漫画『戦争は女の顔をしていない』劇中のコマや言葉を使った中吊り広告がJR京浜東北線・根岸線に掲出
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KADOKAWAは、漫画『戦争は⼥の顔をしていない』4巻の刊⾏を記念して5/7(⽇)までJR京浜東北線・根岸線2編成の中吊り広告を貸し切りしたことを発表しました。
以下、リリース原文を掲載します。
様々なメディアで取り上げられた話題作
コミカライズ『戦争は⼥の顔をしていない』の第4巻が4⽉27⽇(⽊)に発売されました。
第⼆次世界⼤戦従軍⼥性500⼈以上を取材。
狙撃兵、軍医、書記、斥候、⾶⾏⼠…さまざまな⽴場の⼥性たちがとらえた「戦争」の証⾔集̶̶
その内容から出版を拒否され続けた、ノーベル⽂学賞受賞作家の主著のコミカライズ作品。
”ノーベル⽂学賞作家のノンフィクションを漫画化”という業界でも異例の取り組みは、すぐに⼤きな反響を呼びました。
待望の4巻発売を記念して、本⽇から5/7(⽇)までの間、【JR京浜東北線・根岸線】2編成の中吊り広告を貸し切りいたします。
JR京浜東北線・根岸線の全編成のうち2編成のみでの掲出となりますので、乗り合わせた際には是⾮ご覧ください。
【掲出期間】2023年5⽉1⽇(⽉)〜5⽉7⽇(⽇)
【掲出場所】JR京浜東北線・根岸線の中吊り(2編成)
【問い合わせ】
※編成や運⾏情報について、鉄道会社や駅係員へのお問い合わせはご遠慮ください。
※運⾏期間は予定であり、予告なく変更・中⽌となる場合がございます。
※運⾏期間中であっても運休となる場合がございます。
※最終⽇は撤去作業を⾏うため、運⾏を⾏わない場合がございます。
中吊り広告紹介
この中吊りは「戦争の⼆⾯性」を表すような、⿊と⽩のデザインで構成されております。
⿊は戦争の【⽣々しさ・恐怖・悲しみ】、⽩は戦争の中を⽣きた【⼈々の繋がり・愛情・儚さ】というそれぞれの観点から選ばれたコマ・⾔葉を使⽤したデザインとなっております。
⾞両ごとに1⾊ずつ分かれて掲載されておりますので、乗り合わせた際はどちらもご覧いただけますと幸いです。
“戦争は⼈が持っている時間を潰してしまう 貴重な時間を…“
“あの⼈がそこに腰掛けているような気がして窓の向こうを覗いてみる あたしはもう年取ってしまったけどあの⼈は送り出した時のまま“
“私たちは確かに勝利しただけど どれだけの犠牲がありなんという恐ろしい代価を払ったことか“
“⽣きているかぎり何にだって望みをかけていいのよ”
“夜 ⼟壕の中に横たわっていてどこかで砲声が聞こえる どうしても死にたくなかった“
“みな⾝内のようだった ⼀つの家族だった”
“私は撃つことに決めたの、そう決⼼した時⼀瞬ひらめいた「敵と⾔ったって⼈間だわ」と“
“⺟は厳しかった それが突然あたしにかじりついてキスをするの お⺟さんにもう⼆度と会えないんだと悟った“
“いけない伝えなければ 世界のどこかにあたしたちの悲鳴が残されなければ あたしたちの泣き叫ぶ声が“
“⽣きてる時の写真を探しました その⼦が微笑んでいるのを…”
“恥ずかしいって気持ちは死ぬことより強かった”
“トー⼆ャは⾝を挺して爆弾の破⽚から救ったの トー⼆ャはその⼈が好きだった“
“死んだら両⼿は休めるんだろうね“
“前線で⾚ちゃんが⽣まれたんです 兵⼠たちはささやき声で「万歳!万歳!」と喜びました“
書誌紹介
【書名】戦争は⼥の顔をしていない4
【著者】
作画:⼩梅けいと
原作:スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ
監修:速⽔螺旋⼈
【定価】1100円(本体1000円+税)
【発⾏】KADOKAWA
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