『トワツガイ』独占インタビュー前編。ツガイの方たち(カラス&ハクチョウ、エナガ&スズメ)が仲間たちとの関係性を語る

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 スクウェア・エニックスのスマートフォン向け新作タイトル『トワツガイ』より、ツガイのみなさんの関係性に迫る特別インタビューを独占入手! 前後編でお届けします。

 前編となる今回は、“運命のツガイ”カラス&ハクチョウ、“双子のツガイ”エナガ&スズメが登場! 料理の腕前や寝相が悪いのは……などツガイたちの意外な一面が判明する場面も!?

~「トリ」と呼ばれる方たちの本音に迫る~
『トワツガイ』キャラクター独占インタビュー「運命のツガイ」&「双子のツガイ」篇

 本日は、“特殊災禍対策本部”(CAGE)にお邪魔しました! 日々私たちの平穏な暮らしを守ってくれているCAGE所属の"トリ"の方たちにいろいろ聞いてみたいと思います! 早速始めましょう!

■カラスさんにインタビュー

記者:今日はよろしくお願いします

カラス:ああ。とはいえ何を話せばいいのかわからないんだが……

記者:こちらからの質問に気軽に答えていただければ大丈夫です。カラスさんの人となりを知りたいので、まずは趣味を教えてください

カラス:趣味か。以前は映画を見たりするのが好きだったな

記者:どのような映画がお好きだったんですか?

カラス:特にこだわりはない。本当は映画館に行きたかったけど……ちょっと、難しかったからな。テレビでやっている映画を見ていたよ

記者:なるほど。最近の休日でも映画を見たりされるのですか?

カラス:いや、最近の休日は溜まった用事を片付けたり、他のトリとなんだかんだ騒がしく過ごしていることが多いな

記者:他のトリの方たちとですか。たとえばどのような過ごし方を?

カラス:そうだな……ハチドリとはよくアリーナで戦闘訓練をすることが多いな。そうすると大体ツルやハクチョウが差し入れを持って、様子を見に来たりするから、4人で訓練したりとか。たまにフクロウたちも誘うんだけど、あいつ、あたしが声をかけるといまだに怯えるんだよな。なんでだ? あとは……ああ、たまにスズメが仏頂面であたしの部屋に来て、ひとりで文句言って帰っていくこともあるな

記者:スズメさんはどんな文句を?

カラス:別にとりとめのない話をしていくだけだ。文句があるってテイで、聞いてほしいことを話しているんだろ。最初は独り言みたいなものだと思って適当に聞き流してたら、「カラス、聞いてるの!?」って怒り出したから、それからは相槌しながら聞いてるよ

記者:スズメさんとは姉妹のようなんですね

カラス:どうだかね。あいつはあいつでいろいろ抱えているんだろ、根っこが繊細で真面目なヤツだからな

記者:おふたりの光景、想像すると微笑ましいです。ハクチョウさん以外だと、スズメさんやハチドリさんと一緒に過ごすことが多いのですか?

カラス:思い返すとそうかもしれないな。ツルが意外と映画に詳しくて、オススメの映画を教えてくることもあるし、一緒に見ようって言ってくるけど、ふたりでってのは避けてるかな。あとはたまにツバメのお茶会に巻き込まれるくらいか。といっても、ハクチョウの方がよく参加してるけどな。他のメンバーは都合がつくやつが来るって感じだけど、モズだけは見かけたことがないんだよな

記者:モズさんはお茶会が苦手なんでしょうか?

カラス:どっちかっていうと、ツバメへのあてつけみたいなもんだろ。ガキみたいなことをするんだよ、あいつは

記者:モズさんのペア相手はツバメさんでしたね

カラス:そうだ。あのふたりは正直なんでペア組んでるんだか、あたしにはわからないからな。まあ、あたしとハクチョウも周りからは同じことを思われてそうだけど

記者:カラスさんはハクチョウさんとペアであることに対して、なにか思うことがあるのでしょうか?

カラス:なくはない。相変わらず秘密主義だしな。でもそれも込みでペアになったから、別にいいんだよ。ただ……あたしに対して献身的過ぎるところはどうかと思うが

記者:それだけ貴方が大切だということではないのでしょうか?

