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『FF16』体験版16の攻略知識。おすすめアビリティ、マジックバーストなどバトルのコツのほか、見落としやすい要素も解説

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 スクウェア・エニックスから6月22日に発売される、PS5用アクションRPG『ファイナルファンタジーXVI(以下、FF16)』。その体験版が、6月12日より配信されました。

 体験版には、本編の序盤となるクライヴ少年期を丸ごとプレイできるモード(製品版に引き継ぎ可能)と、本作の目玉である召喚獣アクションを体験できるモード(製品版に引き継ぎ不可能)の2つが存在。

 このうち召喚獣アクション体験モードは、本編の序盤をクリア後にプレイ可能となります。内容は1月に行われたメディアツアー版とほぼ同じものとなっており、特別なカスタマイズで“ノルヴァーン砦”を攻略することができます。ただし、召喚獣ガルーダとの戦闘がないなど、メディアツアー版とは一部異なる内容となっています。

■メディアツアー版のアクション解説動画はこちら

■メディアツアー版の音声解説動画はこちら

 本記事では、クライヴの少年期をプレイするモードをもとに、覚えておきたい攻略知識“16選”をお届け。10日後に迫った発売に備え、バトルのコツや便利な機能の数々を解説していきます!

【もくじ】
1.“ストーリーフォーカス”と“アクションフォーカス”の違い
2.ゲームの進め方
3.物語の理解に役立つ“アクティブタイムロア”
4.バトルの基本アクション
5.HPの回復方法
6.召喚獣アビリティ
7.回避とパリィ
8.ウィルゲージとテイクダウン
9.実戦のコツ:ザコ戦
10.実戦のコツ:強敵戦
11.序盤のオススメアビリティ
12.練習してでもマスターしたい“マジックバースト”
13.サポートアクセサリ解説
14.クライヴを強くするには?
15.旅の思い出を残せる“フォトモード”
16.システムでゲームを自分好みに設定

1.“ストーリーフォーカス”と“アクションフォーカス”の違い

 本作にはいわゆる難易度選択というものがなく、ストーリーを中心に楽しみたい人向けの“ストーリーフォーカス”と、アクションゲームが得意な人向けの“アクションフォーカス”の2つのモードをゲーム開始時に選びます。

 ストーリーフォーカスでは後述するサポートアクセサリを最初から装備しており、敵を自動で攻撃したり敵からの攻撃を自動で回避したりといったことが可能。サポートアクセサリ自体は、アクションフォーカスを選んだ場合でも、装備していないだけで最初から所持しています。ですからアクションフォーカスを選んで、サポートアクセサリで難易度を調整、といったことも可能です。

 また、若干ではありますがストーリーフォーカスのほうが敵のステータスが低く、アクションフォーカスに比べるとバトルがほんの少しラクになるという特徴もあります。

  • ▲2つのモードはゲーム中でも切り替え可能。

 どちらのモードを選んでも物語や入手できるもの(アクセサリなど)に影響はなく、ゲーム開始時に選択したあとも自由に切り替えられるので、深く考えずに選ぶといいでしょう。

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2.ゲームの進め方

 ゲーム中は、次の目的地が赤いマーカーで表示されるので、基本的にはこのマーカーを目指していればお話が進行します。

 マーカーが表示されないダンジョン内では、L3ボタンを長押しすることで進むべき方向を確認できるので、道に迷った際に活用しましょう。

  • ▲赤いマーカーには、次の目的地までの距離も表示されます。
  • ▲ダンジョン内では、L3ボタン長押しによるナビゲーションがとても便利!

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3.物語の理解に役立つ“アクティブタイムロア”

 タッチパッドを長押しすると、その時点でのストーリー上のキーワードをチェックできる“アクティブタイムロア”が表示。

 この機能はイベントシーンの最中でも利用でき、会話に登場している人物やロケーションなどの詳細をその場で確認できる優れモノです。

  • ▲例えば最初の訓練シーンでアクティブタイムロアを表示すると……。
  • ▲現在地であるロザリス城や、会話に登場するキャラクターの情報が出てきます。

 アクティブタイムロアの項目のなかにはストーリー進行に応じて内容が更新されるものもあり、その情報量は膨大。『FF16』の世界観や物語を深く理解する一助となるので、ぜひ目を通してみてください。

 なお、ここで表示される項目は、いずれ製品版でゲームを進めることで、あとからまとめて読み返すこともできるのでご安心を!

