寿司を握ってパンツをNFTシール化!? 謎すぎるゲーム『資産性ミリオンアーサー』の魅力に迫る
- 公開日時
- 最終更新
みなさんは“MA”と聞いたら何を思い浮かべますか……? モビルアーマー? マーシャルアーツ? マジックアイテム? ……何か1つお忘れではないでしょうか、そう、『ミリオンアーサー』です!!
というわけでライターのマスクド・イマイチが、4月20日サービス開始のブロックチェーン技術を活用したNFTデジタルシール『資産性ミリオンアーサー(資産性MA)』のサービス内容について紹介します!
※記事内で使用しているゲーム画像はすべて開発中のものです。
『ミリオンアーサー』シリーズを思い出して!
そもそも『ミリオンアーサー』ってなんだっけ? という方に説明! 『ミリオンアーサー』シリーズと言えば、スクウェア・エニックスが2012年4月にサービスを開始したスマートフォン向けタイトル『拡散性ミリオンアーサー』を祖とする一連のタイトルのこと。
いわゆる“ソーシャルゲーム黎明期”を語るうえで外せない、スマホで遊べる本格シナリオのカードバトルRPGです。
のちに、続編としてパワーアップした『乖離性ミリオンアーサー』がリリースされたほか、各方面で話題となった実写バラエティドラマ『実在性ミリオンアーサー』、格闘ゲーム『ミリオンアーサー アルカナブラッド』、ちょぼらうにょぽみ先生が手がける破天荒なゲーム内4コマ『弱酸性ミリオンアーサー』など、さまざまな展開によって広がっていき、長きにわたってシリーズファンを楽しませてくれました。
しかし、2020年9月には『乖離性ミリオンアーサー』もサービスが終了し、シリーズはひと段落していました。
……が! 何も動いていなかったわけではなく、2021年10月にNFTデジタルシール『資産性MA』の第1弾シールが発売に。シリーズは新たな局面に突入しました。
NFTデジタルシール……? ゲームじゃないの?
このNFTデジタルシールというのは、なんぞや? というアナタ! 大丈夫! 私もよくわかっていません!
なんとなく調べてみたところ、NFTとは“Non-Fungible Token(代替不可能なトークン)”の略。偽造が難しい“ブロックチューン技術”によって、デジタルデータにも、絵画のような資産価値が付けられ、誰でも作成や取引ができるということもあり、近年大手企業さんが参入を始めている…のだそうです。
(ここまで読んでもわからない! というアナタ! 大丈夫! 私もです)
私なりにかみ砕いてみたところ、子どもの頃集めた“ビッ○リ○ンシール”や“カー○ダ○”がデジタルデータとしてネット上で展開されていて、それを集めたり売買する人が増えている……ということです。
ふわっとしていてすみません! おそらく有識者による詳しい記事が後日アップされることでしょう(丸投げ)。
で、スクウェア・エニックスさんがNFT参入第1弾として展開しているのが『ミリオンアーサー』シリーズのキャラクターを使った『資産性MA』。先にも書いたように21年10月に第1弾シールが発売され、現在第5弾までリリースされています。
『資産性ミリオンアーサー』って何をするの?
このデジタルシールを作ったり集めたりできるゲーム版『資産性MA』が、4月20日にリリースされるということで、いよいよゲーム内容の解説に移りますね。
まずはホーム画面を見てください。ドット絵で描かれたシリーズのキャラや、ピコピコ音のBGMがいい感じですね。
『資産性MA』は、基本的には“放置型”と言われるタイプのゲームサイクルとなっています。
プレイヤーは暇なときに冒険にキャラを派遣したり、稼働させた工場をポチってパンツを回収するだけ! あとはパンツで作ったギアシールを組み合わせて、自分だけのオリジナルシールをプレスしましょう!
「ちょっと何言ってるかわからないですね」という声が聞こえてきそうな説明文ですが、だって本当のことなんだもん……。
寿司をにぎってパンツを集めろ! パンツを使ってシールを作れ! これが『資産性MA』の大雑把な説明となります。
寿司を集めてパンツに……そしてNFTに!?