カラス:……ペアとして、大切にされているとは思うよ。ただそれ以上に、なにか……いや、なんでもない。ハクチョウの考えてることは正直わかるようでわからないからな、あいつが話すと決めるまで、気長に待つことにするよ。それまでお互いに生きていたら、だけどな

記者:いつかおふたりが話せる日が来ることを信じています

カラス:……そうだな。そんな日がきたら、またインタビューに来てくれよ。今とは違った答えが話せるかもしれないからな

■ハクチョウさんにインタビュー

記者:ハクチョウさん、よろしくお願いします

ハクチョウ:はい、よろしくお願い致します。ふふ……少し緊張してしまいますね

記者:緊張せず、気楽にお答えいただければ。ハクチョウさんの人となりを知りたいので、まずは趣味を教えていただけますか?

ハクチョウ:元々バレエやピアノを習っていました。なので、今でも時間があればひとりでレッスンのようなことをしています。バレエは柔軟にもなりますから

記者:なるほど。ピアノも演奏されているのですか?

ハクチョウ:はい、最近ピアノがある部屋をCAGEが用意してくれたんです! なので時々弾きに行っています。カラスがふらっと来てくれるのですが、クラシック曲を弾いていると、そのまま寝てしまうこともあって……子守唄にされているのでしょうか……?

記者:癒やしの効果が高いんでしょうか。他にもどなたかが来ることもあるのですか?

ハクチョウ:エナガちゃんとスズメちゃんが、よく顔を出してくれます。時々リクエストをされるので、流行っていた曲や、彼女たちが幼いの頃に見ていたアニメの曲を弾いたりしますよ。ふたりが歌ってくれたりもするので、すごく楽しい時間を過ごせます

記者:微笑ましい光景ですね。他の方も顔を出されるのですか?

ハクチョウ:モズさんは誰もいない時だけ顔をだしてくれることがあります。黙ってバイオリンを出して、ふたりで演奏したあと、またふらっといなくなったりされますね。あとは……極稀に、フクロウさんが来ることもあります

記者:フクロウさんも演奏を聴きたくて?

ハクチョウ:はい。一度だけリクエストしてくださったことがあるんです! 『なないろラズルダズル』というアイドルの曲なんですが、私が演奏したらすごく喜んで嬉しそうに帰って行きました。実は私も『ななダズ』が好きなのでもっと話したかったのですが、フクロウさんはあまりその話題に触れてほしくなさそうだったので……お話できずでして。もっとお話したかったです!

記者:お話できず、残念でしたね。カラスさん以外だと、今あげられた方と過ごすことが多いのでしょうか?

ハクチョウ:そうですね……あとはフラミンゴさんとツルさん、でしょうか。あ、最近はツバメさんがお茶会を開催してくださるんです。メンバーはその時都合がついた方が多いのですが、フラミンゴさんとツルさんもお茶会が好きで、常連さんのようになっていますよ。なので、4人で楽しくお話していることが多いと思います

記者:どんなお話をされているのですか?

ハクチョウ:フラミンゴさんがいる時は、メイクやファッションの話が多くなりますね。ツバメさんとツルさんは紅茶と日本茶という違いはありますが、おふたりともお茶が好き同士なので、オススメの茶葉や淹れ方なんかについてお話されていますね。カラスやスズメちゃん、エナガちゃんがいる時は、お菓子のレシピが話題になりますよ

記者:とても楽しそうですね

ハクチョウ:はい、楽しいです。戦いの中で、ほっと息がつける時間は貴重ですから……

記者:トリの皆さんに少しでもほっとする時間があることが知れて、良かったです

ハクチョウ:ふふ、ありがとうございます。カラスもうまく息抜きができているといいのですが……

記者:カラスさんのことを、とても気にかけていらっしゃいますね。なにかカラスさんに対して思っていることなどありますか?

ハクチョウ:無茶だけはしないでほしいです。でも多少無茶をしてでも走り出して、状況を打破するのがカラスなので……難しいですね。なので私がもっと頼りがいのある人になって、カラスが無茶し過ぎないようにしたいです!

記者:ハクチョウさんは穏やかですが、とても心が強いんですね

ハクチョウ:そうでしょうか? ……きっと「明日も今日が続くかどうかわからない」と心のどこかで思っているのかもしれません。だからこそ、後悔のないように私は……戦えるんだと思います

記者:ありがとうございました。いつかまたインタビューできますと幸いです

ハクチョウ:はい、私も嬉しいです。それまで頑張って生き抜きますので!

