アニメ『推しの子』5話感想。有馬かなの参加でルビーのアイドル活動が本格スタート!? ユニット名はなんと…!

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 TVアニメ『【推しの子】』第5話“恋愛リアリティーショー”の感想をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『【推しの子】』第5話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことを強くオススメします。

弱点は押しに弱いところ? 重曹を舐めない元天才子役をスカウト!

 5話はアイドル活動を早く始めたいルビーが、有馬かなにアイドルとしての可能性を感じ、スカウトを画策する場面からスタート。

 しかし、かなはリスクの大きいアイドル業に乗り気ではない様子。これまでの2人の関係性(重曹呼び)もあって、簡単にはいかなそうだなと思いましたが、やはり交渉は難航します。

 しかし、アクアの助け舟で状況は一転。かなは苺プロに所属することに。

 アクアの呼び出しにドキドキしたり、押しに弱いところが前面に出ていたりと、かなの可愛さが詰まったシーンになっていましたね。

 実際「そこらのアイドルよりずっと可愛い」なんて台詞をアクアから言われたら、そりゃあそうなります。仕方ない。

 なにはともあれ、ルビーは晴れてアイドルとして活動する仲間を得ることに成功しました。

ぴえヨンブートダンスで見えたルビーの本気!

 ルビーとかなの初アイドル活動の舞台はYouTube。ネット上の活動で人気獲得を目指します。

 協力者として白羽の矢が立ったのは、覆面筋トレ系ユーチューバー・ぴえヨン。肩書と名前だけでも謎が謎を呼びますが見た目もインパクト抜群。そんな彼とコラボして知名度アップを目指します。

 ぴえヨンの登場シーンは、彼自身もインパクト抜群で面白いんですが、彼を見てかなが絶叫した「変質者だーーー!!」で思わず笑ってしまいました。

 その直後「あ、ぴえヨンだー!」とさらっと受け入れているルビーとの温度差も拍車を掛けます。

 それにしても、手っ取り早く知名度を手に入れるための選択肢が“大手とのコラボ”という辺り、現代の芸能活動のリアルを生々しく感じてゾクゾクしますね……!

 コラボの企画ではルビーとかなが“ぴえヨンブートダンス”というハードなダンス(という名の筋トレ)に挑戦。

 楽々こなすぴえヨンの後ろでルビーとかながプルプル震えながらなんとかついていく姿は、本人たちには悪いですが正直面白い……! この絵面は現実でもバズリそうです。

 ちなみに“ぴえヨンブートダンス”の振り付け映像はネットで公開中。ルビーとかなは1時間耐久に挑みましたが、この振り付けを1時間はマジできつそうです。

 また、限界まで疲れ果ててもしっかりポーズを決めるルビーなど、ダンスをやり切ったあとのルビーとかなの自己紹介シーンも印象的でした。

 アイドルとして絶対に成功しようとするルビーの本気を目にし、かなが彼女を認めている感じもあり、今後の2人の関係がどうなっていくのか気になります。

 ここでは2人のユニット名も発表されるのですが、そのユニット名はなんと“B小町”!

 このユニット名がどんな意味を持つかは、ここまで『【推しの子】』をご覧になってきた人ならわかるかと思います。今後の展開がよりいっそう気になるエピソードでした。

アクアが恋愛リアリティーショーに出演!?

 ルビーたちのアイドル活動がついに始動した一方で、アクアには新たな仕事が舞い込みます。なんとその内容は、芸能活動をしている高校生を集めた恋愛リアリティーショー!

 普段のアクアを知るルビーたちは驚きを隠せませんが、当のアクアはしっかりとキャラを作り、陽のオーラをまとって番組に登場。まさにプロと言った感じです。

 このシーンは、ルビーとかなが番組の映像を見る形で展開するのですが、アクアの登場シーンやMEMちょとのやり取りに入れるツッコミが本人不在ゆえに超辛辣で笑ってしまいました。

 また、ぼかした表現だったとはいえ、アクアの本音に近い言葉を引き出してきた鷲見ゆきの存在も印象的でした。彼女が今後どんな活躍を見せてくれるのかも気になります。可愛いだけの女の子というわけではなさそうです。

 本気で番組の恋愛模様に加わるつもりはなさそうなアクアですが、このリアリティーショーがどのように展開していくのかも注目です。

 次回以降の展開が非常に気になる本作ですが、最新話はABEMAで1週間無料(第五話は5月17日まで)で見られるので、もう一度見たいという人はぜひ!


©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

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