百貨店に訪れる動物との交流を描く『北極百貨店のコンシェルジュさん』アニメ映画化決定!

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 西村ツチカさんによるマンガ『北極百貨店のコンシェルジュさん』が2023年秋にアニメ映画されることが決定しました。また、ティザービジュアルが公開中です。

 以下、リリース原文を掲載します。

アニメ映画化決定! 2023年秋公開! ティザービジュアル解禁!

 小学館「ビッグコミック増刊号」で2017年から連載を開始し、「第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞」を受賞した、鬼才・西村ツチカによる「北極百貨店のコンシェルジュさん」(小学館)が待望の映画化を果たします!

 監督は、『パプリカ』(2006)、『風立ちぬ』(2013)など多くの作品に原画として参加し、「ボールルームへようこそ」(MBS/2017)でTVアニメ初監督を務めた板津匡覧が、満を持して初の劇場版アニメ監督を務めます。

 脚本は、第1回市川森一脚本賞を受賞した「恋するハエ女」(NHK/2012)や、「忘却のサチコ」(テレビ東京/2018)、「凪のお暇」(TBS/2019)、など数々の話題作を手掛けてきた大島里美。豪華スタッフが集結した本作を、「ハイキュー!!」「PSYCHO-PASS サイコパス」「攻殻機動隊」など、作品のテイストに合わせたハイクオリティな映像に定評があり、国内に留まらず海外での評価も高いProduction I.Gが制作します。

☆原作は「第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞」を受賞。原作に惚れ込んだ板津監督が映像化を切望し、Production I.Gとのタッグで企画が実現!

 原作マンガは、独特の世界観と美しい描写、人間ドラマが話題となり、「第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞」を受賞した西村ツチカの『北極百貨店のコンシェルジュさん』。新人コンシェルジュの秋乃がお客様からの難題に向き合う中で成長していくさまを描き人気を博している。

 そして、元々原作の大ファンだったという板津が映像化を切望し、その熱意を受け取ったProduction I.Gのアニメーションプロデューサーとともに企画がスタート。働く女性を描くことに定評のある大島里美を脚本に迎え、制作がスタートした。原作の繊細さを、映像の豊かさで表現したいという板津監督の考えのもと、徹底的に細部までこだわり制作されている。

 お客様は全て動物という不思議な百貨店<北極百貨店>を舞台に、新人コンシェルジュ・秋乃と、“特別な”お客様たちとの間で繰り広げられるファンタジーストーリー。板津監督が描く、芸術性の高い、華やかな北極百貨店の世界をご期待ください。

 そして映画化決定の報と共に、ティザービジュアルが解禁!

 今回解禁となったティザービジュアルでは、北極百貨店のショーウィンドーから笑顔をのぞかせるコンシェルジュ・秋乃と、ショーウィンドーを覗くようにこちらに背を向けるスーツ姿の謎のペンギン・エルルが描かれている。

 様々な事情を持つ動物のお客様が集う北極百貨店で、秋乃をはじめとする百貨店スタッフがどんなお客様に出会い、問題を解決していくのか、物語の展開が気になるビジュアルとなっている。

 憧れの仕事に就いた後に待っていた苦悩と挫折...。悪戦苦闘しながらも全力で仕事に向き合う、最高にかわいい秋乃の姿に心打たれること間違いなし!

 映画『北極百貨店のコンシェルジュさん』は、2023年秋公開です!

板津匡覧監督コメント・プロフィール

◆コメント

 大好きな西村ツチカ作品を映像化できて光栄に思っております。

「他者と関わることの困難」

 主人公、秋乃が体験するのは多くの人が直面する課題だと思います。

 困難を象徴する多彩な動物たちを、原作そのままのシンプルな絵作りと繊細なディテール、豊かなアニメーションで描くことを目指して制作しました。

 多くの方に見ていただけると嬉しいです。

 日常の困難に向かう大人たち。

 動物が大好きな子供たちにも。

◆プロフィール

 1980年生まれ。18歳でアニメ業界に入る。「こちら葛飾区亀有公園前派出所」シリーズ(CX/~2004)、『パプリカ』(2006)、『風立ちぬ』(2013)に原画として参加。

 『百日紅~Miss HOKUSAI~』(2015)ではキャラクターデザイン、作画監督、原画、『鹿の王』(2022)では作画監督補佐を務めた。「ボールルームへようこそ」(MBS/2017)でテレビシリーズの監督に初挑戦。今作で劇場版アニメ監督デビュー。

大島里美(脚本)コメント・プロフィール

◆コメント

 北極百貨店を訪れるどこか他人には思えない動物のお客様たち。

 お客様に寄り添い、精一杯もてなそうとする新人コンシェルジュさん。

 楽しくて、不思議で、あたたかくて、考えさせられる。

 この映画を観て、大切な誰かや自分を想って、笑顔になっていただけたら、とても嬉しいです。

◆プロフィール

 早稲田大学第一文学部卒業。第16回フジテレビヤングシナリオ大賞で、佳作受賞。

 「1リットルの涙」(CX/2005)、第1回市川森一脚本賞を受賞した「恋するハエ女」(NHK/2012)、「凪のお暇」(TBS/2019)、『漁港の肉子ちゃん』(2021)、

 「後宮の鳥」(MX/2022)、音楽劇『ダ・ポンテ』(東宝/2023)などドラマ・映画・アニメと作品多数。

©2023西村ツチカ/小学館/「北極百貨店のコンシェルジュさん」製作委員会

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