■カラスさんとハクチョウさん ペアインタビュー

記者:それでは早速ですが、カラスさんとハクチョウさんがペアを組んだ理由やいきさつを教えてください

カラス:いきさつもなにもハクチョウとはここで初めて会ったんだ。で、CAGEがお前のペアはハクチョウだって勝手に決めたんだよ

ハクチョウ:ほとんどのペアはCAGEが様々なデータから、推奨ペアを決めるんです。決められた2人組でしばらく任務をこなしてみて、本格的にペアを組むかどうか、本人たちが決める……という流れが多いんですよ。私たちも同じような流れでペアになりました

カラス:でもハクチョウはあたしより先にトリになっていたんだろ? 推奨ペアとやらはいなかったのか?

ハクチョウ:それは……推奨されなくもなかったのですが……なんとなく、私のペア相手は他にいる気がしていたので、お断りしていたんです

カラス:推奨ペア以外にも、ペアを組もうって声をかけてくるヤツは多かったんだろ? それも全部、「なんとなく」断っていたのか?

ハクチョウ:……は、はい。何度も声をかけてくださる方には、本格的にペアを組むことはないという約束で、一時的に組んだこともありますが……

記者:それほどひとりを貫いていたハクチョウさんが、カラスさんとのペアは承諾したのですね

ハクチョウ:はい! カラスは「この人だ」と思ったので!

カラス:しぶとく生き抜きそうだから、だったか? あんたがあたしをペアとして認めた理由は

ハクチョウ:ふふ、そうです。それだけではないのですが、ちゃんと生きようとしてくれる人が良かったので

記者:今でもカラスさんは「しぶとく生き抜いてくれる人」でしょうか?

ハクチョウ:ええ、もちろんです。ですがそれ以外にも、ペアになってからカラスのいいところをたくさん知れました。状況を切り抜こうと考え続けるところ、口ではいろいろ言いつつも優しいところ、面倒見がいいところ、それから……

カラス:もういい、やめろ。あんたはホント……最初はCAGEに従順な優等生の真面目ちゃんかと思ったら、物怖じしないわ、意外と頑固で驚いたよ。実は、あたしより気が強いんじゃないか?

記者:意外とカラスさんが押されているんですね。おふたりで過ごす時はいつもこんな感じなのでしょうか?

カラス:ふたりの時は、わりと静かに過ごしていることが多い気がするな。お互い本を読んだり、好きにしているけど、同じ空間にいる……って感じか?

ハクチョウ:そうですね。静かな時間も苦にならず、むしろ心地よく感じられて……嬉しいです

記者:おふたりで過ごす時間が大切なんですね。お互いだからこそ見せる、相手の意外の一面なんかもあったりするのでしょうか?

カラス:意外な一面か……ハクチョウが、意外と手先が不器用だったことかな。ピアノだと繊細な曲を丁寧に弾くくせに、ボタンをつけるのは下手だわ、料理をしようとしたら包丁の使い方が危なっかしいわで、初めて包丁を握ってるのを見た時は、思わず止めたな

ハクチョウ:すごい勢いで止められました。それからはその……お恥ずかしながら……料理は混ぜるだけの係になってしまいました……

カラス:その割にやりたがるんだよな。ちょっとずつ上達している気もするし、気長に練習に付き合うよ。ま、すぐに道具をぶっ壊すハチドリより、全然マシだけどな!

ハクチョウ:なにかしたくて……さっきのお話で伝わったと思うのですが、カラスは料理上手でお裁縫も得意で、手先が器用なんです。料理を作ってもらったことがあるんですけど、すっごく美味しいんですよ! ほっとする味といいますか……

カラス:ハクチョウが美味しそうに食べてくれるからな、作り甲斐があるよ。また食べたいのがあれば、作ってやるよ

記者:……おふたりの仲を感じられるエピソードが聞けて良かったです。おふたりは、この戦いが終わった後も一緒に過ごされるのでしょうか?

カラス:ふたりとも生き残ってれば、一緒にいるかもな。お互いに命を預けあってるんだ。さすがに戦いが終わったら、「はい、さよなら」って気分にはならないだろ

ハクチョウ:ええ、私も同じ気持ちです。カラスと平和な時間を過ごせれば……それが一番嬉しいことですから

記者:そうですね、平和な時を過ごしてほしいです。今日はありがとうございました

■エナガさんにインタビュー

記者:今日はよろしくお願いします

エナガ:はい、よろしくお願いします!

