『ドキドキヌプヌプメモリアルはさよなら』が良作。タイトルで引かずに読んでほしい【ジャンプ+読み切り】
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『少年ジャンプ+』に掲載された深津ザオウ先生の読み切り『ドキドキヌプヌプメモリアルはさよなら』がSNSを中心に大きな話題を呼んでいます。
タイトルに引くのは当然。ただそこで止まらないでほしい
『ドキドキヌプヌプメモリアルはさよなら』。ジャンプ+で漫画賞を受賞した作品だと言われても、このタイトルをすんなり受け入れる人は少ないでしょう。
ヌプヌプにいやらしさを感じる、ドキドキヌプヌプメモリアルに妙な稚拙さを感じるといったところが受け入れにくさの要因だと感じます。
ただ、『ドキドキヌプヌプメモリアル』とは本作中に登場する小学生が自分の好きな人を主人公にして自作したエロ漫画のタイトル。いやらしく稚拙であることが自然なんです。
そんなエロ漫画を好きな人本人にうっかり読まれてしまったことから始まるのが本作の物語。
ふたりだけの秘密の共有、子ども特有のエロに対する忌避感、エロを好んでしまうことの劣等感などが織り込まれつつどんな結末を迎えるのかとワクワクさせてくれる56ページ!
読み終えたときになぜ『ドキドキヌプヌプメモリアルはさよなら』というタイトルなのかも納得できるステキな青春マンガです。
『ドキドキヌプヌプメモリアルはさよなら』あらすじ
小学生・七橋の生きがいは、「好きな人が主人公のエロ漫画を描く」こと。いつものように作品の妄想に耽る七橋だが、ある日、憧れの男の子・坂草くんにその漫画を読まれてしまい…? エロ漫画が二人を繋ぐ、異色の青春読切56P!
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