『ワールドダイスター』4話感想。ここなとカトリナの仲の良さに嫉妬する静香に萌え尽きた

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 TVアニメ『ワールドダイスター』第4話“いまはむかし”の感想をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『ワールドダイスター』第4話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことを強くオススメします。

まさか静香がこんな扱いになるとは!

 演劇を題材にしたメディアミックスプロジェクト『ワールドダイスター』のアニメ。第1話のラストでメインキャラクター・ここなの親友・静香が実在しない存在だと明かされたりとジェットコースターのような展開が楽しめるアニメです。

 前回の第3話では、ここな以外のキャラクターもそれぞれ特殊な“才能”を持つことが明らかに。ただでさえ迫力のある演劇シーンがさらに見応えのあるものになりました!

 さらに第3話のラストでは静香がほかのキャラクターたちにも観えるという展開に! 「絶対、最終話で明かすんでしょ」と思っていただけに予想外の流れに驚きです。 今後、どんな展開になっていくのか、本当に目が離せません!

 今回の第4話は“しりうす湯”で入寮歓迎会が開催されるという展開。これまでがシリアス多めの展開が多めだったので、こういうワチャワチャした回もいいですね!

 こういうときはぱんだ先輩の明るさと、そんなぱんだのノリに乗っかるさっすーが輝きますね!

 また、すでに静香が普通に仲間たちの輪のなかに混じっているのが面白すぎます。馴染むのが早い!

 とはいえ、カトリナは静香のことが気になるようで、一緒に歓迎会の買い出しに出たここなに彼女のセンスがどんな能力なのか問いただします。確かに意思を持つ人間ひとりを生み出す能力だとすればめちゃくちゃすごいですもんね!

 また、一方で、留守番となった静香もぱんだたちから質問責めに合うことに。やはり彼女の存在は気になりますよね……。ただ、ぱんだたちがフランクな態度で静香に接するので重くならないのはいいですね!

 ちなみにぱんだ先輩からセンスの解説もありましたが、だいたい想像通りで、役者たちが演技を求めるなかで生まれた個性のようなもののようです。動物たちが進化したように役者も進化したとさっすーは言っていましたが、納得。役者の世界も生き残りの世界ですからね。少しでも舞台に立ち続けるため、戦う役者たちが能力に目覚めたという設定も説得力があります。

 センスについてよくわかっていないここなと静香でしたが、それぞれ2人が出会ったきっかけを語り始めることに。演技のことで「センスがない」と言われ、悩んでいたここなの前に静香が突如として現れ、励ましくれたというのが出会いの流れ。新幹線の席の向かいにいきなり現れたことや、大声で芝居をはじめても怪しまれないところからも、ここなの心が生んだものと考えられます。

 ここなの話を聞いて、彼女のセンスは理想の自分を具現化するものだと理解するカトリナ。ここは視聴者の想像通りでしょうね。カトリナは静香自身が舞台に上がった理由がないことを疑問に思いますが、ここは静香とぱんだの会話で、ここなが舞台を成功させたかったからだということが分かります。

 本当は出るべきでは無かったという静香。個人的には彼女自身も報われて欲しいなと思います。静香の幸せはここなが夢を叶えることだということは分かっていますが、彼女自身も夢を見つけてくれればうれしいです。

 Bパートは“新人が一品、手料理を振る舞う”という入寮歓迎会の伝統のため、ここなとカトリナがドイツの料理“シュニッツェル”を作るという展開。カトリナが料理が得意ではないことが分かり、めちゃくちゃ可愛かったです。

 演技以外のことでカトリナのことを知ることができてうれしいと満面の笑顔で言うここなも良かった。カトリナとは対象的に、彼女が意外と家庭的なところも好きです。みんな、いろんな顔を持っているんだなということが分かってほっこりしました。

 緊迫感のある舞台シーンも面白いですが、こういった日常回もいいですね。キャラクターの関係性も深まってきましたし、各ヒロインたちがどういった関係性で描かれていくか気になりますね。個人的にはここなとカトリナに嫉妬する静香が可愛いいのでもうちょっと見てみたいな~と思いました。

 ラストには気になる展開もあり、早く続きが観たくなりました。とりあえず第4話をリピートして待ちたいと思います!


カワチ:RPGとビジュアルノベルが好きなゲーマーで、誰にも気付かれないようなマニアックな小ネタを記事に織り込むのが好き。深みのあるゲームが好きかと思えば、本当は肌色が多ければなんでもいいビンビン♂ライター。



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