『はたらく細胞』が製薬会社サノフィとのコラボで嗅覚のメカニズムを解説

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 サノフィは、『はたらく細胞』とコラボしたオリジナルストーリー“はたらく細胞 鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎 特別編”を疾患情報サイト“アレルギーi2”で公開しました

 以下、リリース原文を掲載します。

『はたらく細胞』と製薬会社サノフィがコラボ。マンガで鼻づまり、嗅覚のメカニズムを解説 書き下ろし全4話を4月18日よりサノフィが運営する疾患情報サイト「アレルギーi」にて公開

 鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎の治療薬を製造、販売している、サノフィ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岩屋孝彦、以下「サノフィ」)は、『はたらく細胞』とコラボレーションをしたオリジナルストーリー「はたらく細胞 鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎 特別編」を、疾患情報サイト「アレルギーi」にて公開しました。

 細胞の働きや匂いを感じるメカニズム、鼻茸について解説した充実した内容を通して、疾患啓発を目指しています。

 食卓の匂いや思い出と紐づく香り、そしてガスなどの危険を察知する臭いなど、私たちの身の回りには様々な「におい」があふれています。

 生活を華やかにしてくれるだけでなく、時に命を守る大切な役割を果たす、この「嗅覚」。鼻の奥にある嗅細胞の働きにより、私たちは匂いを感じることができます。匂いを感じない症状や鼻づまりの原因には、慢性副鼻腔炎や風邪などが挙げられます。

 一方で、それらの症状を訴える患者さんの鼻の中には、“鼻茸(はなたけ)”というポリープが潜んでいることが少なくありません。

 慢性副鼻腔炎の患者さんの10~20%、日本人のおよそ20~40万人にあるといわれている(i,ii)鼻茸は、主に鼻の奥の空気の通り道にでき、重症化するまで患者さんが日常では気づきにくいことがあります。鼻茸が中鼻道にできると鼻づまりの原因となり、嗅裂にできると、「匂いがわかりにくい」「食べ物の味がわかりにくい」という症状も起こります。

 また、鼻づまりは質の良い眠りや集中力低下に関連し、仕事や勉学の効率や、生活の質(QOL)へ影響を及ぼす可能性があります。

 サノフィは、“鼻がいい人生は華がある“というコンセプトに基づき、当企画を実施しています。当企画を通じて、日常では重症化に気づきにくい鼻茸の症状や、専門医受診の必要性などをより多くの方々にお伝えするとともに、においを感じる大切さについて『はたらく細胞』のキャラクターと一緒に楽しみながら学べるコンテンツを提供いたします。

「はたらく細胞 鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎 特別編」概要

主な登場人物

嗅細胞:鼻粘膜に入ってきたにおい分子と結合し、脳へ電気信号を送る。

好酸球:白血球の一種。全白血球の数%といわれている。アレルギーや寄生虫感染があるときに増加する。

漫画:かいれめく 監修:清水茜(『はたらく細胞』)
医療監修:金沢医科大学 耳鼻咽喉科学 教授 三輪高喜 先生
公開サイト:疾患情報サイト 「アレルギーi」

“鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎”とは?

 鼻茸(はなたけ)は、鼻の粘膜にできる肉質の増殖性病変で、鼻ポリープとも呼ばれています。「鼻茸(鼻ポリープ)」と聞いて、「鼻にポリープができるなんて⁉」と思う方が多いかもしれませんが、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)のうち難治性の場合、ポリープ状の“できもの”が鼻の中にできるケースがあります。

 慢性副鼻腔炎の患者さんの10~20%、日本人のおよそ20万人に鼻茸があるといわれており(i,ii)、なかでも、難治性の慢性副鼻腔炎が要因の場合、鼻の両側に鼻茸が多くできやすいため、手術で取り除くことが必要です。

 鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎の症状は、鼻閉、鼻水、嗅覚障害、頭痛などです。しかし、それらの症状があっても、一般的な鼻炎や花粉症との区別が付きにくく、患者さんもその症状に慣れてしまい、専門的な治療に至らないことも多い現状です。

 症状が持続すると、患者の健康関連 QOL(生産性や日常生活動作などの複数の項目で評価する指標)が損なわれ(iii,iv,v)、食事が楽しめなくなったり、睡眠不足や疲労が生じたりする場合があります。

 また、鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎の患者さんの多くが喘息にも苦しんでおり、これら患者さんにみられる喘息の多くはより重症で、治療が困難です。鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎のうち、好酸球性副鼻腔炎は指定難病に指定されており、一定の基準を満たす患者さんは、医療費の助成を受けることができます。


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