コン・バトラーVとボルテスⅤに待望の合体攻撃が! ハラキリ・ブレードはMAP兵器へと進化!!【スパロボDDコラム#91】

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 バンダイナムコエンターテインメントより配信中のiOS/Android用アプリ『スーパーロボット大戦DD』の第91回コラムをお届けします。

超電磁ロボと超電磁マシーンがロマンあふれる共演! ヴァルヴレイヴ(VVV)にも新たな力が!!

 イベント“V・Ⅴ・V”の開催にともない、コン・バトラーV/豹馬とボルテスⅤ/健一用の合体攻撃“超電磁スピンVの字斬り”と、ヴァルヴレイヴⅠ/ハルト用のMAP兵器“ハラキリ・ブレード(MAP)”が、新たなSSR必殺技パーツとして実装されました!!

SSR 超電磁スピンVの字斬り

【ユニットパーツデータ】超電磁スピンVの字斬り



超電磁スピンVの字斬りの評価(SS)

 コン・バトラーVとボルテスⅤが発動可能な共用パーツになります。いつものように詳細はwikiで……とはならず、今回は性能はどちらも共通。移動力と攻撃力・防御力・照準値が無条件で強化され、気力上昇でさらに攻撃力・防御力・照準値が増加します。

 加えて気力130以上では全ての攻撃の与ダメージ・命中率増加効果、Mサイズ以下の敵ユニットとの戦闘時には、攻撃力・防御力・照準値増加効果、そして必殺技命中時に「覚醒」の効果があります。補正値も優秀で、なによりこれでコン・バトラーVとボルテスⅤともに覚醒必殺持ちになりました。

 特殊スキルは少し性能が異なりますがどちらも優秀。どちらを上げるか迷いどころですが、これから使っていこうという方にまとめて使用してもいいのかなと思います。相当先になりそうですが、限定が解除されれば、遠征で強化できる機会もあるとおもいますので。

 『スパロボ』シリーズファンにはすっかりおなじみとなった、コン・バトラーVとボルテスⅤによる“超電磁スピンVの字斬り”。両機が超電磁タツマキと超電磁ボールで敵機の動きを封じ、超電磁スピンと天空剣Vの字斬り、それぞれの必殺技を連続で炸裂させるという、原作にはなかった2大超電磁メカによる夢のタッグが実現する合体攻撃です。

 “超電磁スピンVの字斬り”の『スパロボ』シリーズでの初実装は、2001年発売の『スーパーロボット大戦α for Dreamcast』から。コン・バトラーVは1993年発売の『第3次スーパーロボット大戦』、ボルテスⅤは1996年発売の『新スーパーロボット大戦』が『スパロボ』初参戦。初共演は2000年発売の『スーパーロボット大戦α』なので、当時の感覚としても満を持しての実装といった感じでしたね。

 さて、ボルテスⅤの“超電磁ボールⅤの字斬り”については昨年、同必殺技が単体で実装された際に本コラムで解説済みなのですが、コン・バトラーVの“超電磁スピン”については、まだ手を付けておりませんでした。というのも“超電磁スピン”は『スパロボDD』のサービス開始と同時に実装された、最古のSSR必殺技パーツのひとつだったからなのです。あれから、そろそろ早くも4年が経過するという事実に戦慄します……。

 ……ということで、今回は初心にかえって“超電磁スピン”について解説していきましょう。コン・バトラーV最強の必殺技である超電磁スピンは、両腕を超電磁ギムレット(クリスタルカッター)へと変化させ、身長57メートル、体重550トンの巨体そのものをドリルに見立てて、超電磁ジャイロにより高速回転しながら突撃するという荒業です。

 原作『超電磁ロボ コン・バトラーⅤ』での初使用は、もちろん第1話。どれい獣ガルムスをその威力の最初の餌食にして以来、キャンベル星人が送り込む数多のどれい獣やマグマ獣を撃破し、ついには最終話にて女帝ジャネラが乗る移動要塞セント・マグマをも撃墜しました。

 超電磁エネルギーの奔流・超電磁タツマキによる磁界で敵機を拘束した後に超電磁スピンを繰り出すという流れは、コン・バトラーVの勝利への黄金パターン。しかし第2話以降、超電磁タツマキを使わずに超電磁スピンを繰り出したことも両手の指で数えられないほどありました。ほとんどの場合はビッグブラストや超電磁ヨーヨーなどで十分敵の戦闘力を奪ってからのトドメの一撃として使われています。

