『おねがい☆ティーチャー』20周年記念上映会レポート。井上喜久子が当時の裏話を暴露!
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バンダイナムコフィルムワークスによる映像レーベル“EMOTION”は、“EMOTION 40 th Anniversary Program『おねがい☆ティーチャー』20周年記念上映会”のオフィシャルレポートを公開しました。
以下、リリース原文を掲載します。
EMOTION 40 th Anniversary Program『おねがい☆ティーチャー』20周年記念上映会 オフィシャルレポート
「おねがい」シリーズ20周年を記念し、2023年3月30日(木)、EMOTION 40th Anniversary Program 『おねがい☆ティーチャー』20周年記念上映会が新宿バルト9にて開催された。
第8話と第11話の上映、そして「まりえプチムービー」を初公開!
上映後のトークショーには、監督の井出安軌さん、風見みずほ役の井上喜久子さんが登壇。貴重な話が次々と飛び出した笑いの絶えないトークショーの模様をお届けする 。
ステージに登壇した井上さんが「風見みずほ役の井上喜久子、17歳です」とお約束の挨拶をすると、会場に駆けつけたファンが「おいおい!」と返し「何年ぶりかの皆さんのおいおいを聞けました」と井上さんは感動した様子で、早くも場内は拍手に包まれた。
ファンの前に立つのは10周年イベントの時以来と語る井出監督は、「こういう機会を頂けるのは監督冥利につきます。プロジェクト的にも僕の年齢的にも段々可能性は減っていくので(笑)」と軽く笑いを交えつつ、会場のファンが生み出すアットホームな雰囲気の中、トークショーはスタート!
井上さんの「大画面で『おねてぃ』を観られるのは素敵」という発言に、井出監督は「素敵なことなんですけど、当時はそういう想定で作っておらず」と返し、続けて「第8話と第11話を改めて見返したのですが、これが大画面にかかるのかとドキドキしました」と本心を明 かした。
さらに、「20年前は結構頑張れていたと思うんですけど、最近のアニメは絵のクオリティが物凄く上がっているので」と不安も口にし、「今では当たり前の総作画監督の制度も当時は採用していないから、話数によってバラつきは出ていると思います」と当時の制作状況を説明する井出監督。「今日は自信のある話数をお届けしました(笑)」と締めると、場内は大きな笑い声と共に拍手に包まれた。
井出監督のお話を真摯に聞いていた井上さんも「でもそういったものを補って余りある美しさが『おねてぃ』の映像の中にはあるなと思っているんです」と作品の魅力を丁寧に言葉にした 。
改めて気づいたというまりえの魅力を井上さんが熱弁する流れから、今回の20周年記念上映会のために制作された「まりえプチムービー」の話に。「せっかく来ていただくのに何もないのは申し訳ないという気持ちで、自分から提案しました」という井出監督の言葉にファンから感謝の拍手が送られる。
そして、今回上映された第8話と第11話、なんと井出監督と井上さんは同じ話数をセレクトしたそうで、「(縁川)小石ちゃんを堪能して欲しかった」と第8話を選んだ理由を語る井上さん。井出監督は「企画段階で切ない気持ちにさせる作品を作って欲しいとリクエストがあって。出発点はストーリーではなく感情という珍しい作品なんです」と作品誕生の秘話を明かした。
真正面から恋愛を扱ったと語る第8話は「ダメと分かっていてもこの気持ちにケリをつけないといけない。それを逃げずに作らせてもらえたのは稀な機会で、自分の中でも納得できる映像になった」と井出監督。さらに、井出監督が第8話のアイキャッチ直前のみずほの「べぇー」を絶賛すると、井上さんは「ただの会話ではない息遣いや涙だったり、声優にとっては幸せな細かい演出が沢山入っていたと思います」と当時を振り返った。
ここから当時のアフレコの裏話に広がり、四道跨役の三浦祥朗さんの声が裏返った話、間雲漂介役の岩田光央さんに井上さんが何度も笑わされた話、自由過ぎるラジオドラマの話などディープな話題でトークはさらにヒートアップしていった。
充実したトークに満ちたイベントも終わりの時が近づき、井出監督と井上さんの記念撮影を挟み、最後は場内のファンへメッセージを伝える。
井出監督は「一番大きいシアターで上映すると聞いた時はドキドキしていたんですけど、ここに入りきれない数の応募があったと伺ってさらにビックリしました。オンエアした段階から映像は皆さんのものなので、この20年間皆さんが作品をここまで育ててくれたと思っています。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を口にした。
井上さんは「役を演じたというよりもみずほ先生を生きたんだと思えるような作品です。声優生活30周年の時もバスツアーで木崎湖に行きました。まだ、17歳なんですけど(おいおい!)。お友達、ご親戚、ご近所さんにも薦めて、これからも沢山『おねがい☆ティーチャー』を観ていただけたら嬉しいです」とまとめ、イベントは幕を閉じた。
上映会概要
EMOTION 40th Anniversary Program『おねがい☆ティーチャー』20周年記念上映会
日 程:2023年3月30日(木)
会 場:新宿バルト9(シアター9)
登壇者:井出安軌(監督)、井上喜久子(風見みずほ 役)
放送20周年&EMOTIONレーベル40周年記念 クリエイター集団「Please!」が贈る正統派ラブコメ『おねがい』シリーズ! それぞれ全話をディスク1枚に収録したコンパクト仕様のブルーレイで発売!
