PCメーカー“ASUS”台湾本社がスゴイらしいと聞いたので行ってみた

電撃オンライン
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 みなさん“ASUS”はご存じですか? パソコンとスマートフォンのデジタルデバイスをはじめ、マザーボードやビデオカードなどパソコン向け高性能パーツを販売する台湾のPCメーカーです。ゲーミングブランド“ROG(Republic of Gamers)”のゲーミングノートパソコンやゲーミングスマートフォンで知っている人も多いかもしれません。発音は「エイスース」です。

 台湾のPCメーカーはASUS以外にも多く、Ryzen CPUやRadeon GPUなど半導体メーカーで知られるAMDは有名ですよね。今やPCメーカーと言えば台湾をイメージする人も少なくないはず。そんな台湾のPCメーカーのなかでも日本でよく知られているASUS。本記事では、ASUSの台湾本社にお邪魔する機会をいただいたので、ASUSのスゴさの一端をレポートしていきたいと思います。

施設の充実ぶりがさすがのASUS台湾本社

 台湾台北市に本社を持つASUS。本社ビルの外観はもちろん、内部もさすがといった美しい建物になっています。ロビーは圧倒的な解放感! 床にはASUSの由来である“ペガサス・Pegasus”の模様があしらわれています。




 ロビーの裏側には社訓やトロフィーの数々、またロビー左右にはASUSの歴史を知ることができる製品が展示されています。




 ランボルギーニとのコラボPCや外装のほかキーボードも木製のバンブーPCなど、一部のマニアにはたまらないシロモノも! ちなみにASUSは、最近注目度の高いスマート家電のほか、Zenbo(ゼンボ)といった家庭用ロボットも手掛けているんです。



 とはいえ、ASUSといえばやっぱりPC。昨日新製品も発表されたProArtシリーズ、お世話になっている人も多いかと思われる30年の歴史を持つマザーボードの数々なども展示されています。ちなみにゲーミングブランドROGですが、現在35カテゴリーもの製品を展開しているそうです


 展示以外にも、本社ビルには注目の施設が満載。なかでも驚いたのが3Fにある食堂ことフードコート。さまざまなフードショップが並んでいるわけですが、みなさんもよく知るスタバことスターバックスコーヒーやコンビニのセブン-イレブンもあります。



 そのほか4Fには、汗を流すことができるジムやビリヤードを楽しめるレクリエーション施設も完備。その充実ぶりには驚かされます。


 今回本社にうかがった際に品質チェックセンターQTCの現場も見学させてもらいましたが、こちらの様子は社外秘! 低温から高温、低湿度から高湿度といったあらゆる環境下でも平常通り作動するかをテストする“気温/湿度テスト”、さまざまな角度、高さからの“落下テスト”、そのほか“振動テスト”や“衝撃テスト”を行うなど品質管理も抜かりのない様子でした。

 ビルの大きさに対して、見学できるエリアは決して多くはなかったものの、ASUSが世界規模のPCメーカーであることを再認識することができました。

台北中心部にはROGとASUSの両ストアを展開

 本社訪問とあわせて、オフィシャルショップにも立ち寄らせてもらいました。台湾台北市中心部には、さまざまなメーカーがショップを出店する“三創生活園区”というビルがあり、PCのほか、ゲームやホビーといった、さまざまなジャンルのショップがフロアごとに展開されています。訪れたときには1Fで“メガホビ台湾”のイベントが開催中! ちなみに台湾の“ガンダムベース”も、このビルに入っています。


 ASUSも“三創生活園区”にショップを出店しており、1FにはROGストア、2FにはASUSストアを展開しています。

 2019年5月にオープンしたというASUSストア。ノートPCのZenbookシリーズやスマートフォンZenfoneシリーズなど、ASUSのすべての製品をチェックすることができるようです。







 2018年4月にオープンしたROGストア。ゲーマー同士の対戦や交流などを促す店内構成となっているようです。多人数で実際に対戦を行えるスペースが印象的なほか、先日発表されたばかりの最新ゲーミングスマホ“ROG Phone 7”の展示も! 早くも実際に触れることができるなど、オフィシャルショップならではの充実ぶりでした。





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