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『LOOP8(ループエイト)』エンディングを迎えても、知りたいこと山盛り! 周回プレイが捗るゲーム性にハマる

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 6月1日に発売予定の完全新作ジュブナイルRPG『LOOP8(ループエイト)』。本作は、古来からの厄災・ケガイによって人類の希望が打ち砕かれた世界を舞台に、主人公・ニニの日常を描いたジュブナイルRPGです。

 『高機動幻想ガンパレード・マーチ』など、AIを活用したゲームを世に贈り出した芝村裕吏さんが、ゲームデザインとシナリオを手がけることでも期待を集めている本作を、かつて『高機動幻想ガンパレード・マーチ』にハマりまくったライターが先行プレイ。

 第1回の序盤戦のプレイレポートに続き、今回はその後のプレイ内容を、エンディング近くまで追っていきます。

『LOOP8(ループエイト)』記事バックナンバー

基本的な流れと前回までのあらすじ

 まずは、本作の基本的なゲームの流れを改めて紹介。このゲームでは、主人公ニニを操作し、ループする8月を、学校を中心にした日常と、ケガイと呼ばれる災厄と戦う非日常を繰り返しながら、リアルタイムに生きていくことになります。

 この世界では、定期的にケガイが侵入し、誰かに憑依し、それが敵となります。時間制限内にその敵を倒さないと世界は滅び、8月1日からやりなおし(ループ)となるのです。

 ケガイの侵入は5日おきに発生し、誰が憑依されるかはわかりません。これを繰り返しながら、8月31日を迎えることが目的となります。

 キャラクターと仲良くしたいのですが、この5日に1回の定期的なボス戦もこなさなくてはならず、そのためのステータスも上げないといけないので、5日制限はなかなか厳しい!

 訓練に学校にと追われながら、第1回となるプレイ日記では、2人目のボスを倒したところまで紹介しました。

 1人目はナナチ、2人目はクニ先生が憑依され、激闘の末に撃破。2人とも、主人公自らの手で殺してしまうことになりました。

 ボスとして倒してしまうと、その後のゲームには登場しません。ああ、こうして1人ずつ消えていくのか、さすが芝村裕吏さんのゲーム。ワイワイキャッキャと恋愛だけしているだけで終わらせてくれるほど甘くはないということです。

修行に明け暮れる日々

 2人目のボスの時点でけっこう戦闘は厳しかったので、ちょっとステータスを上げなくてはなりません。そこで学校をサボり、1日中訓練をしてみました。しかし、思ったほどの効果はなく……。

 訓練の上昇値は、能力値の社会地位によって決まるので、ます先に社会地位を上げるべきか、と思ったのですが、社会地位を上げる一番の方法は学校で授業を受けること。うーん、やはり学校の授業はしっかり出るべきか。

 ちなみにクニ先生亡きあとの授業は、マックス先生が行ってくれます。クニ先生が亡くなったこと、周囲の人たちがあまり感心なさそうなのが残念。とはいえ、自分を含め、あまりクニ先生と交流がなかったせいかもしれません。

 会話では、特定のキャラクターと仲良くして欲しいと頼むコマンドもあるので、クニ先生の関係を深めていれば、何か反応があったのでしょうか。そのあたりも確認してみたいですね。

3人目の犠牲者

 5日は短く、あっという間です。3人目の犠牲者は、かなり仲良くしていたミッチ。ここでミッチは痛い。嫁候補の1人だったのに。

 とはいえ、世界滅亡にはかえられません。心を鬼にして討伐に向かいます。パーティメンバーは、これまでと同じイチカとベニ。

 ほかのメンバーの育成も考えたのですが、これから鍛えるより、この2人をより強化した方が早いと判断しました。また、キャラクターには黄泉比良坂に連れていける人と連れていけない人がいることに気が付きました(今さらですが)。

 全キャラクターにステータスはあるのですが、一部キャラクターは技を覚えないようで、連れていけるかどうかは、技を覚えるかどうかで判断できるようです。

 ずっとベニとイチカばかり使っていたので気が付きませんでした。

 ともかく、主人公と一緒にいたおかげでかなり加護も集まっているイチカとベニでバトルに挑みます。

救えることに今さら気が付く

 3人目のミッチ(に憑依したケガイ)をなんとか倒したのですが、ここで今までに無かった選択肢が。なんと、ボスとなった相手を、許すか、それとも止めを刺すかの選択が出ました。

 これは驚き。ミッチはかなり良好な関係だったのが要因でしょうか。もちろんここは許す。すると、ミッチは死なずにケガイだけの撃退に成功! 最初からこれができていれば!! やはりしっかり人間関係を構築するのは重要そう!