プレミアムバンダイ、A-on STORE 限定商品
発売・販売元:バンダイナムコフィルムワークス
20周年特設サイト
「おねがい☆ティーチャー」COMPACT Blu-ray Box
<商品仕様>
価格:11,000円(10%税込)/10,000円(税抜)
収録時間:約294分
品番:BCXM-1832
スペック:リニアPCM(ステレオ)/AVC/BD50G/4:31080p High Definition
収録内容:全13話【TVシリーズ全12話+未放映1話収録】
映像特典:EX「まりえ、愛の劇場」
<作品情報>
TV放送:2002年1月-3月
◆ストーリー:
とあるのどかな田舎町に住む高校一年生、草薙桂。 彼はある夜、湖に不時着する宇宙船を偶然見てしまう。
一方、その翌日新担任として桂のクラスにやってきたのが美人でグラマーな風見みずほ。隣に越してきたみずほの荷物を運んでるうちに、昨夜見た宇宙人がみずほだったことを思い出してしまう桂。
そして二人っきりでいるところを運悪く校長に見つかってしまった桂は、その場を切り抜けるため、自分がみずほ先生の夫だと宣言する!
◆STAFF:
企画・原作:Please!
監督:井出安軌
脚本:黒田洋介
キャラクター原案:羽音たらく
キャラクターデザイン:合田浩章
メカニックデザイン:森木靖泰・渡辺義弘
音楽:I've、折戸伸治(ビジュアルアーツ)
オープニングテーマ「Shooting Star」 作曲:Shinji Orito 作詞:KOTOKO 編曲:Kazuya Takase(I've) 歌:KOTOKO
エンディングテーマ「空の森で」 作曲:Shinji Orito 作詞:Mami Takubo(I've) 編曲:Kazuya Takase(I've) 歌:川田まみ
アニメーション制作:童夢
プロデュース協力:GENCO
◆CAST:
風見みずほ:井上喜久子/草薙 桂:保志総一朗/縁川小石:川澄綾子/水澄 楓:大原さやか/森野 苺:田村ゆかり/間雲漂介:岩田光央/四道 跨:三浦祥朗/風見はつほ:高田由美/風見まほ:こおろぎさとみ 他
「おねがい☆ツインズ」COMPACT Blu-ray Box
<商品仕様>
価格:11,000円(10%税込)/10,000円(税抜)
収録時間:約311分
品番:BCXM-1833
スペック:リニアPCM(ステレオ)/AVC/BD50G/4:31080p High Definition
収録内容:全13話【TVシリーズ全12話+未放映1話収録】
<作品情報>
TV放送:2003年7月-10月
◆ストーリー:
木崎湖畔の家を借りプログラムのバイトをしながら一人暮らしをする高校生・神城麻郁は、登校途中、二人の少女と出会う。
赤髪のショートヘアで活発そうな宮藤深衣奈と、緑色のセミロングでおしとやかそうな小野寺樺恋。
自分と同じ青い瞳をもつ二人の少女との出会いが、自らの人生を大きく変えていくことを、麻郁は未だ知る由もなかった…!
◆STAFF:
企画・原作:Please!
監督:井出安軌
脚本:黒田洋介
キャラクター原案:羽音たらく
キャラクターデザイン:合田浩章
メカニックデザイン:渡辺義弘
美術基本設定:須江信人
美術監督:佐藤豪志
色彩設計:渋谷圭子
撮影監督:わたなべぢゅんいち
音楽監督:菊田浩巳
音響制作:楽音舎
音響監督:菊田浩巳
アニメーション制作:童夢
プロデュース協力:GENCO
◆CAST:
神城麻郁:浪川大輔/宮藤深衣奈:中原麻衣/小野寺樺恋:清水 愛/織部 椿:根谷美智子/島崎康生:鈴村健一/風見みずほ:井上喜久子/森野 苺:田村ゆかり/四道 跨:三浦祥朗/四道晴子:新谷良子/まりえ:金田朋子 他
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(c) Please!/バンダイビジュアル
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