【先行公開】『シャドウバース』エルフの新LEはランダム性の強い高スタッツ。アクセラレートは疑似対空射撃

　サイゲームスが配信するiOS/Android/PC用デジタルTCG『Shadowverse（シャドウバース）』で、5月17日に第28弾カードパック“Academy of Ages / 遥かなる学園”のアディショナルカードが追加されます。

　本記事では追加されるカードから、エルフのレジェンド“根深き手の異形”を紹介します。

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根深き手の異形

アクセラレートが強力な高コスト【守護】フォロワー

　1コストでアクセラレートできる10コストのフォロワー。

　【アクセラレート】時の能力は、自分の場のカードを手札に戻しつつ相手フォロワーにダメージを与えるもの。対象こそランダムですが、“Starforged Legends/星神の伝説”で初登場した“対空射撃”に近い性能です。

　対空射撃は、一時期ほぼすべてのエルフデッキに採用されていた優秀なスペル。現環境では“場を離れたエルフ・フォロワーの数”で発動する能力を持つカードが採用されるケースが多いため、低コストで場のフォロワーの回収を兼ねられる能力はただ同じカードを使いまわす以上の効果を発揮するでしょう。

　10コストのフォロワーとしてプレイする場合はそれまでのプレイ枚数が重要で、アディショナル前の環境で10ターン目開始時のプレイ枚数はおおむね30数枚を超えるくらい。極端に体力が低くならない限り、相手の勝ち筋の芽を摘む【守護】フォロワーになります。

　進化時の能力は上記のプレイ枚数を踏まえて、合計20弱のダメージは期待できる範囲。ランダム性のある攻撃力に依存するため決して頼りきることができるものではありませんが、事前に“新緑の新入生・カステル”や“聖緑の輝き・カーバンクル”を利用してEPを回復しておくのは容易です。プレイした際の攻撃力次第で進化時の能力を生かすことも選択肢になりそうですね。

　既存のデッキに組み込む場合、主に【アクセラレート】時の能力を使いつつ、試合が長引いた場合にフォロワーとして使う可能性もあるといったところ。プレイ枚数が重要なカードなので、“黒百合の女王・ノワリス”や“幻想の使役者・フィリィ”を組み込んだフェアリー軸のデッキとの相性がよさそうですね。

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