【ポケモンSV】『ポケモンHOME』を使って出身ゲームを調べる方法【スカーレット・バイオレット日記#53】

終末のバンギア。/市野ルギア
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 ポケモン歴は初代発売日からの週刊ファミ通でポケモン記事も担当していたミュージシャンゲーマーで編集記者がお届けしている『ポケットモンスター』シリーズのプレイ日記。

 『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』に『ポケモンHOME』経由で過去のポケモンを連れて来られるようになりました。今回も『ポケモンHOME』を使ったレポートをお届けします。

  • ▲今回は『ポケモンHOME』を使って出身ゲームを確認してみます。

出会った地方と出身マークで判別する

 『ポケモンHOME』はSwitch版とスマホ版では機能が違います。私の場合、Switch版ではボックス整理やポケモンの整理に使い、スマホ版では預けてあるポケモンの詳細検索をするときなどに使っています。

  • ▲Switch版では主にボックス整理や、ポケモンをゲーム間移動するために使っています。

 『ポケモンHOME』には、第三世代以降のロムで捕まえたポケモンを連れて来ることができます。

 第三世代以降とは、2002年11月21日にゲームボーイアドバンス専用ソフトとして発売された『ポケモン ルビー・サファイア』以降のロムで出現するポケモンのことです。ちなみに、『ポケモン スカーレット・バイオレット』で捕まえたポケモンは第九世代になります。

 第一~二世代とは、ゲームボーイ専用ソフトの『ポケモン 赤・緑・青・ピカチュウ』、『ポケモン 金・銀・クリスタル』のロムで出現するポケモンのことを指します。

 この世代のゲームボーイカセットで捕まえたポケモンは『ポケモンHOME』へ連れてくることはできませんが、バーチャルコンソール版の『ポケモン 赤・緑・青・ピカチュウ』、『ポケモン 金・銀・クリスタル』で捕まえたポケモンならば『ポケモンHOME』に連れてくることができます。

  • ▲残念ながらゲームボーイカセットで捕まえたポケモンは連れてこられません。

 私もそうなのですが……これまでに自分で捕まえて来たポケモンや、あるいは交換や配布でもらってきたポケモンを『ポケモンHOME』へ連れてくると、膨大な数になっているのではないかと思います。

 それらのポケモンから、どの世代のロム(カセットなど)から連れて来た子なのか、あるいは交換した子が、どこから連れて来られた子なのかを調べるのに役立つのが『ポケモンHOME』で見ることができる、預けたポケモンの詳細画面です。

 記載されている出会った場所と、出身マークでどのロム(カセットなど)出身なのかが分かるように簡易リストアップしてみましたので、参考にしてみてください。

  • ▲Switch版では出身マークで検索をかけることができます。この写真では、上からガラル、ピカブイ、アローラ、カロス、GB、GOマーク

<出会った地方とマーク別、出身ゲームリスト>
・カントー地方/マークなし→『ポケモン ファイヤーレッド・リーフグリーン』
・カントー地方/ピカブイマーク→『ポケモン Let’s Go!ピカチュウ・イーブイ』
・懐かしのカントー地方/GBマーク→『ポケモン 赤・緑・青・ピカチュウ』(バーチャルコンソール版)
・ジョウト地方/マークなし→『ポケモン ハートゴールド・ソールシルバー』
・懐かしのジョウト地方/GBマーク→『ポケモン 金・銀・クリスタル』(バーチャルコンソール版)
・ホウエン地方/マークなし→『ポケモン ルビー・サファイア・エメラルド』
・ホウエン地方/カロスマーク→『ポケモン オメガルビー・アルファサファイア』
・シンオウ地方/マークなし→『ポケモン ダイヤモンド・パール・プラチナ』
・シンオウ地方/シンオウマーク→『ポケモン ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』
・イッシュ地方/マークなし→『ポケモン ホワイト・ブラック』『ポケモン ホワイト2・ブラック2』
・カロス地方/カロスマーク→『ポケモン X・Y』
・アローラ地方/アローラマーク→『ポケモン サン・ムーン』『ポケモン ウルトラサン・ウルトラムーン』
・ガラル地方/ガラルマーク→『ポケモン ソード・シールド』
・ヒスイ地方/ヒスイマーク→『ポケモン LEGENDS アルセウス』
・パルデア地方/パルデアマーク→『ポケモン スカーレット・バイオレット』
・Pokémon GO/GOマーク→『Pokémon GO』

  • ▲この“ルギア”はイッシュ地方/マークなし(マークがある場合はレベルの横に付きます)なので、『ポケモン ホワイト・ブラック』または『ポケモン ホワイト2・ブラック2』出身ということになります。

 また、スマホ版『ポケモンHOME』ではさらに詳細な場所を確認することができます。出会った地方は“トレーナーメモ”に記載されていて、さらに出会った場所が記載されています。それにより、『ポケモンARサーチャー』や『ポケモンドリームワールド』出身のポケモンなども特定することもできます。

  • ▲スマホ版で見ると出会った場所が“遠く離れた土地”となっていて、ドリームボールに入っていることから、この“ルギア”は『ポケモンARサーチャー』で捕まえて、『ポケモン ホワイト2・ブラック2』経由で連れて来たのが分かります。

 マジカル交換やGTS機能などを使ったポケモン交換で、交換してもらったポケモンが不正入手された個体なのかどうか気になったりしますが、この出身地情報や出会った日付の情報を照らし合わせることにより、ある程度の判定はできるようになります。そのお話しはまた別の機会にでもご紹介しようと思います。

 それでは、今回はこの辺で……また次回よろしくお願いいたします。

●“市野ルギア”執筆レポート記事一覧

“市野ルギア”プロフィール

 フリーのミュージシャンで編集ライター。ポケモン歴は“初代”『ポケットモンスター 赤・緑』の発売日から。元『週刊ファミ通』の『ポケモン』シリーズの記事などを担当。自身のペンネーム&ハンドルネームである“ルギア”は伝説のポケモンのそれから拝借。

 ゲーム系の編集記者として多くの雑誌やムック本などを手掛けたほか、ミュージシャン&ギタリストとして、多くのオンラインゲームタイトルとのコラボ楽曲を手掛けた。

 自身の音楽ユニット“終末のバンギア。”では、電撃オンラインの配信番組のOP曲や、特撮系記事のレポーターを担当。最近ではカドアナから出しているNintendo Switchダウンロード専用ソフト『少年探偵団と丘の上の奇妙なカラクリ屋敷』のタイトル曲を担当。

 第2・第4月曜日21時より市川うららFM(PCやスマホで全国からも聴取できます)の冠ラジオ番組『終末のバンギア。のモノクローム・ミュージカ』(30分番組)を放送中!

『ポケットモンスター スカーレット』

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『ポケモンセンター スカーレット・バイオレット』ダブルパック

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