記者:元気なお返事ですね。
まずはエナガさんの趣味を教えていただけますか?

エナガ:絵を描くことです! 色鉛筆とか、クレヨンとか、絵の具とか、いろんなのを使って描きます

記者:どんな絵を描かれるのでしょうか?

エナガ:絵本が好きなので、絵本みたいな絵を描くことが多いです。あとは風景を見ながら描いたり。家にいる時は、お母さんとお父さんとか、スズメの似顔絵をよく描いてました

記者:是非見てみたいですね。任務がない日は絵を描いていることが多いのでしょうか?

エナガ:時々描いてます!この前ウグイスさんがたくさん色がある、色鉛筆をくれたんです!

記者:よかったですね。それで他のトリの方の似顔絵を描いたりされるのでしょうか?

エナガ:はい、ウグイスさんやCAGEのスタッフの人たちと、トリの人たちを描きました! ハチドリさんは描いてる時に飽きて出ていっちゃったので、途中からは想像で描いたんです。モズさんは別に好きにすればって言ってくれたんで、お昼寝してる時に描かせてもらいました!

記者:皆さん喜んでいましたか?

エナガ:すごく喜んでくれました! フクロウさんが特に喜んでくれて、その後フクロウさんにお願いされて、好きなアイドルの方の似顔絵とかも描いたりしました!

記者:楽しそうですね。フクロウさんと仲がいいのでしょうか?

エナガ:はい! フクロウさんと一緒にゲームしたりします。フクロウさんはあんまりおしゃべりが得意じゃないって言ってたんですけど、一生懸命言葉を選んでくれて話してくれるので、嬉しいです。お姉ちゃんみたいだけど、ちょっとだけ……お友達になれたらいいなーって思ってます

記者:友達になれるといいですね。他にはどんなふうに過ごされているんですか?

エナガ:えーっと、フクロウさんと遊んでると、時々スズメとフラミンゴさんも混ざってゲームで遊んだりしています! あと、ハクチョウさんにピアノを弾いてもらったり、ツルさんが時々勉強を教えてくれたりしてます。ツバメさんはお茶会をひらいてくれるんですよ!

記者:楽しそうですね。ツルさんが勉強を教えてくれるんですか?

エナガ:はい、ツルさん以外も時々勉強を見てくれます。ウグイスさんが全員にえっと、かりきゅらむ、を手配してくれてるので、わたしとスズメは一緒に勉強を進めてます!

記者:得意教科や苦手な教科はありますか?

エナガ:わたしとスズメ、得意なのと苦手なのが違ってて。わたしは算数とかが得意なんですけど、スズメは国語とかが得意なんですよ。だからいつも教え合いっこをしてたりします

記者:スズメさんとエナガさんは双子ですよね。得意不得意は違うようですが、似ているなってところもあったりされますか?

エナガ:あると思います。食べたいものを聞かれた時に、ふたりとも「オムライス」って同じ料理を答えることがよくあるので。あと手をつなぎたいなって時とか、今はふたりでいたいなとかひとりでいたいなって時が似ていると思います

記者:なるほど、気分や考えが似ているんですね。そんなスズメさんに伝えたいことはありますか?

エナガ:えっと……わたしたちは双子だけど、ずっとふたり一緒は難しいって思ってて。それぞれやりたいことができたら、いつかバラバラの道に進むこともあるかなって。でもわたしたちは双子だから道が別々でも、お互いを応援できる関係でいたいっていうか……しんどいなーって時は、帰ってきて充電して、元気になったらまたそれぞれ頑張れるような、そういう関係になれたらいいなって、思ってるんです

記者:おふたりなら家族ならではの安心感もありますね。素敵な関係性だと思います

エナガ:ありがとうございます! そのためにも、わたしがひとりでも、スズメに安心してもらえるような大人になりたいです!

■スズメさんにインタビュー

記者:スズメさん、よろしくお願いします

スズメ:う、うん、よろしくね。ねえ、なにを話せばいいの?

記者:こちらからの質問に、気軽にお答えいただければ大丈夫ですよ。まずはスズメさんの趣味を教えてください

スズメ:趣味は、お菓子を作ることかな

記者:いいですね、どういったお菓子を作られるのですか?

