「人の英知が生み出したものなら人を救ってみせろ!」月を守るためロランがとった行動は?【∀ガンダム39話】

電撃オンライン
公開日時
最終更新

 ガンダムチャンネルにて、アニメ『∀ガンダム』の第39話“小惑星爆烈”が配信中です。

 『∀ガンダム』は、1999年4月9日から2000年4月14日の間、フジテレビ系列にて全50話が放送されました。『機動戦士ガンダム』誕生20周年記念作品として作られた本作は、これまでの宇宙世紀で起きた戦争の歴史を“黒歴史”と称して、全ての作品の終着点になる物語とされています。

 第39話から、OPが『CENTURY COLOR』へと変わり、物語がいよいよ後半に入ったことを実感させます。

 破壊されたミスルトゥの残骸が月面のフォン・シティへと落下することを防ぐため、ロランやレット隊は落下する残骸の処理を行います。ステロたちの追撃をかわしながら残骸を破壊するため核爆弾を使おうとするスピード感には、本当にドキドキさせられます。

 そしてラストのレット隊の2人が『月の魂(たま)』を歌いながら地球へと引き寄せられるシーンが、なんとも美しいですよね。

あらすじ(一部抜粋)

 四散したアステロイド・コロニー“ミスルトゥ”の中でウィルゲムはホワイトドールとカプルたちをキャッチした。

 ギンガナムは、ステロたちにディアナの乗ったシャトルを追撃するよう命令する。脱出したロランたちは、残骸に隠れて月を目指した。

 一方、グエンはミドガルドに連絡を取り、戦時協定を結びに来たと説明。

 更にロラン達を脱走者に仕立てて、無闇に撃ち落とさないように牽制する。これを聞いたギンガナムはアグリッパに取り次ぐように命じた。

 その頃、ディアナ達は隠れ蓑にしている残骸が月へ落下することを知り、驚く。その落下コースは月面赤道上のフォン・シティを直撃して、大災害を起こす可能性があった。

 祖先が作ったミスルトゥの破壊を黙認した上、残骸が月の民を犠牲にする時のディアナの悲しみを思い量ったキャンサーとムロンは残骸を処分しようと出撃した。

 同じ頃、ギンガナムはディアナを装っているキエルの元を訪れた。キエルが偽物でも、地球の市井の女が一時でもディアナ・カウンターを束ねたことに興味を持ったギンガナムは、不躾な態度をとりながらも、フォン・シティを救うためミスルトゥの残骸の処理を約束する。


©創通・サンライズ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

関連する記事一覧はこちら