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4.バトルの基本アクション

 本作のバトルにおける基本的な操作方法は以下のとおりです。

【操作方法】

□:攻撃(近接攻撃)
△:魔法(遠隔攻撃)
○:フィート(召喚獣ごとの固有アクション)
×:ジャンプ
R1:回避
R2:召喚獣アビリティ(R2を押しながら□または△)
L1:ロックオン(いわゆるホールド式かトグル式かを選択可能)
L2:装備している召喚獣の切り替え
方向キー↑・→・↓:アイテム使用・トルガルのコマンド実行
方向キー←:アイテムショートカットとトルガルコマンドの切り替え
Rスティック:カメラ操作
R3:カメラリセット・ターゲット変更(ロックオン中)
Lスティック:キャラクター操作
L3:ナビゲーション(ボタン長押しで目的地への進行方向を表示)
L3+R3:リミットブレイク(クライヴのあらゆる攻撃が強化)
オプションボタン:メインメニューを表示

※少年期のクライヴは上記いくつかのアクションが使用不可。

 □ボタンの剣による近距離攻撃や△ボタンの魔法による遠距離攻撃で相手のHPを減らしていき、敵の攻撃はR1ボタンの回避で避けるのが戦闘の基本。

 L1ボタンで敵をロックオンすると、カメラが常に敵を表示するようになるので戦いやすくなります(R3ボタンでターゲット変更)。

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5.HPの回復方法

 HPの回復は、基本的にアイテムのポーションで行います。ポーションはショートカットキー(初期状態だと方向キー↑)を押すか、メインメニューのアイテム欄から選択することで使用可能。

 クライヴは序盤からポーションとハイポーションの2種類を持っていますが、どちらの回復アイテムも所持上限が存在。上限を超えて入手したポーション系は、その場で自動消費されます。

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6.召喚獣アビリティ

 序盤で使える召喚獣アビリティは、召喚獣フェニックスのフィート(固有アクション)である“フェニックスシフト”と、攻撃技の“ライジングフレイム”の2つ。前者は敵との距離を詰める瞬間移動技で、何度でも使用できます。

 複数の敵が出現する場面で、1体を倒したあと即座に別の敵に“フェニックスシフト”を使うことで、スピーディに攻撃に移れます。“フェニックスシフト”の移動中に□ボタンまたは△ボタンで攻撃もできるので、あわせて活用しましょう。

 後者の“ライジングフレイム”は翼を振り上げて大ダメージを与える技で、序盤の重要なダメージソースとなります。

 一度使用すると約20秒のクールタイムが発生するため、むやみに使うのは避け、後述するテイクダウンに合わせて繰り出すのがオススメ。

 このほか、クライヴ少年期では使用できませんが、フェニックスには周囲の敵を巻き込む“スカーレットサイクロン”や、衝撃波を放つ“ヒートウェイヴ”などの召喚獣アビリティも存在します。

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7.回避とパリィ

 本作ではガードは召喚獣タイタンを装備した際の固有アクションとなっているので、敵の攻撃は基本的に回避で対処することになります。

 相手によって予備動作がわかりやすい攻撃、発生が早い攻撃などバラバラなので、戦闘中は常にR1ボタンを押せるよう心掛けておきましょう。

 敵の攻撃を引きつけて回避すると“プレシジョンドッジ”となり、性能が大幅に上昇した回避を行います。また、このときは直後に□ボタンや△ボタンで反撃もでき、ハイリスクハイリターンなプレイが可能です。

 また、敵の攻撃にタイミングよく剣攻撃を合わせると“パリィ”が発生。パリィに成功すると敵がよろめくほか、短時間だけ時の流れが遅くなって攻撃チャンスが生まれます。

 パリィは“プレシジョンドッジ”よりも難度が高いアクションですが、そのぶん決めたときのリターンは大きめ。ゲームに慣れてきたら、臆せず積極的に狙ってみましょう!