ではその不思議なゲームサイクルを、画面写真とともにもう少し詳しく見てみましょう。
まずはキャラクターを冒険(探索)に派遣するのですが、ダンジョンやキャラクターには属性があるようです。冒険はオートなのでとくにすることはなく、キャラがかわいく動くシーンを眺めましょう。
なんかこの感じ、『拡散性ミリオンアーサー』をはじめとする初期のソーシャルゲーム感ありますよね。
探索が終わると、キャラが寿司を持って帰ってきてくれます。へいらっしゃい! なぜダンジョンで寿司が取れるのかは、考えてはいけません。一度冒険に出たキャラは一定時間お休みする必要があります。
そして寿司を集めたら、次の工程へ。ホーム画面にいくと、パンツ畑という謎の施設があります。
これをポチっとすると、キャラと寿司を選択することに。そして一定時間が経過すると、なんとあらま不思議! 工場からパンツが収穫できます! パンツって収穫するものだっけ……。
パンツを集めたら、次は製造へ。シールを作るためのパーツとなる“ギアシール”を生み出します。おそらく投入したパンツの種類や数によって、入手できる“ギアシール”は変わるのでしょう。いわゆるゲーム内素材を使った製造ガチャですね。
そしてギアシールを集めたら、いよいよシールを組み上げます! 中心に描かれるキャラクターシールを選び、背景やエフェクト、動きなどのギアシールを決めたら、いざメガプレス! おめでとうございます! アナタだけのシールが完成しました!
このオリジナルシールを前述したNFTアートにするには、別途アイテムが必要となりますが、ぶっちゃけしなくてもいいので、こうやって自分好みのシールをどんどん作っていきましょう。
シールのデザインは『ミリオンアーサー』小ネタの嵐!!
メガプレスに使用できるキャラシールやギアシールは、ちょぼらうにょぽみ先生が手がけた無軌道自由奔放ゲーム内4コマ『弱酸性ミリオンアーサー』のテイストや小ネタが盛りだくさんとなっています。
そもそも、『拡散性ミリオンアーサー』シリーズの人気主人公の1人“技ーサー(技巧の場アーサー)”がパンツ泥棒になったのは、ちょぼ先生の漫画からでした。つまりはこのゲームの空気感の元凶はちょぼ先生ということに……?
そんな小ネタを少し解説! パンツ畑と同様に寿司で動かせる施設の1つに“ししゃも祭”があるのですが、これはアニメ『弱酸性ミリオンアーサー』21話を見ればわかりますね。
ちなみにアニメ版『弱酸性ミリオンアーサー』は、ちょぼ先生の超個性的な4コマがまんきゅう監督の手によって動かされ、豪華声優陣の鬼気迫る迫真の演技によって完成された傑作です。YouTubeでがっつり見られるのでぜひ!
第6弾シールも発売間近!
そんなわけで、なんとも言いようのない独特な世界観の『資産性MA』のことが少しでも伝わりましたでしょうか……?
ゲームとしては難しい要素はなく、本当に空いた時間にポチポチしてシールをコレクションするだけでも楽しめます。それに、このタイトルからNFTの世界に足を踏み入れてみるのもアリだと思います!
今回の作品の空気感の中心人物・技ーサーのシールもメガプレス! 『拡散性ミリオンアーサー』でちょぼ先生が描いた“enjoy型さんま”の背景ギアシールを使ってみました。この背景見て、あのカードのこと思い出した自分が少し怖かった……。
最後になりますが、『資産性MA』では第6弾シールが4月13日20時より販売開始予定。『拡散性ミリオンアーサー』プレイヤーには懐かしい、輝夜やペリドッドなど新たなキャラシールも数量限定で販売されます。
ゲームに先駆けてシールを入手しておきたいという人は、こちらを購入してみるのもいいと思います!
© SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
Powered by double jump.tokyo Inc.
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります