アニメ『この素晴らしい世界に爆焔を!』9話感想。ちょむすけとアーネスをまとめて爆烈魔法で…しようとするめぐみんにドン引きしちゃいました

カワチ
公開日時
最終更新

 アニメ『この素晴らしい世界に爆焔を!』の第9話“紅魔の里からの来訪者(デストロイヤー)”の感想をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『この素晴らしい世界に爆焔を!』第9話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことを強くオススメします。

めぐみんとパーティを組みたいゆんゆんがカワイイ

 『この素晴らしい世界に祝福を!』のスピンオフで、めぐみんの過去を描く『この素晴らしい世界に爆焔を!』。第7話と第8話は水と温泉の都・アルカンレティアが舞台でしたが、今回からはめぐみんとゆんゆんががふたたび駆け出し冒険者の街・アクセルに向かって旅する内容。

 アルカンレティアで登場したセシリーやゼスタといったアクシズ教のメンバーがめちゃくちゃ濃くて笑いっぱなしだったので、彼らが登場しなくなるのは寂しかったですが、第9話はめぐみんとゆんゆんのイチャイチャ……というか、めぐみんのことが好きなゆんゆんをたっぷり観ることができてよかったです。てぇてぇ。

 めぐみんとパーティを組みたいゆんゆんと、そんな気持ちにまったく気付かないめぐみんの微妙なすれ違いがいいんですよね~。最近はドタバタ劇が多かったので、たっぷり百合を摂取できました(笑)。

 この第9話はキャラバンの馬車に揺られながらめぐみんとゆんゆんが旅をするという、今までにないのどかな始まり方。しかし、めぐみんが「こんな大所帯を狙うモンスターなんて普通いません」とゆんゆんに伝えたり、同席していたチビッ娘に「もしモンスターが襲ってきても大船に乗ったつもりでいればいいですよ」と言ったりとフラグを立てまくったことでモンスターに襲われてしまうことに。

 紅魔族であることを見込んだ冒険者たちに「先生」と持ち上げられためぐみんが、意気揚々と馬車の外に飛び出すシーンは必見。本作は『この素晴らしい世界に祝福を!』と違って鋭いツッコミをするカズマが不在なのでどうしてもめぐみんのクズっぷりが際立ってしまうのですが(苦笑)、子供っぽかったり、乗せられやすかったりする性格の彼女がかわいらしくて嫌いになれないんですよね~! 高橋李依さんの芝居がかった演技もよくて、自分はめぐみんのことがもっと好きになりましたね~!

 退治することになったのはジャイアントアースウォームというミミズのようなモンスターで、ビビって役に立たないめぐみんに変わってゆんゆんが大活躍。冒険者たちにチヤホヤされるゆんゆんにめぐみんは嫉妬します。

 ここまではいつも通り(?)の展開ですが、夜の星空のもと、ふたりが本音を語り合うシーンは良かったですね。まぁ、そのあとはモンスターが現れて、ゆんゆんが活躍し、また彼女がチヤホヤされるというお決まりの展開が待っているのですが。これはこれで『このすば』っぽい展開で好きです(笑)。

 後半には毎度おなじみとなった(?)上位悪魔アーネスが襲来。いつもの展開……と見せかけておいて、今回はめぐみんがちょむすけを囮に使って、ちょむすけごとアーネスを爆烈魔法で仕留めようと思います(笑)。記事の前半でいっぱいめぐみんのフォローを書きましたが、やっぱり彼女はクズでしたね……(苦笑)。

 この衝撃的なストーリーのオチはぜひアニメで! 天丼のギャグで笑わせてくれたかと思えば、突拍子のない展開で驚かされる『この素晴らしい世界に爆焔を!』。話数を重ねるごとにどんどん病みつきになっていきますね(笑)。


カワチ:RPGとビジュアルノベルが好きなゲーマーで、誰にも気付かれないようなマニアックな小ネタを記事に織り込むのが好き。深みのあるゲームが好きかと思えば、本当は肌色が多ければなんでもいいビンビン♂ライター。



©暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば爆焔製作委員会

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

関連する記事一覧はこちら