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アニメ『この素晴らしい世界に爆焔を!』11話感想。ついにウィズやミツルギも登場! 本編との交わりが濃くなってきてワクワクが止まらない!

カワチ
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 アニメ『この素晴らしい世界に爆焔を!』の第11話“名物(ばくれつ)娘と森の悪魔(イレギュラー)”の感想をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『この素晴らしい世界に爆焔を!』第11話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことを強くオススメします。

モブに紛れ込むおなじみのキャラクターたちにニヤニヤ

 『この素晴らしい世界に祝福を!』のスピンオフで、めぐみんの過去を描く『この素晴らしい世界に爆焔を!』。第11話は、ふたたび駆け出しの街・アクセルが舞台。前回はカズマやアクア、ダクネスがチラッと登場して盛り上がりましたが……?

 今回は物語前半に登場していた上級悪魔のホーストがアクセルにやってくるという展開。めぐみんの妹であるこめっこと仲良くなるなど、どこか憎めないホーストですが、そんなことを知らないアクセルのギルドは上級悪魔が出現したことで活気付きます。パーティを組んで討伐に赴こうとする冒険者がひしめくなか、ポーションを配る女性が。

 その人物は魔道具屋のウィズ! 顔は見えないものの、声が堀江由衣さんなのでファンはすぐに気付いたハズ。どうやら冒険者たちのためにポーションを無償で配っているようで、当分はパンの耳と砂糖水で過ごさなければいけないことを嘆いています。

 少しだけの登場でしたが、商才が無くて頑張れば頑張るほど貧乏になるウィズらしさが出ていてよかったです(笑)。ウィズのことが気になる人はぜひ『このすば』本編をチェックしてみてほしいです。じつは彼女には結構おどろきの設定が隠されていて、本編を観ればその設定が分かりますので……!

 また、サプライズとしてはカズマと同じく日本から異世界転生してきたソードマスターのミツルギも登場。凄腕のホーストに挑んだものの、やられて運ばれてきたというシーンなので、『このすば』本編を観ていなければ、彼がネームドキャラクターということにも気付かないかも。本編でも雑に扱われるミツルギですが、それは本作でもあまり変わらなかったですね(笑)。

 ミツルギに惚れているフィオも登場していましたが、彼女のほうがばっちり顔も映っていたのでこちらのほうが目立っていたかも(苦笑)。

 なお、カズマとアクアに関しては今回も登場。前回はサプライズっぽい登場でしたが、今回は隠すつもりもないぐらい登場していましたね。顔は隠れているものの、いつもの夫婦漫才をたっぷり披露してくれました。

 なお、上級悪魔が出現したことで、ギルドの面々は一部分のパラメーターがすこぶる高い青髪のアークプリーストのことを捜しますが、アクアを観ても「これは絶対に違うだろう」とスルーしてしまいます。

 このときのアクアは土木工事をしながら詐欺まがいのことをしてお金を稼いでいたので、気付かれないのも仕方がないというもの。しかし、落ちているお金をプライド無く拾うアクアの姿はカズマじゃなくても悲しくなりましたね(笑)。

 また、今回のストーリーのもうひとつの見どころはアクシズ教のプリーストであるセシリーが再登場するところ。司祭であるゼスタがアクアのお告げをアクセルの方面から聴いたということで、セシリーが街にやってきたとのこと。

 セシリーもアクシズ教徒ということでヤバい人物ですが、今回もめぐみんの布団のシーツを思いっきり吸い込んだりと、かなり奇行が目立ちましたね。ただ、恥ずかしがるめぐみんが珍しいので、個人的にはセシリーにもっと奇行をしてめぐみんを困らせて欲しいと思うのは自分だけでしょうか?(笑)

 また、エリス教徒がアークプリーストを匿っていると考えたセシリーがドアを蹴破ろうとしたり、石を投げて窓を割るシーンはまるで“そういう人”みたいで怖かったですね~。ドン引きするめぐみんは必見!

 次週はいよいよ最終回。クライマックスだけあってどんどん盛り上がっている本作。ラストがどのような展開になるのか、本当に楽しみです!


カワチ:RPGとビジュアルノベルが好きなゲーマーで、誰にも気付かれないようなマニアックな小ネタを記事に織り込むのが好き。深みのあるゲームが好きかと思えば、本当は肌色が多ければなんでもいいビンビン♂ライター。



©暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば爆焔製作委員会

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