スズメ:クッキーとかパウンドケーキとか、焼き菓子が多いよ。
前に、エナガとすっごく大きなバケツプリンを作ってみたこともあるんだけど、あれは食べきるのも大変だったな

記者:バケツプリンですか! ここでも作ったことはあるんですか?

スズメ:バケツプリンは作ってないけど、エナガと一緒にお菓子なら作ったよ。アイシングクッキーってヤツ。主にボクがクッキーを作って、エナガがそれに絵を描くって感じで。エナガは絵が得意だからね、テキザイテキショってヤツだよ

記者:楽しそうですね。それはおふたりで食べられたんですか?

スズメ:ううん、エナガがみんなにプレゼントしたいからって、それぞれをイメージしたクッキーを作ったんだ。カラスとかハクチョウとか、コードネームの鳥をイメージしたアイシングクッキーをひとつずつ作ってって……けっこう大変だったんだからね!

記者:それは手がかかってますね。皆さん喜ばれたんじゃないですか?

スズメ:当たり前だろ、ボクとエナガが作ったんだから! フクロウさんとフラミンゴさんは、特に喜んでくれたんだ。もったいなくて食べられないって! ハチドリさんは渡した瞬間、頭から食べたけどね。他のトリの人たちもみんな、喜んでくれた。……すごく、喜んでくれたから、その……大変だったけど、作って良かったなって……ちょっとだけ、思ったよ

記者:喜んでくれて良かったですね。スズメさんは、エナガさんと過ごされることが多いのですか?

スズメ:そうだね、ペアだから休みはかぶりやすいし。でもエナガは時々……フクロウさんとゲームで遊んでるし、別にずっと一緒ってわけでもないよ。ボクだって、他の人と過ごすことがあるしね!

記者:カラスさんと一緒にいるらしいと伺いましたが、いかがでしょうか?

スズメ:え!? 誰がそんな情報を流したの? 間違ってるよ!
カラスとはそりゃ、用事があれば一緒にいるけど……アリーナで訓練に付き合ってくれたりするけど、あれはむしろボクが付き合ってあげてるっていうか! あといきなり部屋に行っても別に文句言わずに入れてくれるけど……別にそれだけだよ!

記者:なるほど、そうなんですね。ではカラスさん以外の方とは、どのようにお過ごしなんですか?

スズメ:ハクチョウさんのピアノを聞いたり、ツルさんが時々勉強を教えてくれたり。あとフラミンゴさんがネイルをしてくれるから、時々やってもらうよ。フラミンゴさんの代わりにフラミンゴさんの爪の色を選んだりすることもあるけど、ほとんどフクロウさんが選んでるから、ホントにたまーにだね。後はエナガたちのゲームに混ざったりとか。ツバメさんのお茶会に、お菓子を作って参加することもあるしね

記者:仲がいいんですね。たとえばお姉さんになってほしいって人は、いたりしますか?

スズメ:えー、誰だろう。ハクチョウさんか、フラミンゴさんかな。ハクチョウさんはなんていうか、任務とかでもそうなんだけど、教え方が上手いんだよね。ま、料理はダメみたいだけど。あとフラミンゴさんは、明るいし楽しいし、お菓子とかも喜んでくれるからいいかな。それに……その、ネイルもだけど、オシャレとかも……いろいろ教えてくれそうだから……そのふたりかな

記者:おふたりがお姉さんだと楽しそうですね

スズメ:うん。……でもボクにはエナガがいるから、家族は別にいいんだ。だってエナガは危なっかしいから、忙しいんだよ、これでも。まあ……最近は少し、エナガもしっかりしてきたところあるけど……危なっかしいのは前よりひどいからね!

記者:任務の時は気が抜けないんですね

スズメ:そうだよ。けど……これからどうなっていくのかはわからないかな。エナガがしっかりしてきたのは、本当だからね。いつかボクのことを必要としなくなる日も………………ううん、なんでもない

記者:……いつかまたお話を聞かせてください。きっとおふたりは今きっとものすごい早さで成長しているでしょうから

スズメ:そうかな?成長してるなら、いいんだけど……今日はありがと、少し気が紛れたよ

■エナガさんとスズメさん ペアインタビュー

記者:早速ですが、エナガさんとスズメさんがペアを組んだ理由やいきさつを教えてください

エナガ:わたしたちも他の人たちと同じように、CAGEから提案されてペアを組むことになりました。相性がいいって言われたんです!

