『らーめん再遊記』最新7巻の見どころ・名言は? ラーメン界に伝統と権威のブランドを作る実験とは?
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漫画『らーめん再遊記』の最新7巻が4月28日に発売されました。
7巻ではラーメン界のレジェンド永山にまつわるエピソードが終わり、新たに外食コンサルに関する物語が展開していきます。
芹沢はもちろん、新世代の米倉や芹沢の弟子的存在になりつつあるグルタくんからもさまざまな名言・箴言が飛び出します。
・世の中には主体的に正しく価値判断できる人間はごくわずかで、伝統と権威を振りかざされると『へへーーっ』とひれ伏してしまう思考停止した服従型人間が大半だからだ(米倉)
・『平凡なうまさ』を侮っていても独善の罠にはまるんじゃないかと…(芹沢)
以前の巻でも語られた「ラーメンじゃなく幻想を食べている」という言葉をさらに深堀りし、ラーメン界に伝統と権威のブランドを作る実験が解説される7巻。ラーメンや食文化に関するメカニズムを独自の視点で描き出しており、あいかわらず勉強になる一冊です。
ちなみに外食コンサル編では、僕が好きな淡麗系・ハイスペック醤油ラーメンの話題も。自分は淡麗系醤油ラーメンは白いご飯なしには食べられないタイプでして、漫画を読んでいると食欲が……。GWに都内を食べ歩いて来ようと思います!
『らーめん再遊記』最新7巻の内容は?(商品紹介ページより)
新章「外食コンサル」編スタート!
『飲食再生師』と持ち上げられる凄腕の外食コンサルタント・小宮山浩司。
彼は過去にラーメン店を経営し、潰してしまった苦い経験があった。
それには、芹沢との深~い因縁があり…?
果たして、今も小宮山の心に引っ掛かっている芹沢の「一言」とは…!?
暖簾分けされた師匠と弟子を描く『塩匠堂』編もこれにて完結!
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