  • ▲パリィを決めると敵の動きがわずかな間スローになります。

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8.ウィルゲージとテイクダウン

 強敵にはHPゲージの下にウィルゲージというものがあり、攻撃を当てるとHPと一緒に削ることができます。ウィルゲージをすべて削ると敵がテイクダウン(気絶状態)になり、一定時間攻撃し放題のチャンスタイムに!

  • ▲ウィルゲージは黄色で表示され、50%のところに区切り線があります。

 テイクダウン中は敵に攻撃をヒットさせるごとにダメージ倍率が増加し、最大1.5倍まで上昇。テイクダウンに成功したら、まずは手数の多い攻撃でダメージ倍率を上げ、相手が復帰する直前に一番威力の高い技をたたき込む戦法が効果的です。

 武器やアビリティには、それぞれ攻撃力(HPに対する攻撃力)とウィル(ウィルゲージに対する攻撃力)が個別に設定されています。ウィルゲージ削りに適したアビリティを組み合わせると、よりテイクダウンを狙いやすくなります。

  • ▲アビリティの場合、攻撃力とウィルの強さは☆の数で表示。

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9.実戦のコツ:ザコ戦

 ザコ戦ではウィルゲージを持たないザコが複数出現するパターンが多く、複数の敵から狙われる危険があります。1体ごとの強さは大したことないので、とにかく1体を集中して攻撃して敵の数を減らすことが重要。

 敵と遭遇したらまずはどれかに狙いを定め、“フェニックスシフト”からの“ライジングフレイム”で速攻撃破を目指しましょう。

 “ライジングフレイム”のクールタイム中は、剣コンボ(□×4)で敵を転倒させる→“フェニックスシフト”(〇ボタン)やランジ(□+×ボタン)で接近→“パニッシュ”(転倒した敵のそばで□ボタン)の流れがシンプルかつ強力です。

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10.実戦のコツ:強敵戦

 ウィルゲージを持つ強敵との戦いでは、ヒット&アウェイで慎重に攻撃しつつ、テイクダウンを狙うのが勝利の近道。最初は距離を離して魔法主体で攻め、敵の攻撃タイミングがつかめてきたら接近戦に移行するのもありです。

 序盤はウィルゲージを大きく削る手段はほとんどありませんが、操作に余裕があれば後述する“マジックバースト”を当てるのがオススメ。また、“プレシジョンドッジ”からの反撃も決められれば、短時間で敵をテイクダウンさせられます。

 相手がテイクダウンしたら、ひたすら剣コンボをヒットさせてダメージ倍率を上げ、最後に“ライジングフレイム”をたたき込むのが理想的。そのためにも、テイクダウン時に“ライジングフレイム”が使えないなんてことがないよう、クールタイムをしっかり管理すること。

  • ▲テイクダウン時の攻撃の流れは、体験版のうちにしっかり覚えておきたいポイントです。

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11.序盤のオススメアビリティ

 序盤でアビリティポイントを消費して習得できるアビリティは以下のとおり。

ランジ(消費ポイント25):地上で□+×ボタンで突進突きを繰り出す
ダウンスラスト(消費ポイント30):空中で□+×ボタンで落下攻撃を繰り出す
バーニングブレード(消費ポイント25):□ボタン長押し後に離すことで剣に炎をまとわせた一撃を放つ
挑発(消費ポイント40):R2+タッチパッドで敵の注意を自身に引きつける
スウィフトリカバリー(消費ポイント10):敵の攻撃で吹き飛んだ際にR1ボタン。攻撃を放ちつつ体勢を立て直す
ストンプ(消費ポイント15):空中で敵に近づき×ボタン。敵を踏み台にして飛び上がる
チャージショット(消費ポイント20):△ボタン長押し後に離すことで強力な魔法を撃つ

 このなかでオススメなのは、遠距離攻撃手段を強化できる“チャージショット”。転倒している敵に当てることで相手を打ち上げることもでき、そこから“フェニックスシフト”で空中コンボにつなげる戦法が便利です。

 受け身アクションとなる“スウィフトリカバリー”もあらゆる場面で役立つアビリティ。とくに、アクションが苦手な人は優先して習得しておきましょう。

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12.練習してでもマスターしたい“マジックバースト”

