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“RGG SUMMIT SUMMER 2023”現地レポート。『龍が如く』シリーズ最新情報やファーストサマーウイカなど出演者インタビューを掲載

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 『龍が如く』関連情報を公開する場として、ファンの間ですっかり定着した“RGG SUMMIT”。6月16日に開催された今回の“RGG SUMMIT SUMMER 2023”は、『龍が如く7外伝 名を消した男』『龍が如く8』の新情報が公開されました。

  • ▲最後のフォトセッションでは、登壇者6名と“龍が如く 生キャバ嬢オーディション”の合格者5名が参加し、華やかな形に!

RGG SUMMIT SUMMER 2023レポート

 まずは『龍が如く7外伝 名を消した男』の情報が、登壇した龍が如くスタジオ 代表/制作総指揮の横山昌義氏から発表。最新トレーラーが公開され、2つのスタイル(応龍、エージェント)を使い分ける、新しいバトルスタイルの概要が説明されました。

  • ▲横山氏は「『龍が如く』の特徴は街でバトルすることで、自転車や看板など、街にあるものを武器にして戦えるようにしてきた。今回はいろいろなオブジェクトをワイヤーで引っ張って戦えるようになり、バトルの戦略性がより奥深いものになっている」と本バトルの魅力をアピールしていました。
  • ▲“応龍”は『龍が如く6 命の詩。』までの、いわゆる桐生の力強い正統派バトルスタイルを堪能できます。
  • ▲“エージェント”は秘密エージェントとして活躍する、桐生の新しい切り口を表現したバトルスタイルです。

 その後は主人公の桐生一馬役の黒田崇矢さん、獅子堂康生役の本宮泰風さん、鶴野裕樹役の山口祥行さん、赤目役のファーストサマーウイカさんの順に出演者が登壇。横山昌義氏とともに、作品へ参加したことへの想いや、収録中のエピソードを交えてトークが進みました。

◆各キャラクターなどの情報はコチラ

  • ▲黒田さんは「この作品、そして桐生一馬が好きなので、単純に彼の人生を演じることができる喜びが湧き出てきました」と、『龍が如く6』以来の主役抜擢に喜びをあらわにしていました。
  • ▲本宮さんは「最近はあまり動きのないようなキャラクターを演じることが多いので、ひさしぶりに暴れる感じのキャラクターを演じられてよかった」と、獅子堂康生役について語っていました。
  • ▲山口さんは「桐生よりも鶴野のセリフが多くてビックリして、思わず横山さんに俺大丈夫かな? と問いかけたほど」と笑いを誘っていました。
  • ▲ファーストサマーウイカさんは、『龍が如く7 光と闇の行方』をプレイしてからシリーズにハマり、赤目の役がオファーされていたことを知らず、事務所に内緒で『龍が如く』の生キャバ嬢オーディションに応募していたというエピソードを披露。シリーズへの愛が半端なく伝わってきました。

 その後残念ながら来場できなかったものの、本作に登場する三代目 西谷誉を演じるキム・ジェウクさんからのビデオメッセージが公開。西谷誉という名を継いだ男と、それをキム・ジェウクさんが演じるというサプライズに大きな拍手が贈られていました。

  • ▲日本のドラマでも活躍中のキム・ジェウクさん。作品に参加する喜びや真摯な想いをメッセージとして会場に届けていました。

 そして、『龍が如く8』の紹介パートでは、桐生とともにダブル主人公を務める春日一番を演じる中谷一博さんが登壇しました。まずは先日発表された春日一番の衝撃動画(1stティザートレーラー)を振り返りつつ、そちらの収録についてトーク。


  • ▲黒田さんは動画のヤドカリを「よく隠すな~」と絶賛(笑)。中谷さんは収録時の状況を横山氏に問われると、某芸人さんのフレーズを引用して「大丈夫ですよ、収録時は服着てましたから」と、こちらも鉄板な返しで笑いを誘っていました。

 さらにサプライズで桐生と一番が恋バナで盛り上がるワンシーンを公開。ファンからすると「あの人のことでは?」なんて想像が膨らむなど、かなり話題性の高い内容となっていました。横山氏は「今後の情報が公開されるまでこちらでいろいろと想像を膨らませてほしい」と、9月に開催予定の「RGG SUMMIT FALL 2023」で公開されるであろうネタに期待を持たせるコメントを残していました。

  • ▲中谷さんは映像を見るのは初めてだったらしく「映像を見て泣きそうになっちゃいました」と、感極まった様子でした。

 なお、各種トレーラーを含めた発表の模様はアーカーイブでも公開中なので、ぜひそちらの動画でチェックしてみてください。

出演者インタビュー

 そして、オンラインでの配信後は会場内で本宮泰風さん、山口祥行さん、ファーストサマーウイカさんへのインタビューが実施されました。後半はこちらのインタビューをお届けしたいと思います。

――ファーストサマーウイカさんが『龍が如く』にハマったきっかけはなんだったのでしょうか?

ファーストサマーウイカ(以下ウイカ、敬称略):プレイ歴で言えばひよっこ、にわかな『龍が如く』ファンでして、コロナ禍になってパッと2~3週間仕事がなくなってしまったときに、『龍が如く7』がすごく面白いという話題を聞いて、ちょっとやってみようかなと思って手を出したのが『龍が如く』のデビューでした。

 そこからもう本当にハマってしまって、ラジオとかテレビに出るたびにこのゲームが面白いんだというのを話していました。それで、私はナンバという安田顕さんが演じるキャラクターにガチ恋をしたエピソードを話していたら、それが安田さんの耳に届いたりとかして、いろいろ自分の中のストーリーと『龍が如く』がどんどん深まっていきまして。

 そこからはシリーズのナンバリングを逆行してプレイするようになり、どんどんさらに好きになっていったという経緯がありました。なので今回、この『龍が如く7外伝』に出演できることは、本当にもう夢が叶いましたね。

――プレイをしていて具体的にどういう部分がご自身に刺さりましたか?

