ゲーミング性能にも抜かりなし! ソニー、フラッグシップスマートフォン『Xperia 1 V』発売

電撃オンライン
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 ソニーは、新開発のスマートフォン向けの2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサーを世界で初めて搭載(※2023年5月11日時点。ソニー調べ。)したフラッグシップスマートフォン『Xperia 1 V(エクスペリア ワン マークファイブ)』を発売します。

 前機種比で約2倍向上(※1)した低照度性能と、『Xperia 1 V』が持つ高速な重ね合わせ処理技術により、低照度における耐ノイズ性能とダイナミックレンジにおいて、フルサイズセンサーを搭載したデジタルカメラ並みの撮影が可能(※2)です。動画・静止画を問わず、暗い場所でもノイズを抑えて鮮明に撮影できることに加え、優れた色表現で人物や風景などを美しく魅力的に描写します。

商品名:Xperia 1 V
カラー(※3):ブラック、プラチナシルバー、カーキグリーン
発売日(※3):本年6月中旬以降予定



 『Xperia 1 V』の背面に備える24mmレンズには、約1.7倍に大判化した2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー「Exmor T for mobile(エクスモア ティー フォー モバイル)」を搭載しています。また、85-125mm(F2.3-F2.8)の光学ズーム対応レンズで、歪みが少なく明るいポートレート撮影ができます。

 本機は、豊かな色表現ができることも特長です。人物の肌の質感をきれいに描写する「S-Cinetone for mobile(エスシネトーン フォー モバイル)」を搭載しています。撮影後にカラーグレーディングなどを施さずに、シネマティックな映像をそのまま記録することができます。

 視聴面では、進化したスピーカーアンプが臨場感の向上に寄与しています。4K HDR対応有機ELディスプレイ搭載で、映画も音楽も本機だけで迫力のある視聴体験ができます。なお、本体背面には撮影や視聴時など手に取った際に滑りにくい、独自開発のテクスチャーを加えたガラスを使用した機能性触覚デザインを施すなど、堅牢性と先進的なデザインを両立しています。

 個装パッケージには、ソニーの持続可能な社会の実現に向けた取り組みの一環として、環境に配慮した独自開発の紙素材である「オリジナルブレンドマテリアル」を使用し、プラスチックの全廃を実現しています(※4)。また、本体内部のバージンプラスチックの使用削減も進めており、ソニーが開発した難燃性再生プラスチックSORPLASを本体の内外に用いる部品の一部原材料として使用しています。

 ソニーの最新技術を結集した本機は、クリエイターのハイレベルなニーズにこたえる旗艦モデルであると同時に、これから本格的に映像制作や発信を行いたいと考える未来のクリエイターをサポートします。

 なお、本機は国内の一部通信事業者で本年6月中旬以降に発売する他、SIMフリーモデルを7月中旬以降にソニーのインターネット直販サイト等で発売予定です(※3)。

※1:『Xperia 1 IV』 24mmレンズに搭載されているイメージセンサーとの対比。
※2:LV(Light Value)2以下の照度環境における静止画の耐ノイズ性能およびダイナミックレンジにおいて。当社フルサイズセンサー搭載のデジタルカメラとの比較。
※3:端末の仕様、発売時期、本体価格、展開カラー等については、取り扱い事業者によって異なります。SIMフリーモデルは、ソニーのインターネット直販サイト等で、オープン価格で販売予定です。詳細はこちらからご確認ください。
※4:個装パッケージは、個装の商品箱、箱内のトレイ、包装材、スリーブを指します。コーティングや接着で用いる材料は除きます。

主な特長

1. 夜の人物や風景の色、質感まで豊かに描写する新開発イメージセンサー

新センサーと高速重ね合わせ処理による、フルサイズセンサー搭載デジタルカメラ並みの暗所性能(※2)

 24mmレンズには前機種比で約1.7倍に大判化した2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー「Exmor T for mobile」を搭載しています。大判化に加え、この積層技術により耐ノイズ性能が上がり、前機種比で低照度性能が約2倍向上(※1)しています。

 また『Xperia 1 V』が持つ高速な重ね合わせ処理により、ダイナミックレンジの広い撮影ができます。暗い場所であっても、フルサイズセンサー搭載カメラで撮影したかのような(※2)ノイズの少ない鮮明な撮影が可能となり、夜の人物や情景の色、質感を美しく再現します。

人肌の質感をきれいに描写する「S-Cinetone for mobile」

 映像制作者から定評のある「S-Cinetone」は、ソニーが映画製作の現場の知見を得て培った画作りです。映像制作用カメラ『FX9』などのCinema Lineシリーズや、ビデオグラファーからの支持を集めるデジタル一眼カメラ『α』シリーズに搭載している技術を、スマートフォン向けに調整し搭載しています。