 最初から習得しているアビリティのひとつ“マジックバースト”。剣攻撃の直後に△ボタンを押すと発動し、□ボタン×4の剣コンボのどの段階でも、追加で魔法を繰り出せます。

 やや難度の高い操作が必要ですが、“マジックバースト”には敵のウィルゲージを大きく削れるという見逃せないメリットが! 序盤の限られたアビリティのなかで、ウィルゲージを効率的に削れる“マジックバースト”は重要なアクションです。

 また、剣コンボと組み合わせることで手数を稼げる点も魅力。□△→□△→□△→□△とタイミングよく入力すれば短時間で8連撃となり、テイクダウン時のダメージ倍率上げにも役立ちます。

 “マジックバースト”は全編通して活躍するアビリティと言えるので、ぜひ体験版で練習して使い方をマスターしましょう!

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13.サポートアクセサリ解説

 本作には戦闘を補助する5つのサポートアクセサリがあり、これを活用することでアクションが苦手な人でも簡単にバトルで勝てるようになります。

 サポートアクセサリの付け外しにペナルティやデメリットなどはいっさいないので、下にまとめた性能を参考に自分なりに活用してください。

サポートアクセサリ一覧

《オートスロー》の指輪:回避可能な状態であれば、敵の攻撃がきた瞬間に時間の流れが遅くなる。その際、一定時間内にR1ボタンを押せば攻撃を回避可能。《オートドッジ》の指輪と同時に装備した場合は、効果が発揮されない。

《オートドッジ》の指輪:回避可能な状態であれば、敵の攻撃を受ける直前に自動的に回避する。

《オートアタック》の指輪:□ボタンを押すだけで、装備しているアビリティやフィートを駆使した多彩な攻撃を繰り出すようになる。

《オートポーション》の指輪:HPが一定の数値を下回っているとき、所持しているポーションを自動で使用する。

《オートトルガル》の指輪:クライヴの攻撃に応じて、トルガルが自動でアクションを行う。《オートアタック》の指輪にも同様の効果がある。

※少年期のクライヴをプレイするモードでは《オートトルガル》の指輪は入手不可。

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14.クライヴを強くするには?

 本格アクションである『FF16』ですが、アクションの腕前を磨く以外にもクライヴを強くする手段は豊富に用意されています。

レベルアップ

 敵を倒して経験値をためてレベルアップすることで、クライヴのパラメータがアップします。HPが上がれば倒されにくくなり、腕力が上がれば敵に与えるダメージが増加します。

装備の変更

 クライヴには武器、腰帯、腕輪、アクセサリの4種類の装備が存在(アクセサリは最大3つまで装備可能)。より強力な装備品に変更したり、武器を強化したりすることで戦闘を有利に進められます。

アビリティの習得

 入手したアビリティポイントを消費して、多彩なアビリティを習得可能。習得済みのアビリティを強化して使い勝手を向上させることもできます。消費したポイントのリセット&再分配も自由に行えます。

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15.旅の思い出を残せる“フォトモード”

 本作には“フォトモード”があり、その時点でのゲームシーンを好きな構図で撮影できます。“フォトモード”はオプションボタンでメインメニューを開く→【ステータス】のタブを表示→タッチパッド入力で起動可能。

  • ▲ステータス画面でタッチパッドを押すと“フォトモード”が起動。

 “フォトモード”ではカメラ操作によるアングル変更はもちろん、プレイヤーキャラクターの表示/非表示や被写界深度など細かく設定できます。旅の途中でお気に入りの一枚を残してみてはいかが?

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16.システムでゲームを自分好みに設定

 タイトル画面やメインメニューの“システム”では、ゲームに関するさまざまな設定を行えます。

 テキストやボイスの言語変更、字幕や話者名の表示設定、操作タイプの切り替え、ストーリーフォーカスとアクションフォーカスのモード変更にサウンドの視覚表現など項目は多岐にわたります。

 チュートリアルで表示されたガイドの再確認などもできるので、一度は目を通しておくといいでしょう。

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ファイナルファンタジーXVI

  • メーカー: スクウェア・エニックス
  • 対応機種: PS5
  • ジャンル: アクション/RPG
  • 発売日: 2022年6月22日
  • 価格: 9,900

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