映画『青ブタ(青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない)』完成披露上映会レポート。声優陣が語る本編を鑑賞した感想

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 劇場アニメ『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』の完成披露上映会が新宿バルト9にて開催されました。

 当日は「おでかけシスター」新情報に加え、同じく劇場公開が決定している『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』の情報も解禁。さらに、舞台上では石川界人(梓川咲太役)からのコメント動画も公開されました。

 その公式レポートが到着しました。

 以下、リリース原文を掲載します。

6月23日はアニメ『青ブタ』がまた動き出す1歩になる──『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』完成披露上映会レポート

 2023年6月23日(金)より公開となる劇場アニメ『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』。その完成披露上映会が、6月11日(日)に新宿バルト9にて開催されました。

 本作は、鴨志田一先生によるライトノベルを原作とし、2018年にTVアニメ『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』、続く2019年に『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』と展開されたアニメ『青春ブタ野郎シリーズ』の最新作です。

 今回のイベントには、桜島麻衣役・瀬戸麻沙美さん、梓川花楓役・久保ユリカさん、古賀朋絵役・東山奈央さん、豊浜のどか役・内田真礼さん、広川卯月役・雨宮天さんが登壇。加えて、梓川咲太役の石川界人さんからのコメント動画の公開もありました。

 本稿ではイベントのトークパートの模様をお届けします。

◆「青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない」完成披露上映会
◆ 日時:2023年6月11日(日)18:40開始
◆ 会場:新宿バルト9 シアター9
(東京都新宿区新宿3丁目1-26 新宿三丁目イーストビル13階)
◆ 登壇者:瀬戸麻沙美、久保ユリカ、東山奈央、内田真礼、雨宮 天

『おでかけシスター』では絵のお芝居に注目を

 今回のイベントでは『青ブタ』関連のイベントではお馴染みとなっている天津向さんがMCを担当。天津向さんの呼び込みで声優陣が現れると、会場は大きな拍手に包まれました。

 瀬戸さんから順番に一言ずつ挨拶をしていき、最初のトークテーマは「今日のイベントを迎えられた心境、もしくは実際に本編を鑑賞した感想」。

 瀬戸さんは本作のストーリーやキャラクターたちの心情について、台詞だけでなく劇伴で語っているシーンが多くあったように思えるとコメント。続いて久保さんは完成した本編を鑑賞する前に「絵がお芝居をしている」との話をプロデューサーから伺っていた事を明かし、実際に作品を見てその意味が理解できたとのこと。

 その後は東山さんが本作は自分の幸せを静かに見つめ直すような物語だと話したほか、内田さんはキャラクターたちの日常の延長を切り取って見せてもらったような感覚を覚えたと述べました。

 そして、花楓が大きな決断をするきっかけとなる広川卯月について、雨宮さんは常に明るくハイテンションなところが、彼女の空気の読めなさでもあり魅力だと一言。収録中はもっとテンションを高めて欲しいとのディレクションがあるほどだったそうですが、そんな彼女の素直な言葉だからこそ花楓に届いたのではないか、とも語ります。

 6月23日(金)に公開が迫っていることについては、瀬戸さんが「アニメ『青ブタ』シリーズが動き出したのは4年ぶりになるので、6月23日はまた動き出す1歩になる」と語り作品への愛を覗かせました。また、公開の決まっている『ランドセルガール』を引き合いに出して、物語が描かれ続けることへの喜びを露わにする一幕も。

 そして、本作に仕込まれたサプライズについても話題になりました。その中身はぜひ劇場でお確かめください。

 トークがひと段落したところで、石川さんからのコメント動画が上映されました。石川さんは動画内で本作では繊細なお芝居が求められたと語ると同時に、次の『ランドセルガール』に向け布石を打ったことを明かしました。

久保さん自身も花楓と新たな一歩を踏み出せるところまで来た

 告知コーナーでは、本作の公開記念舞台挨拶が6月24日(土)に開催との発表がありました。

 また、1週目の来場者特典が原作・鴨志田先生書き下ろしによる小説「青春ブタ野郎はアニマルランドの夢を見る」に決定。表紙は原作イラスト・溝口ケージ先生の描き下ろしという豪華仕様ですので要チェックです。

 加えて『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』の公開が、次の冬であることが正式に発表となりました。ここでそのティザービジュアルが初公開となったほか、ムビチケ第1弾の発売も告知されました。詳細は公式サイトなどをチェックしてください。

 イベント終了の時間が迫ったところで、最後に雨宮さんから順番にファンのみなさんへのメッセージが。瀬戸さんは花楓だけでなく自身の演じる麻衣も大学受験に挑戦している事を話すと、ファンのみなさんに2回目は別のキャラクターの視点で楽しんでみて欲しいとお願いしていました。

 最後に久保さんは、かえでが居なくなって寂しいようなどうしようもない気持ちがあったけれど、自分自身も本作で花楓と新たな一歩を踏み出せるところまで来たとコメント。そして、花楓を応援して欲しい、見守り続けてもらえたらとも語りました。

(C)2022 鴨志田 一/KADOKAWA/青ブタ

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