 しかし超電磁タツマキを使わないケースでは、超電磁スピンが通用しなかったことも。第12話ではどれい獣ダイバによって、回転途中で組み付かれて不発となってしまいました。第27話では、初めて登場したマグマ獣であるマグナムが自身の体を回転させることで超電磁スピンの軌道を逸らすという奇策に出ており、第42話ではマグマ獣ドリンガーが真正面から受け止めたりもしています(その後再度の突撃で撃破)。

 また超電磁スピンのほとんど唯一の弱点として、消費エネルギーが膨大であることが挙げられます。第45話では、ワルキメデスがスピン封じとして、マグマ獣1体をオトリとして超電磁スピンで倒させ、エネルギー不足に陥ったところをもう1体のマグマ獣で襲撃するという作戦を展開。連発したこともあるので通常ならば大きな問題にはならないようなのですが、この時はバトルタンクがダメージを受けて動力系に故障が起きていたという不運も重なり、コン・バトラーVは大苦戦を強いられてしまいました。しかし、結局この回もトドメ技は超電磁スピン。いかに偉大な必殺技かがわかるというものです(笑)。

 そういえばSFC用ソフト『第3次スーパーロボット大戦』では、超電磁スピンの消費ENが200というスパロボ史に残るレベルの燃費の悪さだったのですが、この弱点の再現だったのかもしれませんね。

 ちなみに、第43話では大怪我を負った豹馬に代わって、ちづるが超電磁タツマキからの超電磁スピンを成功させ、マグマ獣ビッグ・シリウスを撃破しています。

 第40話では超電磁タツマキでマグマ獣マリオネラの動きを封じ、グランダッシャーで突撃するという変則的なパターンも。ただし、グランダッシャーだけでは倒しきれず、トドメの一撃は超電磁スピンの役目でした。

 第26話では、超電磁スピンの回転力を応用したと思われる(見た目はあまり似ていません)投げ技・超電磁スピン投げで、ガルーダ配下の指揮官ナルアが乗るグレイドンを撃破しています。

 さらに、第33話、第42話、第49話では、敵による拘束から逃れるために超電磁スピンの回転を利用。これによく似た防御用の技として、第16話で使ったバトルスピンがあり、こちらは超電磁ギムレットを出さずに高速回転することで、どれい獣ゲルゾが吐き出したクモ糸を振り払うのに用いられました。

 また、第3話では敵の周囲をコン・バトラーVが高速回転することで、超電磁タツマキと同様に超電磁エネルギーで敵を拘束し、超電磁スピンへの布石とする、超電磁ウズマキなる技も繰り出されています。

 先述したスピン封じを受ける直前に、豹馬は「一発必中、スピンで倒せなかった敵はいない」と豪語しています。事実と照らし合わせればごくわずかな例外はあるものの、超電磁スピンが攻防ともに死角のない必殺技であることには疑いの余地がありません。

SSR ハラキリ・ブレード(MAP)

【ユニットパーツデータ】ハラキリ・ブレード(MAP)



ハラキリ・ブレード(MAP)の評価(S)

 無条件で攻撃力・照準値が増加し、気力が10上昇する毎に攻撃力・照準値がさらに強化。そして自分のアクション毎にも攻撃力・照準値が増加していきます。

 あとは気力130以上のときハラキリ・ブレード(MAP)の威力増加。かなりシンプルな性能に仕上がっていますが、パラメータの補正値と必殺威力はかなりのもの。今のところ斬撃のMAP兵器というだけで貴重な存在なので、余裕があれば確保を目指しておきたいところですね。

 『革命機ヴァルヴレイヴ』の主人公機であるヴァルヴレイヴⅠ/ハルト、5つ目の実装となる新SSR必殺技パーツは、1つ目のSSR必殺技パーツだった“ハラキリ・ブレード”のMAP兵器版! 4つ目の“ジーエッジ二刀流”が2021年夏に登場したので、ヴァルヴレイヴⅠにとっては、およそ2年ぶりのSSR必殺技パーツとなります。待っていたぜ、この時を! という方も多いのではないでしょうか。

 思い返せば単体版“ハラキリ・ブレード”は“超電磁スピン”と同様、『スパロボDD』のサービス開始と同時に実装されたSSR必殺技パーツでした。なので、こちらもこれまでの本コラムでは取り扱っていないんですよね……ということで“ハラキリ・ブレード”を解説していきましょう!!

 ヴァルヴレイブ各機は稼働や敵の攻撃により熱量が蓄積し、熱量の表示が“100/100”を超えるとオーバーヒートし、放熱のために一定時間機能停止してしまうという弱点を持っています。これはヴァルヴレイヴ全機に共通した仕様なのですが、コピー品であるミラーレイヴを搭載したヴァルヴレイヴⅢ~Ⅴとは違い、オリジナルの原動機関レイヴを備えたヴァルヴレイヴⅠについては少々事情が異なっています。

 ヴァルヴレイヴⅠは、機体熱量が“100/100”を超えると表示上限が666へと切り替わり、機能停止状態のまま熱量が蓄積していきます。そして“666/666”を超えると機体が黄金に輝きながら再起動し、腹部の原動機関レイヴが露出。ジー・エッジを起点とした必殺技ハラキリ・ブレードが使用可能となるのです。

 原作『革命機ヴァルヴレイヴ』での、ハラキリ・ブレードの初使用は第2話。この時はアードライが乗るイデアール級機動殲滅機の左腕部を損壊させたのみだったものの、窮地を脱するには十分な一撃でした。

 ハラキリ・ブレードを使用するためには機能停止(エネルギー充填)により無防備な姿を晒すことになるため、以降はめったなことでは使われることがありませんでした。単なる必殺技の域を脱して、戦局を大きく左右する(ともすれば戦略級の)技として扱われていた、というのが適当かもしれません。

 再度の使用は第8話。この時はドルシアの艦隊を一網打尽にし、モジュール77の危機を救うという大戦果をあげており、その光景を目撃したカインは「やはりこれは、ルーンの光」と漏らしています。

 第11話では、デリウス少将率いるドルシアの艦隊に向けて放たれ、またも不利な戦局を覆すことに成功。しかし、結果としてハルトは人質に取られていたショーコの父であるリュージの生命を奪うことになってしまいました。

 第13話以降の『革命機ヴァルヴレイヴ 2nd SEASON』では、インパクト・ブースターやアーダー・グリップといった新装備の開発によりヴァルヴレイヴⅠの戦闘能力が大きく強化され、なおかつ安定した熱管理が可能となったためか、ハルトがハラキリ・ブレードを使ったのは第23話で戦端を開いた一度のみでした。

第16話では、ハルトに代わってヴァルヴレイヴⅠに乗ったある人物も使用。このくだりは、いずれ『スパロボDD』のメインワールドでも描かれるであろう作中屈指の名場面なので、今回は詳しく語らずに伏せておくこととしましょう。

 ……今回は超電磁スピンといいハラキリ・ブレードといい、筆者的には『スパロボDD』リリース当時にやり残したことと、改めて向き合うような内容のコラムになりました。8月下旬の4周年まで残すところ2ヶ月と考えると、結構タイミングのいいラインナップだったかもしれませんね。なんとなく、先行テストプレイから因縁深いジェリドにまた会いたくなってしまいました(笑)。

 “超電磁スピンⅤの字斬り”と“ハラキリ・ブレード(MAP)”がピックアップ排出される4ステップアップガシャは、6月15(13:59)までの開催。“超電磁スピンVの字斬り”は期間限定排出となっています。

梅雨の暑さを吹っ飛ばせ! 2020水着ガシャ復刻開催中!!

 今回最後のトピックは“2020水着ガシャ”の復刻! ゼーガペイン・アルティール/キョウ用の“水泳部でのひととき”とガウェイン/ゼロ用の“真夏の任務”、デビルマン/デビルマン用の“まぶしいビキニガール”とARX-7 アーバレスト/宗介用の“女神の休日”がそれぞれピックアップ排出される、2つの3+1ステップアップガシャが開催中です!!




 いずれも、これからの暑い季節にピッタリの、ヒロインたちのキュートな水着姿が堪能できるパーツなので、未入手の方はこの機会をお見逃しなく! 関東は、もうかなり蒸し暑いですしね!! こちらは6月24日(13:59)までの開催となっています。

 ……といったところで、今回の『スパロボDD』コラムはここまで!!





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スーパーロボット大戦DD

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: SRPG
  • 配信日: 2019年8月21日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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