アニメ『この素晴らしい世界に爆焔を!』10話感想。これが見たかった! カズマ、アクア、ダクネス…おなじみメンバーが続々登場で何度も見直したくなる回

カワチ
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 アニメ『この素晴らしい世界に爆焔を!』の第10話“駆け出しの街の冒険者達(アウトロー)”の感想をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『この素晴らしい世界に爆焔を!』第10話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことを強くオススメします。

おなじみのメンバー登場がうれしい!

 『この素晴らしい世界に祝福を!』のスピンオフで、めぐみんの過去を描く『この素晴らしい世界に爆焔を!』。今回の第10話は、ついにめぐみんとゆんゆんが駆け出しの街・アクセルに到着。アクセルといえば、『この素晴らしい世界に祝福を!』で最初にカズマとアクアが降り立ち、物語の主な舞台となった場所なので思い入れが強い人も多いでしょう。

 魔王の城から最も遠く、周辺に生息しているモンスターも弱いため、駆け出しの街と言われているアクセルですが、おもにアクアが原因で騒動に巻き込まれることもしばしば。魔王軍にとっての最重要攻略拠点にもされてしまいます。

 駆け出しの冒険者だけでなく凄腕の冒険者もたくさんいますが、その理由が“サキュバスの店があるから”というのも『このすば』っぽくていいですね(苦笑)。

 さて、そんなアクセルの街を舞台にする今回の10話は、いきなりカズマとアクアのケンカの声から始まります。『この素晴らしい世界に祝福を!』の第2話冒頭でお金が無いカズマとアクアが馬小屋で過ごすシーンがありましたが、そのシーンと繋がっているわけですね。めぐみんも意外と近くで寝ていたんですね(笑)。

 生活費を稼ぐために冒険者ギルドへと向かっためぐみんたち。ここでも『この素晴らしい世界に祝福を!』でおなじみのキャラクターである受付嬢のルナが登場します。アニメオリジナルキャラクターだったものの、原作に逆輸入された人気キャラクターなので登場はうれしいです。

 めぐみんの高いステータスを褒めつつ、昨日、冒険者登録した人ほどではないと語るルナ。“知力が低くて魔法使い系の職に付けず、アークプリーストを選んでいた”というセリフでアクアのことだと分かりましたね。“知力が低い”で吹き出してしまいました(笑)。

 冒険者ギルドで、それぞれ仲間を見つけるめぐみんとゆんゆんですが、めぐみんは簡単なクエストで爆烈魔法をぶっ放したことで大失敗。うん、いつも通りですね! 一方のゆんゆんはオドオドした性格のせいでパーティを組むことすらままならず……。

 次の日は、冒険に出かけようとするめぐみんの後ろを粘液まみれでドロドロになっているダクネスが通りがかります。いつも通り、発している言葉とは裏腹にドMなことをされたくて興奮しているダクネス。演じている茅野愛衣さんの芝居もキレッキレでよかったです!

 その後も、めぐみんはカズマやアクアとニアミスするので、アニメでどんなシーンなのか注目してみてもらいたいですね。

 また、爆烈魔法を使うせいですぐにパーティをクビになるめぐみんがどうなるのかというのも気になるところですが、注目してほしいのはゆんゆんのほう。優しいおじさんたちに変なことを頼まれる姿は、まるでパパか……のようでハラハラします!

 最後のクレジットも必見。ジャージの作業員、青髪の作業員、粘液まみれの騎士とカズマたちの名前が伏せられており、ファンがニヤリとできるようになっているニクい演出でした。

 残り話数も少なくなり、ラストスパートという感じになってきた『この素晴らしい世界に爆焔を!』。次週も見逃せません!


カワチ:RPGとビジュアルノベルが好きなゲーマーで、誰にも気付かれないようなマニアックな小ネタを記事に織り込むのが好き。深みのあるゲームが好きかと思えば、本当は肌色が多ければなんでもいいビンビン♂ライター。



©暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば爆焔製作委員会

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