 生き延びたミッチは戦った記憶はないようですが、後日話しかけると、ちゃんとフォローイベントがありました。その後、得られる加護の種類も増えたので、ちゃんとメリットもあるようです。全員生存、というプレイを目指すのもいいかも。

4人目で初めての……

 なるほど、関係が良好なら生かせておける。急にやる気になって、いろいろな人との関係が良好になるよう、話しかけまくった結果……。

 4人目のボスに勝てない!! 4人目の犠牲者は、タカコでした。まぁまぁ関係はよかったのですが、とにかく戦闘に勝てない。

 システム編でも書きましたが、このゲーム、装備もアイテムもないので、詰まると本当に詰まる。時間的にどうすることもできないので、決断しました。そう、ループするのです。

 2日前からロードでやり直し、ギリギリまで訓練して、頑張って戦い全滅。そのまま次のループへ。ループすると人間関係やステータスは初期値になりますが、加護は残るうえ、前の数値までは伸びやすくなります。

 まずは学校と訓練でステータスを戻しつつ、今回もイチカとベニを中心に育てます。この2人、前周で加護をそれなりに集めたので、強さと育てやすさは、ほかのキャラクターよりも頭一つ抜けています。

ループすると、憑依されるキャラクターも変わる

 思っていた通り、ループでやり直すと、憑依されるキャラクターが変わりました。完全ランダムなのか、何か条件があるのかは不明。ともかく次のループでは、タカコ→マックス→クニ→ナナチの順番。

 前周で壁となったタカコがいきなりボス化したので、簡単に倒せてしまいました(笑)。これは雪辱を果たしたと言えるのだろうか。

 ともかく、最初のタカコのみ死亡しましたが、2人目からは早くも生かす選択肢が出るようになりました。訓練も順調で、鬼門だった4人目もなんとか撃破。

 しかしここで問題が発生。4人目の戦闘で、味方のイチカとベニが倒されました。主人公1人の状態でギリギリ倒したのですが、なんと戦闘で倒されると、死亡扱いになるようです。

 仲間が倒されて戦闘に勝つパターンは初めてだったので、今まで知らなかったです。

 困った、困った。これまでずっと一緒に戦ってきた2人がいないと、どうやって次から戦えばいいのか。ほかのキャラクターはほぼほぼ育てていません。

そして5人目……

 4人目のボスを倒した時点で、残り日数も8月31日までとなりました。ボスを倒したタイミングによっては、10日以上あるようです。

 イチカとベニが死亡した時点で、再ループも考えたのですが、これだけ日数があれば、ほかのキャラクターを育てても間に合うかも? そう思って継続。

 残りの日数をできるだけ訓練に回し、ホウリとマキナを育て始めます。そして残り日数も迫ってきた頃、ちょっとボスがどこにいるかだけ調べておこうと、1人で黄泉比良坂に突入したんですよ~。

 結論として、その様子見で入った黄泉比良坂で、主人公1人だけで倒せてしまったのでした。ちょっと鍛え過ぎたかも。意外に余裕でした(笑)。

エンディング? でもループ

 ボス撃破のあと、最終的に究極の選択が出ます。なんとなく予感はしていましたが、かなり悩む選択。どっちを選んでも幸せな結末になりそうになく、実際に選んだ結果はなんとも後味の悪いものに……。これ、もしかしてバッドエンド?

 と、思っていたら、普通にループ突入。うーん、やはりこれでは終わりそうになさそう。わからないことだらけなので、もっともっとループして、真実を探していかなくてはならないですね!

いろいろな目標ができそう

 ガッツリ本格的にループした結果、とにかく関係やステータスを上げやすいので、意外に全員生存は簡単かもと思いました。また、戦闘で倒されると死ぬなら、逆に全員死亡的なプレイもありかも。

 いろいろと遊び方が見えてきたので、さらなるループに入ろうと思います!

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LOOP8(ループエイト)

  • メーカー: マーベラス
  • 対応機種: PS4/Switch/Xbox One/Steam
  • ジャンル: RPG
  • 発売日: 2023年6月1日
  • 希望小売価格: 5,980円

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