 撮影時に人物の肌の質感をきれいに表現できるため、撮影後にカラーグレーディングなどを施さなくても、印象的でシネマティックな映像としてそのまま記録することができます。また、新センサーが持つ従来比約3倍(※1)の飽和信号量と独自の画質処理により、暗部に多く発生しがちなノイズを抑え、ソフトな色合いの美しい映像にします。

2. 表現をより豊かにする色のプリセットと、撮りたい一瞬を的確にとらえるAF(オートフォーカス)性能

映像を自分の思い通りの世界観に表現する「クリエイティブ ルック」

 『α』シリーズに搭載されている、画作りのための機能「クリエイティブルック」をXperiaシリーズに初めて搭載しています。花や青空などの色彩豊かなシーンを印象的に表現したり、柔らかく透明感のある仕上がりにしたりといった様々な色設定がプリセットされています。動画・静止画にかかわらず、撮影段階で質感や色味を思い通りの雰囲気に仕上げることができます。

「AI深度推定」を活用した高精度のAF性能

 Xperiaシリーズの高性能なAF性能「リアルタイム瞳AF(※5)」と「リアルタイムトラッキング(※5)」を搭載し、人物の瞳や指定した任意の被写体にフォーカスを合わせた撮影が可能です。距離情報を解析する「AI深度推定」により、遠い被写体でもしっかりとフォーカスを合わせます。本機では新たにAF/AE(※6)追従最高30コマ秒の高速連写も可能となり、撮りたい一瞬を逃しません。

※5:撮影環境などによっては、被写体を検出できない場合があります。
※6:Auto Focus(自動焦点)/ Auto Exposure(自動露出)

3. 商品レビュー撮影や声優先マイクなどVlog体験をさらに向上させる機能と使い勝手

 スマートフォンを使って手軽に動画撮影・配信をする機会やニーズが増えています。本機では、ソニーのVLOGCAMシリーズで人気のカメラのフォーカス機能「商品レビュー用設定」を搭載しています。通常は優先して顔に当たるカメラのフォーカスを、カメラと顔の間にある商品に素早く移動できます。加えて、新たに声優先マイクをリアカメラ付近に配置しています。屋外の賑やかな場所での動画撮影時でも、正面にいる被写体の声をクリアに録音でき、撮影から配信まで簡単に行えます。

 さらに動画撮影機能の「Videography Pro(ビデオグラフィー プロ)」経由でYouTubeのライブ配信をする際は、コメント欄に寄せられる視聴者からのチャットを配信中に確認できるようになり、視聴者とリアルタイムにコミュニケーションを取ることができます(※7)。縦撮りにも対応したユーザーインターフェースとなり、縦でも横でも自由な向きでコンテンツが撮影できます(※8)。

※7:YouTubeの利用規約およびライブストリーミングに関する要件を守って本アプリをご使用ください。
※8:「Videography Pro」と「Photography Pro(フォトグラフィー プロ)」が「商品レビュー用設定」と縦型インターフェースに対応しています。

4. 卓越した視聴体験と、コンテンツを長時間楽しめるバッテリー性能

6.5インチの4K有機ELディスプレイと進化したスピーカーで迫力の視聴体験

 リフレッシュレート120Hz駆動(※9)で残像感の少ない、高精細な4K HDR の有機ELディスプレイでは滑らかな映像が楽しめます。また、パワフルで低ノイズになったスピーカーアンプにより、音の広がりや奥行感、低域と高域の伸びが向上し、よりダイナミックでクリアなサウンドを実現しています。映画も音楽も、専用のスピーカーがなくても本機だけで迫力のある視聴が楽しめます。

※9:リフレッシュレート120Hz駆動は、低残像設定の使用ON時に有効です。ディスプレイリフレッシュレートは、コンテンツやアプリの仕様により異なる場合があります。

約20時間連続動画再生可能(※10)な5,000mAhの大容量バッテリー

 4Kディスプレイを搭載した本機で、約20時間の連続動画再生(※10)を可能にするのは、大容量の5,000mAhバッテリーです。ワイヤレスチャージや最短30分で約50%の急速充電(※11)に対応するほか、Xperia独自の充電最適化技術により、3年経っても最大容量を80%以上維持する劣化しにくいバッテリー(※12)でユーザーをサポートします。

※10:ビデオファイル解像度720p、4Kアップスケーリング発動、本体保存時、Bluetooth接続による音出力、LTEもしくはWi-Fi接続時、画面輝度自動調整オフの条件において。実際の動画再生時間は、ネットワーク接続状況、設定、動画ファイル形式、画面の明るさ、電池の状態など他の多くの要因により異なります。
※11:30W急速充電対応ACアダプター(XQZ-UC1)で充電する場合。
※12:同タイプバッテリーで充放電を繰り返すシミュレーションに基づく(USB充電の場合)。バッテリーの寿命は利用状況に応じて変化します。

