今イチ推しのゲーミングキーボードは匠の技が光る“国産品”【電撃の逸品】

電撃オンライン
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 2023年、日本の企業からゲーミングギアが続々と登場しています。ここでは、日本の高い技術力と安心のサポートで、これまで以上に快適なゲーム体験が楽しめる国産のゲーミングキーボードを“電撃の逸品”としてご紹介! ゲーミングキーボードの購入を検討している方は要チェックです。

『FF14』推奨! プレイヤーに適応するプロのためのゲーミングキーボード!

 高い信頼度と実績を持つ東プレの“REALFORCE”シリーズから、この春ゲーミングキーボード『REALFORCE GX1 KEYBOARD』が発売。価格は税込33,000円です。

 東プレは自動車関連製品、冷凍車両、空調機器関連製品、電子機器製品の4つの事業を柱に、高い技術力を活かして事業を拡大している企業で、2001年から個人向けにキーボードブランド“REALFORCE”を展開。2016年からはゲーミングキーボードも登場しています。

 最新作となるゲーミングキーボード『REALFORCE GX1 KEYBOARD』は、20年以上の経験と技術の結晶である“Dual-APC”という機能の搭載により、スイッチのON/OFF操作の深さが、その時のキーの押し込みによって自動で変化します。

 例えば、全長4mmのキーでON/OFF操作の深さが2mmだとすると、押し込んだときキーが2mmより深くなればON、浅くなればOFFになりますが、“Dual-APC”機能を使うと、4mmまで押し込んだ時、4mmから少し浅くなるだけでOFFになるんです。2mmより浅くなるのを待たずにOFFにすることができるので、反応速度が大切なゲームプレイでは力を発揮してくれます。キーボードがプレイヤーに寄り添ってくれるのは頼もしいかぎり! ちなみに、ノーマルモードに切り替えも可能です。

『REALFORCE GX1 KEYBOARD』のイチ推しポイント

 『REALFORCE GX1 KEYBOARD』はキーの重量が30gと45gの2種類用意されています。30gはタッチ感が非常に軽やかで押しやすいため、スピード感のあるゲームや長押しが多いゲームをよくする方や女性におすすめ! 音も非常に静かでなので、配信やボイスチャットにキーの音が入る心配もありません。

 45gはキーにしっかり重量があるので、押し間違いも起きにくく、より正確なプレイを求められるゲームなどにピッタリです。すべてのキーを同時に押しても認識される全キー同時押し機能や押された順番どおりに入力される機能もあるので、複雑なゲームのプレイでも安心して使用できます。

 30gと45gのキー重量のほか、日本語と英字配列が用意されているのもうれしいところ。


 専用のソフトウェア“REALFORCE CONNECT”ではキーの設定だけでなく、イルミネーションもカスタムできます。バックライトは約1,677万色の発光が可能で、16パターンから好みの光り方を選んだり、キーひとつひとつにタイミングや色を振り分けて、自分だけのイルミネーションを作ることも可能。自由度の高い自分だけのイルミネーションを楽しむことができます。

 こちらの『REALFORCE GX1 KEYBOARD』はスクウェア・エニックスが開発・運営するオンラインロールプレイングゲーム『ファイナルファンタジーXIV(FF14)』の周辺機器として推奨認定を取得している製品です。ゲームのプレイしやすさや技術の高さが認められた証ですよね! 『FF14』をプレイしている方はもちろん、これまでの質の高い製品を求めている方におすすめしたいゲーミングキーボードです。

■『REALFORCE GX1 KEYBOARD』おすすめ度
★★★信頼度
★★☆価格
★★★FF14

高級車のスイッチを手掛ける企業がプロゲーマーチームと作った至高のキーボード

 クルマのスイッチや鍵などを開発、製造、販売する自動車部品メーカーの東海理化が、新たに立ち上げたeスポーツ向けのゲーミングギアブランド“ZENAIM(ゼンエイム)”。“ZENAIM”は東海理化と多くのメーカーが共創して生まれたブランドで、日本を代表するeスポーツトッププロチーム“ZETA DIVISION”が監修を務めています。その第1弾製品となる『ZENAIM KEYBOARD』が発売! 価格は税込48,180円です。高めの価格設定にも関わらず、発売後即完売。いかに注目度が高いかがうかがえます。

 『ZENAIM KEYBOARD』は自動車技術を応用したオリジナル磁気センサースイッチ“ZENAIM KEY SWITCH”を搭載した業界初の無接点磁気検知方式のキーボード。無接点磁気検知方式の醍醐味は、キーの入力を判定する深さを0.3mm~1.8mmまで、0.1mm単位で設定できること。自分がプレイしやすい設定を見つければ、これまでにない快適なゲーム体験が可能に!



 ガタツキを極限までなくしていて、その使い心地の良さはプロゲーマーが驚くほど。キーのどこを押しても一定のON/OFF操作ができ、押し込みと戻りの荷重がほぼ同じに設計されているのも大きな特徴となっています。

 キーを押し下げたときの深さは1.9mm。一般的には3~4mmで、深ければ多く押し込まなければならないので反応は遅く、浅ければ反応は速くなります。このキーボードは1.9mmなので、反応がとても速い! ゲームでは一瞬の判断や反応が命取りになるので、このキーボードを使用するだけでもゲームで有利になるのではないのでしょうか。ちなみに、この1.9mmという数値は「ZETA DIVISION」のプロゲーマーたちと試作を繰り返したどり着いたもの。“本当にいいものを作りたい”という日本ならではの丁寧な仕事を感じます。

 耐摩耗性や耐薬品性、耐衝撃性などは車載品と同等の基準をクリアするように開発しているので、耐久性はお墨付き。見た目も高さの低いスイッチを採用しているため薄型で、アルミ合金の本体は触り心地抜群! 表面にロゴはなく、裏面にあるのもこだわりを感じます。

『ZENAIM KEYBOARD』のイチ推しポイント

 こだわりが詰まった『ZENAIM KEYBOARD』。なかでも個人的な推しポイントは“キルクリップ機能”。ゲームプレイ中、ナイスなプレイができたときに最大2分前からの録画を残してくれます。こちらはPC画面操作でも可能ではありますが、なんと『ZENAIM KEYBOARD』には専用のボタン(クリップマークのボタン)があるので、押すだけで簡単に録画が残せるんです。ゲーム中はバタつくことも多いので、直観的に押すことができるボタンがあるのは嬉しいかぎり! 


 『ZENAIM KEYBOARD』の設定などを行うことができる“ZENAIM SOFTWARE”はインターフェースがシンプルで使いやすい! キーの深さなどの設定だけでなく“ZETA DIVISION”監修なだけあって、Laz選手やcrow選手と同じ設定にできる“プロ設定”機能も搭載。プロと同じ環境でのゲームプレイが実現できるのは『ZENAIM KEYBOARD』ならでは。

 ゲーミングキーボードらしくライティングも可能。カラーや光り方などを数種類から選ぶことができます。どのように光るのかというとキーの下がギラギラと光るのではなく、キーの文字が浮かび上がってくるんです。高級感のある控えめなライティングはおしゃれでスタイリッシュ! 



 残念なことに、こちらのゲーミングキーボードは動作不良が発生し、現在発売を中止。販売再開は9月以降となりそうです。販売再開の際には、こだわりの作り込みをぜひチェックしてみてください。

■『ZENAIM KEYBOARD』おすすめ度
★★★高級感
★☆☆価格
★★★個性

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