ウイカ:シリーズの醍醐味といえる街は、私となじみの深い大阪の街中を蒼天堀という形で戦えるという話は聞いてはいたのですが、プレイはしたことがなかったんです。今回『龍が如く7』が自分になぜ刺さったのかと言うと、RPGだったというのがすごく大きいと思います。

 『龍が如く』はアクションゲームだと思ってたんですね。でも、自分はもう過去からずっとRPGが好きだったので、「なんか『龍が如く』が『ドラクエ(ドラゴンクエスト)』みたいになっているぞ」みたいなウワサを聞きつけて、プレイを始めたというのもあるんです。そこもすごく出会いのきっかけとしては大きかったのかなと思います。

――ウイカさんほどはプレイされていないと思いますが、本宮さんにとって『龍が如く』の魅力はどういう部分だとお考えですか?

本宮泰風(以下本宮、敬称略):実際は街中で喧嘩なんてできないんじゃないですか。それができることが魅力だと思います(笑)。

ウイカ:なんかケンカがしたい、みたいな感じに聞こえますけど(笑)。

本宮:したいけどリアルじゃできないじゃないですか。でも、看板を持って殴ったり暴れたら気持ちいいんじゃないかなと(笑)。

――山口さんはいかがですか?

山口祥行(以下山口、敬称略):やっぱりあこがれの俳優さんたちが歴代作品に出ていて、全員ぶっ飛ばせるっていうのは本当魅力的ですよね。

ウイカ:なんでそうぶっ飛ばすに重きを置いているんですか! すごいですね(笑)。でもシンプルにゲームのキャラクターになれるって興奮しませんか? 姿かたちがそのままゲームのキャラクターになっているという。

本宮:もちろんそうだけど、出ているキャラクターが実在の人たちがビジュアルなわけで、自分がその人たちをぶっ飛ばせるっていう。

山口:逆に今回は自分たちがぶっとばされちゃうかなって思うと、それはちょっとすごい怖いよね(笑)。

本宮:たぶん後輩たちも喜んでやるんじゃないかな。

――ちなみにぶっ飛ばして一番爽快だった方は?

本宮:僕は小沢仁志さん(『龍が如く0 誓いの場所』の久世大作)です。

山口:竹内力(『龍が如く0』の阿波野大樹)さんです。

本宮:理由は実際にはできないですし。

ウイカ:それはぶっ飛ばしたかったってこと?(笑)

本宮:うん。さんざんやられたので。しかも武器を使って、歌舞伎町(神室町)の街中で看板で殴るという。

ウイカ:たしかに小沢さんや力さんをコーンで殴るなんて、逆に失礼にあたるから。拳で殴らなきゃ。

本宮:そうそう。そっちのほうがおもしろい(笑)。

――本宮さん山口さんにお伺いします。やはりお2人といえば多くのファンがいる「日本統一」ですが、今回ゲームに初めてご出演されるにあたり、映画とは異なるゲームでの演じ方の難しさや、「日本統一」で演じているキャラクターとの違いなどはありましたか?

本宮:基本的に「日本統一」で僕と山口が演じてるキャラクターが、『龍が如く』では逆に近いかなという印象です。

山口:「日本統一」で本宮が演じている役は、どちかといえば桐生に近い感じで、僕が演じている役は真島(吾朗)に近い感じなんです。それが逆になっているので新鮮でした。

――それは演じやすかったですか? それとも難しかったですか?

本宮:いや、僕も山口もいろいろな役をやっていますからね。最近は歳を重ねてきていますし、そんなに先頭切って暴れるようなシーンは減ってきていましたけど、そこは大丈夫でした。

――お話できる範囲で本作での見どころをお願いします。

本宮:いつも「日本統一」で脚本作りに苦労しているんです。僕は任侠作品はファンタジーだと思っていて、そういう部分でインスピレーションを受けるくらい、この作品は特化していたんですね。初めて台本を読ませていただいたときにすごく参考になりましたし、目から鱗なところもありました。そのあたりの構成力が魅力だと思います。

山口:あとはミニゲームかな。全体像が見えていないけど、僕らがやったことがないような内容なので、そこも楽しみにしてもらえれば。

――ウイカさんにお聞きしたいのですが、今日の衣装は『龍が如く』をイメージされたものなのかなと感じたのですが、そのあたりのこだわりと今日のスピーチは最初から考えていたのか教えてください。

ウイカ:黒田さんも先ほどおっしゃっていましたが、これが最後だっていうつもりで録っていらっしゃるとのことでした。私も今日死んでいいと思ってしまってるんです、本当に(笑)。まあ、完成したらプレイできないと困るので、それくらいの気持ちでいるくらいは今日が楽しみでした。

 実際にこれは本当で私事なんですけれども、昨日本当に楽しみでワクワクして寝れていなくて、若干目が血走っているんですよ。“赤目”で来ちゃったな~、なんて(笑)。おあとがよろしいようで、すみません。ゲームではきっと桐生さんといろいろコンビネーションも見られるんじゃないかなと思いますので、ぜひプレイしていただきたいなと。あと、衣装もそんな赤目にリスペクトを込めて選びました。

(C)SEGA

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