3”。筆者はまだレオスさん、椎名さん、叶さん(そしてところどころ天開さん)の配信枠しか見ていませんが、他の方々の配信枠も気になるところ。
筆者が最初に見ていたレオスさんは、残念ながら一番めの犠牲者になってしまいました。ですが、そこに至るまでの経緯や、レオスさんの心境などを思うと、とてもエンタメしてくれてたなと。ゲームから退場してしまった後の実況もとても楽しかったです。
レオスさんはじめ、途中で惜しくも敗退していった皆さんも、敗退後もゲームの行方を見守りトークを展開。こちらもたっぷりと楽しめますし、合計すると20時間を超える見ごたえのあるコンテンツとなっています。お休みなどの時間のあるタイミングでじっくりと楽しんでみてはいかがでしょうか?
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