スズメ:ボクらは元々お互いのことを知ってるし、抵抗もなかったからすぐに決まったよ。フラミンゴさんとフクロウさんのところも元々の知り合い同士だけど、ボクらはなんてったって、双子だからね!

記者:なるほど。他のトリの方とペアを推奨されていたら、どうされていましたか?

スズメ:推奨されるわけないだろ? ボクとエナガのペアが一番いいに決まってるよ

エナガ:他の人とペア……考えたこともなかったね。スズメはわたし以外でペアにって言われたら、どうする? ほら、ペア入れ替えとかしたことあったでしょ、あの時とかどうだった?

スズメ:え、嫌だよ! ハクチョウさんとならスムーズだったけど、でもなんていうか……ペアなのに対等って感じがしないだろ? ボクらの場合は特に、他のトリの人たちより年下だし……

エナガ:えっと、なんとなく「お姉さんと一緒にいる」って感じが出ちゃうってことかな? でもわたしとスズメなら、対等でペアって感じだよね。やっぱりわたしたち、ペアで良かったね!

スズメ:そうだろ? だからボクらはこのままでいいんだよ!

記者:エナガさんとスズメさんがペアで良かったです。休みの日もおふたりで過ごすことが多いのですか?

スズメ:そうだね。でもバラバラで過ごすこともあるよ。エナガはフクロウさんとゲームしてたりすることが多いよね。でも意外だったな、エナガって家だとそんなにゲームとかしなかったから

エナガ:うん、フクロウさんに教えてもらったゲームが面白かったの! たぶんフクロウさんなりに、わたしでも楽しめるものを選んでくれてるからかな? スズメもカラスさんと一緒に訓練したり、ツバメさんとお茶会のお菓子作りしたりしてるよね

スズメ:え、うん。カラスはともかく、ツバメさんってわりと料理好きっていうか、人をもてなすのが好きみたいで、クッキーとか一緒に焼いたりしてるよ。ただなにをしても褒めてくるから、なんていうかたまに落ち着かなくなるけどね

エナガ:ふふ、スズメが照れちゃうのもわかるな。だってツバメさん、ホントに王子様みたいだもんね! わたしも時々照れちゃうもん

スズメ:別に照れてはないけど……くすぐったいっていうか、そわそわするっていうか、そんな気がするだけ!

記者:ツバメさんと一緒にいると、おふたりとも意外な一面が引き出されるんですね。おふたりがお互いだけ知っている意外な一面なんかもあったりするんでしょうか?

スズメ:うーん……あ! エナガはすっごく寝付きがいいんだけど、寝相が悪いとこかな。家だと廊下で寝てたことも、あったよね

エナガ:あ、あった! 夏だったし、床が冷たくて気持ちよかったのかな? でも最近はちょっとだけ寝相も良くなったと思うんだけどなあ

スズメ:どうかな? ボクら2段ベッドで寝てるんだけど、エナガの寝相が悪いから、エナガが下の段なんだよ。落ちても平気なようにね!

エナガ:スズメの寝相だって、わたしよりちょっとだけいいってくらいなのに~!

スズメ:ボクはベッドから落ちたり廊下に転がっていったりしないからね

エナガ:スズメって寝相が悪いのに、器用なの! 頭と足の位置が逆になってたりとか、真横になってたりとかするのに、どうしてベッドから落ちないの?

スズメ:寝てる間のことなんて知らないよ。言っておくけど、エナガはわりと寝言も言ってるからね。「100点になったら大変だ」とか「チョコは空を飛べないんだよ!」とか……他にもいろいろ言ってたけど、いつもどんな夢見てるの?

記者:是非エナガさんの寝言集を作ってほしいですね。おふたりとも戦いが終わった後も、家族として暮らしていくのでしょうか?

スズメ:そりゃあそうだよ、ボクとエナガはペアである前に双子で家族なんだから! っていうか、戦いも終わらせて、こんなところ、さっさと出て行きたいね。ボクたちは家に帰りたくて戦ってるんだから

エナガ:うん、そうだね。……家に帰った後、進路とかで学校は別々になっちゃうこともあるかもしれないけど、家族であることは絶対に変わらないのがわたしたちのいいところだと思うんです。これからもスズメとふたりで頑張っていきたいです!

記者:きっとおふたりなら大丈夫でしょう。今日はありがとうございました

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