5千円台で買えるゲオの骨伝導ワイヤレスヘッドホンをレビュー。音漏れや操作性も解説【電撃ベストバイ2023】
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ゲオから発売中の骨伝導ワイヤレスヘッドホン『GRFD-BCH N6S』のレビュー記事をお届けします。
5,478円ながら十分な性能を持つコスパ最高クラスの骨伝導ワイヤレスヘッドホン
本商品の最大の特徴は、何よりそのコスパのよさ! 5,478円(GEOオンラインストア価格)と、一般的なマイク付き骨伝導ヘッドホンと比べて半額ていどながら、十分な通話機能や音質を誇ります。
複数端末でペアリングを登録しておけるのも特徴で、設定を登録したまま接続を切り替えられるのが便利。PCとスマホ、両方で使い分けしたい人にもオススメです。
耳にひっかけて使うオープンイヤーモデルで、耳をふさがないため周囲の音や会話もハッキリと聞こえます。
こめかみ付近にイヤホン部分が当たるようにセットして使います。圧迫感がないので長時間の使用も快適で、会議やリモートワークに最適です。
イヤーフック型で耳にピッタリフィットするため、運動などにも便利。重量も約25.4gと軽く、乗せている感触こそあるものの重さはほとんど感じないほどです。ただし位置が少しずれると音が聞こえにくくなるので、激しい運動には不向き。ウォーキングやジムワークていどであれば問題ありません。
マイク付きなので通話などでこちらの声が聞こえやすいのもうれしいポイント。さらにマイクは可動式で、使わない場合は邪魔にならない位置に移動できます。取り外しはできないものの、完全に邪魔にならない位置まで移動できるので問題なし!
個人的には、マイクを前に出したままのほうが重量のバランスがよく、フィット感が増す印象。そこまで邪魔にはならないので、そのまま使うのもオススメです。
声がクリアに聞こえるので通話や動画が快適! 操作方法もシンプルで使いやすい
音質に関しては、音がクリアに聞こえるのが特徴。クリアボイスキャプチャー機能を採用しており、雑音をカットできます。骨伝導ヘッドホンということもあり、音質は高級イヤホンと比べると見劣りはしますが、通話や動画を楽しむには十分です。
骨伝導イヤホン全般にいえる問題点ですが、音漏れは気になるところ。静かな場所で大音量にすると激しく音漏れするので要注意です。ただし音がクリアに聞こえるぶん、音量を大きくしなくても通話時は問題なく聞こえます。
なお、電源を入れる/切るときもガイド音が鳴るので要注意です。
耳をふさがないタイプのイヤホンなのでノイキャン性能はないものの、耳栓が付属しています。これで物理的なノイキャンが可能! 骨伝導イヤホンなので、耳栓ありでも音が聞こえます。
ただし耳栓を付けながらだと音がこもりがちなので、音楽を楽しむには不向き。騒音が気になる状況でリモート会議などをする状況では便利ですね。耳栓自体は市販されているものと差はないので、古くなってきたら買い替えも簡単です。
ショートカット操作は右側にある機能ボタンで行えます。
音楽や動画の再生中に機能ボタンを一度押すと再生/一時停止が可能。2回押すと曲送り、3回押すと曲戻しです。
物理ボタンなので操作性がよく、操作がシンプルなので使いやすい! ただし音量調整は機能ボタンで行えません。
分かりやすく簡潔な取り扱い説明書が付属しています。とくにワイヤレスイヤホン初心者にはうれしいところですね。
骨伝導ワイヤレスヘッドホンの入門用にオススメ!
骨伝導ワイヤレスヘッドホンとして欲しい機能を十分に備えつつ、低価格で使いやすい『GRFD-BCH N6S』。
いわゆる“ながら聞き”での使用に適しているので、周囲の音を聞きながら通話や動画をしたい人に向いています。
どうしても音漏れはするので、静かな環境で使いたい人は通常のイヤホンのほうがいいかもしれません。
価格にしては作りがしっかりしており、音質も十分。個人的に、開封しなくても中身が確認できるパッケージの購入感にも惹かれました(笑)。
骨伝導ヘッドホンのメリットもデメリットもしっかり試せるので、骨伝導が気になる人の入門用としてオススメできます。
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