『FF16』“つよくてニューゲーム”やアップデートなど必見の情報満載！ 発売直前総まとめ生放送レポート

　スクウェア・エニックスより6月22日に発売されるPS5用アクションRPG『ファイナルファンタジーXVI（以下、FF16）』について、6月17日19時より、スクウェア・エニックスの公式YouTubeチャンネルにて、“発売直前情報総まとめ生放送”が配信されました。

　本記事では、4時間を超えるその生放送での公開された情報をレポートしていきます。

発売直前情報総まとめ生放送

　『FF16』発売直前情報総まとめ生放送では、プロデューサーである吉田 直樹氏を始めとして、8人のスタッフが参加。

　ゲームの概要から、体験版で出てきた疑問へのフォローアップ、開発スタッフのコダワリポイントなど、さまざまな情報が語られました。

生放送に参加したスタッフ（敬称略）
吉田直樹（プロデューサー）
高井浩（メインディレクター）
前廣和豊（クリエイティブディレクター＆原作・脚本）
皆川裕史（アートディレクター）
鈴木良太（コンバットディレクター）
祖堅正慶（コンポーザー）
マイケル・クリストファー コージ フォックス（ローカライズディレクター）
鈴木健夫（シネマティックマネージャー）

　あらためて『FF16』というゲームの概要が語られました。長い歴史を持つフランチャイズの最新作であること、本作はシリーズ初のアクションRPGであることなど、ゲームの基本的な情報が語られました。

　期待して待っている人には既知の情報ですが、ゲームのことが簡潔にまとめられ、ちょっと興味を持った未経験の人もとても分かりやすい内容となっていました。

プレイスタイルのアレコレ

　続いて、本作を遊ぶに当たってのプレイスタイルを紹介。サポートアクセサリーを駆使してストーリーを楽しむ、アクティブタイムロアを使って世界観や設定にハマる、アクションをガチで楽しむといったプレイスタイルが紹介。

　ストーリー派には、サポートアクセサリーをうまく使い、簡単に戦闘を楽しめる方法を紹介。また、アクションガチ勢に対しては、“つよくてニューゲーム”や大幅に難易度がアップした“ファイナルファンタジーチャレンジモード”など、よりアクションを極めるためのモードが公開されました。

　鈴木氏によるファイナルファンタジーチャレンジモードのプレイも公開され、華麗なアクションを魅せてくれましたが、最後にミスってしまい、鈴木氏はちょっと不満気な様子でした。

　また、世界観や設定派の人のため、これまでの歴史やキーワードを振り返ることができる図鑑的機能として、ヴィヴィアンとハルポクラテスが紹介されました。

体験版フォローアップ

　さらに、体験版を遊んでの意見から、いくつかフォローバックが行われました。そのなかで印象的だったのは、カットシーンが多いという声に対して。

　これは、RPGで街の人から情報を聞くといった作業も基本カットシーンに落とし込んで没入感を高めているので、どうしても多くなってしまったということ。ただ、序盤は確かに多いですが、だんだんその比率は下がっていくとのことです。また、物語には自信があるので、ぜひ物語に集中して欲しいとのことです。

　もう1つ、ミニマップが欲しいという声に対しては、協議の結果、あえて入れなかったということです。ミニマップがあると、どうしてもそこを見ながらの移動になり、没入感を削がれてしまうためとのことでした。これも、物語への没入感を高めるための施策であり、いかに本作がストーリーにこだわって作られていることが分かります。

開発のこだわりポイント

　さらに、参加した開発者たちそれぞれがこだわったポイントを発表していきました。

　それぞれが担当してきた部分に対する、細かなこだわりが公開。気候などから群生する植物などを設定するため、植物設定専用のディレクターがいたとか、まず英語で音声とフェイシャルモーションを撮影し、その尺にあわせて日本語を修正したとか、ローカライズの苦労とか、場所ごとに効果音の反響まで計算されているなどなど、興味深い話をたくさん聞けました。

　また、祖堅氏の音楽が状況にあわせインタラクティブに変化していくシステムについては言葉では説明が難しく、“小さな祖堅がPS5にインストールされて、プレイに合わせていろいろバランスや速度を調整している“と説明。

　これには“リトル祖堅システムだ！”と、視聴者も大いに盛り上がりました。

プロモーション公開

　最後に、さまざまなプロモーション情報が公開。まずは発売前アップデートで微細な不具合の修正が行われることや、プレイ開始時間（22日0時から）などが公開され、さらにプロモーションの展開が告知。

　渋谷/大阪/福岡でのデジタルサイネージ広告、新宿での3Dクロスビジョンでの広告など、さまざまなプロモーション展開が行われることが発表されました。さらにはスクウェア・エニックスカフェでの『FF16』コラボの開催も決定。

　サウンドトラックの発売（7月19日予定）や、Tシャツなどのグッズの紹介など、数多くの情報が公開されました。

　最後は、スタッフそれぞれがユーザーへ対するメッセージを伝え、プロデューサーの吉田氏は、「『FF』シリーズ最新作で、ゲームはエンタメなので、ぜひ、“ゲームをやるぜ!!”という気持ちで遊んで貰えると嬉しいです。そう遊んで面白いゲームになったと思うので、ぜひ、遊んでいただければ嬉しいです」と締めくくりました。

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