もはや別ゲー。『テイルズ オブ ザ レイズ』新モード“リコレクション”は新規にも歴代ファンにもおすすめ

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 今年でサービス6周年を迎えたiOS/Androidアプリ『テイルズ オブ ザ レイズ(以下ザレイズ)』。オリジナルキャラクターのイクスとミリーナのふたりを中心に、『テイルズ オブ』シリーズ(スマートフォン作品も含む)に登場するキャラクターたちと共闘する姿が描かれています。

 今回の大型アップデートでは、本編とは遊び方が異なる“リコレクション”モードを新たに実装。藤島康介氏デザインのオリジナルメインキャラクターが6人登場し、実弥島巧氏原案のメインシナリオがフルボイスで実装。また、本モード専用のバトルシステムや育成ルールが用意されました。

 そこで今回は“リコレクション”モードに焦点を当てて、新たな遊びの基本情報とその魅力をレポートします。

“リコレクション”モードは新規ユーザーでも入りやすい仕様に!

 “リコレクション”モードはメニュー画面から選択できるモードで、開放条件はメインストーリーの第1章・1-3をクリアすればOKと、ゲームを開始してすぐ遊べるようになっています。

 遊び方はグループで分けられたシリーズ作品ごとにバトルを行い、シリーズレベルを上げてその合計レベルで本編シナリオを開放していく形になります。今月は数多くのタイトルから『テイルズ オブ ザ レイズ』『テイルズ オブ ファンタジア』『テイルズ オブ デスティニー』『テイルズ オブ エターニア』『テイルズ オブ デスティニー2』の5タイトルが実装されました。

  • ▲まずは『テイルズ オブ ザ レイズ リコレクション』のシリーズレベルを上げることからスタート。

 ただし、シリーズ作品を選択できるようにするには“幻想灯”が一定数必要です。“幻想灯”は、各シリーズの合計したシリーズレベルを10上げて、リコレクションランクを1アップさせると手に入ります。

  • ▲開放した作品が増えると、開放に必要な“幻想灯”の数も増えます。

 シリーズレベルを上げるには、ランダムで表示される“ピックアップクエスト”をこなし、“ボスを倒してクリアする”“獲得スコアの累計が目標の数を超える”といったクリア条件を満たし、“想珠”を3つ集める必要があります。とはいえ、リコレクションモードは常設なので、急ぐ必要がないのがありがたいですね。

  • ▲“指定されたキャラを編成して規定回数クリアする”といった、当日限定の条件も。なので、キャラクターが多いほどシリーズレベルも上げやすくなります。

 なお、歴代作品のシリーズレベルが上がると“シナリオ”が開放。これは対象作品のストーリーを追体験できる“歴代伝承”モードと呼ばれており、作品を遊んだことがない人でもキャラクターの立ち位置や物語の概要を知ることができます(ですが、本音を言うならこの機にぜひ原作を……!)。

  • ▲印象的なシーンが簡潔にまとめられており、プレイ済みの人が復習するにももってこいです。

 このように、リコレクションランクのアップは本モードのメインストーリーを開放させる条件にも影響。ここから始めた方は、まずは各シリーズ作品のシリーズレベルアップを目指しましょう。

 ちなみに、『テイルズ オブ ザ レイズ』は、シリーズ作品の垣根を超えて自由にパーティ編成できるのが魅力ですが、本モードでは作品ごとに登場したキャラクターのみでパーティ編成を行います。

 『テイルズ オブ ザ レイズ リコレクション』の参戦キャラクター(コダマ、ヘイズ、アイリス、バルド)は、本モードのサブシナリオを進めると手に入りますが、それ以外のシリーズを進めるにはまず本編で対象となるキャラクターを手に入れる必要があるのでご注意を。

  • ▲なお、『テイルズ オブ ザ レイズ リコレクション』の場合は、彼らの側面を知ることができるエピソードが楽しめます。個人的にはヘイズが思っていた以上にコミカルな顔を持つキャラクターなのがよかったです(笑)。

 各シリーズキャラクターは本編のメインストーリーを進めることで入手可能です。また、それ以外でもガシャによっても手に入れることができます。始めたばかりの人は、キャラクターを集めるために本編も合わせて進めてみてくださいね。

  • ▲ガシャに必要なダイヤも、スタート時にボーナスとしてある程度配布されるので、まずは対象のシリーズ作品のガシャを選ぶことをオススメします!

よりアクション寄りになった操作感がグッド! やみつきになるバトル

 本編のバトルでは術技をCCで使用しますが、本モードのバトルでは本編とは異なるAG(アクティブゲージ)を採用。AGは術技を使うことで上昇し、%の数値によってキャラクターのステータスに補正がかかる仕様です。

 「CCよりも自由に術技を使い放題では……?」と思う方もいるかもしれませんが、AGが200%に達してしまうと行動不能となる“気絶”状態になるため、無計画に連発するのは控えたいところ。このあたりのバランスを気にしながら戦うところは、ほんのりと『テイルズ オブ リバース』のラッシュゲージ(RG)を思い出しました。

  • ▲AGの上昇量は本編で使用したときのCC量に比例して増えます。気絶はAG75%以下になるまで解除されません。

 これ以外にも大きなシステムとして、画面右側をフリックせずにホールドすることで自動で術技を最大4つまで放つ“オートチェイン”や、左画面を左右にフリックすると対象の左右に回り込む“アラウンドステップ”を用意。

 ただ、“アラウンドステップ”は使用時にHPを3%消費するため、連続使用はここぞというタイミングで!

  • ▲“オートチェイン”の設定は戦闘終了時にのみ可能。リーダーに設定したキャラクターのみ対象なので、入れ換えながら全キャラクターに設定しましょう。特定の組み合わせだとチェインボーナスも発生します。
  • ▲バトルはWAVE制で、制限時間内に特定のWAVEまで通過するとボスが出現します。

 カメラワークが本編よりキャラクター寄りになっていることもあり、手軽な操作で迫力のあるアクションを存分に堪能できるようになっているのがいいですね。もちろん、オートで戦わせることもできるので、自分のようにキャラの動きをじっくり鑑賞したい派も安心です。

 なお、本モードでのキャラクターの強さは本編での育成レベルは反映されず、シリーズレベルアップ時に“シリーズパーティ強化”の項目(最大HPアップや物理攻撃力アップなど)を選んで強くしていくスタイルとなります。

 そのため、新しく始めた人でもキャラクターのレベルが足りなくて進めない、なんてことはないのでご安心を。ただし、使用できる術技や魔鏡技(必殺技)については本編で入手した状態が反映されるので、物語を進めるにはある程度意識して集めるようにしましょう。

  • ▲回復できる術技を習得できれば戦いが安定。『テイルズ オブ ザ レイズ リコレクション』では、アイリスに“ヒーリング・シャワー”をセットさせるのがオススメ。入手はかめにんショップを利用するのが近道です。

 やり込んでいる人だけでなく、新しく始めた人もすぐに楽しめる“リコレクション”モードが実装された『テイルズ オブ ザ レイズ』。今後も続々と対応シリーズが増えていくので、ぜひこのタイミングからスタートしてみてはいかがでしょうか?

※掲載している内容は2023年4月21日時点の情報となります。
TALES OF THE RAYS™ & ©Bandai Namco Entertainment Inc.
©いのまたむつみ ©藤島康介

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