天野喜孝さんキャラデザの美麗グラフィックMMORPG『ETERNAL(エターナル)』第2回CBTをレビュー
- 文
- 滑川けいと
- 公開日時
アソビモが開発するiOS/Android用MMORPG『ETERNAL(エターナル)』の第2回クローズドベータテスト(CBT)が先日開催されました。その体験レビューをお届けします。
数多くのスマートフォン向けオンラインRPGを手がけてきたアソビモが、さらなる高みを目指して開発中のアプリ『エターナル』。キャラクター&モンスターデザインを天野喜孝さん、主題歌をLUNA SEAが担当することでも話題になっています。
リリースが待ち望まれる本作のCBTが、11月8日より数日間開催されました。そのCBTに参加した筆者の所感をお伝えします!
プレイヤーは自国のために立ち上がった勇気ある者!
本作は、広大な世界を冒険するMMORPGです。主人公であるプレイヤーは、人間族の宗教国家“ノルダニア神聖国”の民。ノルダニアは、多種族連合体“オルド”と、いつ戦争に発展してもおかしくない緊張状態にあります。主人公は祖国を守る戦士として、武器を手に立ち上がったのです。
まずは、ジョブの選択とキャラメイクからスタート。今回のCBTではウォーリア、パラディン、メイジ、プリーストといった4つのジョブから選ぶことができました。それぞれのジョブがパーティの中でどんな役割になるのか、といった解説が表示されるので、最初は好きな戦い方で選ぶといいでしょう。
ウォーリア
パラディン
メイジ
プリースト
キャラメイクでは髪型や瞳の色、ボイスなどを細かく設定していきます。例えば髪型はスタイルが10種類ほど、さらに色を変えることができるので、他のプレイヤーとかぶりにくい個性的なキャラクターになると思います!
キャラクタークリエイトが終わると、ゲームが本格的にスタート。最初は、新兵訓練所にいます。教官に呼び出されて会話をすると、クエストが受注できるようになります。
本作はこのように、フィールドにいるキャラクターたちからクエスト受注し、それをこなすことでストーリーを進めていきます。また、メインストーリー以外にもさまざまなサブストーリーが用意されているのも特徴の1つ。
今回はCBTということで油断していましたが、次から次へとクエストが受注できる、やること満載入れ食い状態です。こんなに遊ばせていただけるとは……と、うれしい悲鳴をあげながら夜更かししていました!
正式サービス開始後はもっとサブストーリーも増えるかもしれないと思うと、かなり遊べそうな予感がします。
クエストの受け方は基本、対象となるキャラクターの付近にまで移動に話しかけるのですが、本作にはオート機能も搭載されています。オートでは、行いたいクエストをタップすると自動で対象のキャラクターがいる場所まで移動したりターゲットの敵を攻撃してくれたりするなど、快適にプレイできる工夫がなされています。
クエストをオートでプレイしていると景色を見る余裕が生まれるのですが、筆者は繊細な画面描写に圧倒されました。雲や川の流れなどが丁寧に表現されており、まるで映画のような美しさです。いつまででも眺めていられます! いろいろな場所で映えるスクリーンショットを撮影するのもいいかもしれませんね。
画像のクオリティは設定で変えられるのですが、ぜひ最高クオリティでプレイしていただきたいです!
自ら編み出した戦術で強敵と戦い抜け!
フィールドには、さまざまな敵が徘徊しています。バトルは、画面に表示されたアイコンをタップして行動を指示するシンプルなシステム。通常攻撃をはじめ、スキルや回避、ジャンプを駆使してキャラクターを動かしながら戦います。
バトルの主力となるのは、通常攻撃よりもスキルによる攻撃です。スキルは複数覚えられるのですが、その中からショートカットキーに設定したものを使用できます。
スキルによって効果や発動条件はさまざまなので、自分の選んだスキルがどのようなものなのか確認しておくと戦いやすくなります。
また、各ジョブには“特性”と呼ばれるものが3種類ずつ用意されています。
ウォーリアであれば単体攻撃を得意とする剛腕、守備に長けた鉄壁、範囲攻撃を多く持つ激情といったように、特性によってバトルでできることが異なります。習得するスキルも違うため、1つのジョブで3つの役割を楽しめるようになっているのです。
注目したいのは、オートモード時のバトルです。一般的なオートのバトルは自動で攻撃を行い、スキルも条件が整い次第発動してくれるものが多い印象ですよね。そして、そのままレベル上げのためにしばらく放置したらいつの間にかやられてしまっていた……なんて経験がある方も多いのではないでしょうか。
そんなオートモードにメスを入れたのが、本作のシステム“戦術”です! 戦術は、簡単にいうとオートでの行動を細かく決められるシステム。例えばHPが500以下になると回復アイテムを使用する、HPの低い敵を狙うなど、条件に合致した際に特定の行動をとるように設定できるのです。
単なるオートモードとは一線を画する、自分専用のオートモードなんです! 戦術を細かく設定すれば、モタつかないだけに自分で操作する以上にスムーズに動いてくれるかもしれません。可能性を秘めたシステムだと思います。
MMORPGだからこそ楽しめる他プレイヤーとの共闘
MMORPGということで、本作にはリアルタイムで他のプレイヤーとパーティを組み冒険できます。そんなパーティプレイの楽しみ方として用意されている1つが、“ランダムダンジョン”と呼ばれるマルチプレイの場。
ランダムダンジョンはマルチプレイに申請後自動でマッチングされ、メンバー5人がそろい次第、開始となります。マッチング時に特定の職業の偏りが起こらないよう、攻撃役3人、防御役1人、回復役1人になるようになっているのがポイントですね。
「ダンジョンに挑戦してみたら、回復役ばかりで敵に思うようにダメージを与えられない!」、「アタッカーばかりで回復できる職業がいない!」という事故が起こらないようになっています。
また、マッチング中も全員がそろうまでは通常通り冒険できるのはうれしい配慮。待つ時間も暇にならず、ストレスなくプレイできました。
自由に行動を設定できる戦術や充実したクエスト数など、ボリューム満点の本作。MMORPGなので周囲のプレイヤーと一緒に冒険するのも楽しいですが、美しいフィールドを見ながらマイペースにひとりで冒険するのもオススメです。
正式サービスが開始したら、ぜひプレイして本作の美しさとやり応えを体感してみてください!
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