【LOOP8（ループエイト）レビュー】サル：気のいい親友は一緒にいて心安らげる存在。バトルでは味方のプラス効果を引き上げる！

　PS4/Switch/Xbox One/Steamで発売されたジュブナイルRPG『LOOP8（ループエイト）』。

　謎めいた厄災・ケガイによって破滅寸前にまで陥った絶望的な世界で、学校生活を送りながら訓練や仲間との交流を行い、永遠に繰り返す8月の日々を過ごしていくことになります。

　『高機動幻想ガンパレード・マーチ』でお馴染みの芝村裕吏さんによる独特な世界観とキャラクターたちが魅力の本作から、登場キャラクターたちについて解説。戦闘可能な仲間はバトルでの特徴、ケガイに憑依される人物は、敵になった場合の特徴も含めて紹介していきます。

　今回は、主人公の親友である、情に厚いスポーツマン、サルを紹介します。

サル（CV：鈴木崚汰）

「この町はいいところだ。野球するには人数足りてないけどな。」

　サル（本名：沢田邦彦）は、この街で生まれ育った高校1年生。明るく親切で情に厚く、何かと主人公の世話をしてくれる、典型的な親友キャラ。

　野球が大好きでスポーツマン、基本的には男前な親友ポジションとなってくれ、嫌味がないのでとても気持ちがいい奴です。

　恋愛ゲームの場合、このポジションはないがしろにされがちですが、彼は戦闘が可能なので、しっかり鍛えれば期待に答えてくれます。

　話しかけると何かくれて、体力や気力が回復するのですが、会話したいときに発生すると、回復結果の表示などで時間をとられ、ちょっとイラっときます（笑）。

　サルは、小槌を振り回すパワー系ですが、サポートもしてくれるいい奴です。訓練などは受けてないはずですが、戦いにこなれた感じで派手に戦ってくれるのでなんとなく頼りになりますね。

　仲間に対する技は、プラス効果のアップと、被ダメージの軽減。被ダメージの軽減は、攻撃力の高い相手との戦いで役立ってくれました！

　プラス効果のないときにプラス効果を上げる技を使うのはご愛嬌。でもやっぱりちょっとイラっとします。しかし、プラス効果を付与してくれる仲間とうまく連携できたときはけっこう気持ちいいです。

　本書では、謎に満ちた世界や仲間たちの詳細、人類の脅威であるケガイに立ち向かう方法など、ゲームのポイントをさまざまな角度から解説しています。

　また、本作のゲームデザイン／シナリオを手掛けた芝村裕吏氏による書き下ろしWEB小説“A Summer Day”を1冊にまとめた付録冊子と、メインビジュアルをあしらった大判のポスターも付いています。

発売日：2023年6月1日
定価：2200円（税込）
仕様：A4判、68ページ、左開き（付録冊子B6版160ページ、大判ポスター）
発行：KADOKAWA Game Linkage
発売：KADOKAWA

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