5. 業界最高クラスのゲーミングパフォーマンス

 ゲームアシスト機能の「ゲームエンハンサー」は、勝利にこだわるゲームプレイヤーを視覚や聴覚からサポートします。ゲームプレイだけでなく、プレイ中の映像と実況をYouTubeでライブ配信することもでき(※7)、本機を用いればすぐにゲーム実況者になれます。

 さらに、別売りの専用ゲーミングギア「Xperia Stream」と組み合わせることで、長時間のプレイや配信が可能です。『Xperia 1 V』の背面から前面まで冷やす専用構造の冷却ファンとマルチポートを備えるXperia Streamは、ハイパフォーマンスなゲームのプレイや高い品質の配信を実現し、業界最高クラスのモバイルゲーム体験を提供します(※13)。

 本機に搭載したQualcomm社のSnapdragon 8 Gen2 Mobile PlatformおよびElite Gamingが、撮影、視聴、ゲームプレイの全ての体験を高い精度で実現します。

※13:「Xperia Stream」の詳細についてはこちらをご覧ください。

6. 独自開発した機能性触覚デザイン

 本機は機能性を意識した触覚デザインを取り入れており、本体背面には独自開発のテクスチャーを施したフロスト強化ガラスを使用しています。本体側面のごく細かなスリットとあわせて、安定感のあるグリップを実感できるため、手から滑り落ちる心配をせず撮影に集中することができます。デザイン性の高さだけでなく、堅牢性と先進性を兼ね備えた機能美を追求しています。

7. 電力効率が向上したCPUとXperia独自のヒートマネジメントシステム

 Snapdragon 8 Gen2 Mobile Platformを搭載している本機は、CPUの電力効率を従来比から約40%改善(※14)しました。加えて、独自のヒートマネジメントも強化しています。カメラ動作時において消費電力を従来比約20%改善し(※14)、さらに本体放熱性能として熱拡散シートの体積を約60%(※14)拡大しています。消費電力の改善と放熱性が向上し、高いパフォーマンス性能と持続性を両立することで、発熱を抑制しながら長時間の撮影などを可能にします。

※14:「Xperia 1 IVとの比較。消費電力はPhotography Pro/Videography Pro利用時において。

8. アクセシビリティと環境配慮への取り組み

 『Xperia 1 V』は、撮影時の操作におけるアクセシビリティ機能を搭載しています。フォト撮影機能「Photography Pro(フォトグラフィー プロ)」では、撮影画面の水平/垂直の計測情報を音で知らせます。

 また本機は、竹やさとうきびの搾りかす、市場で回収したリサイクル紙を由来とするソニー独自開発のオリジナルブレンドマテリアルを使用し、プラスチックを全廃した個装パッケージを実現しています(※4)。さらに、本体内部で使用するバージンプラスチックの削減にも取り組んでいます。ソニーが開発した、再生材利用率最大99%の難燃性再生プラスチックSORPLASを、本体の内外に用いる部品の一部に原料として使用しています。

関連アクセサリー(別売り)

Style Cover with Stand for Xperia 1 V(XQZ-CBDQ)

 『Xperia 1 V』専用カバーは、撮影体験をさらに強化するために、本体下部にグリップを付けています。握りやすくなり、より安定して撮影できます。スタンドは従来の横置きに加え、縦置きにも対応し、動画視聴だけでなくライブ配信やビデオチャットなどの際にも使いやすくなっています。

 さらに、カバーの背面は『Xperia 1 V』本体背面に施されたテクスチャー加工のデザインを取り入れ、カバーを装着しても本機本来のデザイン性が損なわれません。カラーは本体に合わせた3色(※15)です。


※15:発売時期、展開カラー等については、取り扱い事業者によって異なります。

新商品体験会

 6月1日(木)より6月18日(日)まで、ソニーの直営店「ソニーストア 銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神」にて新商品体験会を開催します。撮影や音響体験のほか、トークショーなどのイベントを実施します。詳細は以下のURLをご参照ください。

※新商品体験会情報はこちら
※発売前先行展示情報はこちら

SIMフリーモデルについて

 本商品のSIMフリーモデルを、ソニーのインターネット直販サイト「ソニーストア」ならびにソニーの直営店「ソニーストア 銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神」、また一部の家電量販店、ECサイトで7月中旬以降より発売予定です。予約販売の受付は5月23日(火) 午前10時より開始します。発売日など詳しくはこちらをご覧ください。

■SIMフリーモデル市場推定価格(税込)
『Xperia 1 V』(XQ-DQ44):195,000円前後
『Style Cover with Stand for Xperia 1 V』(XQZ-CBDQ):5,000円前後
※「市場推定価格」は、発売前の商品について、市場での販売価格を当社が想定したものです。商品の実際の販売価格は、各販売店により決定されます。
※通信事業者から発売される『Xperia 1 V』については各事業者のサイトをご確認ください。

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