アニメ『この素晴らしい世界に爆焔を!』6話感想。めぐみんの就活に笑い、学園の仲間たちの絆に涙。今回もいい最終回だった。

カワチ
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 アニメ『この素晴らしい世界に爆焔を!』の第6話“爆裂ニートの就職活動(レゾンデートル)”の感想をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『この素晴らしい世界に爆焔を!』第6話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことを強くオススメします。

うまくいかないめぐみんの就活が泣ける

 『この素晴らしい世界に祝福を!』のスピンオフで、めぐみんの過去を描く『この素晴らしい世界に爆焔を!』。前回の第5話では、ついにめぐみんが爆烈魔法を習得。めぐみんとゆんゆんが魔法学園を卒業することになりました。

 てっきり今回のアニメは魔法学園時代を描くと思っていたので、早々に卒業したことにはビックリしました。そして、次の第6話はどんな展開になるのか想像できずにワクワクしていましたが、まさか就活を描くとは(苦笑)。

 第6話は学園を卒業しためぐみんが村のさまざまな場所で雇ってくれるところを捜す展開からスタート。しかし、爆烈魔法しか使えないめぐみんは損害を出すばかりで失敗ばかり。どこも雇ってくれません。世知辛いですね……。

 「もう後が無いんです! 見捨てないでください!」という悲痛な叫びは「かわいそうだな」と思いつつも笑ってしまいました。やっぱり爆烈魔法はロマンはあるけど、使い勝手が悪すぎる(笑)。

 そんなめぐみんの家にゆんゆんが。「私の素質を生かしきれない社会が悪い」と言い訳するめぐみんに「コツコツ地道に働きなさい」と説教するゆんゆんになぜか自分まで居た堪れない気持ちになってしまったのは何故。

 ただ、ゆんゆんは説教だけに来ただけではなくめぐみんに仕事を紹介してくます。ゆんゆんといっしょにラーメン屋やじゃがいも畑のアルバイトをするめぐみんですが、地味な仕事に1日で音を上げます。派手な爆烈魔法を愛するめぐみんとは相性が悪いようですね(笑)。

 その後、家に帰ってちょむすけと戯れていためぐみんのもとに謎の美女・アーネスが来訪。封印が解けたと知り、迎えに来たという彼女に中二病のめぐみんは「いつかこんな日が来ると確信していた」と心を踊らせますが、彼女が迎えに来たのはめぐみんではなくちょむすけ。まぁ、ちょむすけの正体は……ね!

 最初はちょむすけを渡すつもりがなかっためぐみんですが、30万エリスもらえるとしり、あっさり引き渡します。『このすば』の通貨は1エリカ=1円ぐらいだと思うので、30万エリスは高いですが、それにしたってお金で引き渡すのはかわいそう(苦笑)。

 なお、アーネスに引き渡されるのを嫌がったアーネスの懐で暴れて、彼女の正体が上位悪魔であることが明らかに。恐ろしい存在かと思いましたが、上手(うわて)だったのは紅魔族のほう。ぶっころりりーたちに振り回されるアーネスが最高におもしろいのでぜひアニメでチェックしてみてほしいです。

 物語後半ではめぐみんが里を出て旅を出ることを決意。ゆんゆんや妹のこめっことの会話もいいのですが、本当に泣けるのは学園のメンバーとの別れ!

 ふにふらとどどんこに関しては、過去の記事でも「ちゃんとフォローがあるとうれしい」と書きましたが、しっかり事の真実が描かれてよかったです。まだ観ていない人はぜひ観て欲しい! あるえが“あるもの”をめぐみんに託すシーンもグッと来ました。前回も最終回みたいなラストでしたが、今回も最終回みたいで泣けました……。

 次回はいよいよ新展開でしょうか。どんな物語になるのか楽しみです!


カワチ:RPGとビジュアルノベルが好きなゲーマーで、誰にも気付かれないようなマニアックな小ネタを記事に織り込むのが好き。深みのあるゲームが好きかと思えば、本当は肌色が多ければなんでもいいビンビン♂ライター。



©暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば爆焔製作委員会

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