『イース』で1番好きな作品や剣は?アンケートの結果+ファンから寄せられた濃くアツいコメントをご紹介

電撃オンライン
公開日時
最終更新

 日本ファルコムより発売されている、人気ARPG『イース』シリーズが、本日6月21日で36周年を迎えました。

 本記事では、電撃オンラインで昨年実施したアンケートの結果を掲載。シリーズ最新作『イースX』の情報が出揃ってきた今、展開されている施策・情報を交えつつ、各項目を紹介していきます。

※アンケートの性質上、いくつかの作品のネタバレを含む記述がございます。予めご了承ください。

『イース』に関するアンケート。ファンからの声もご紹介

①一番好きなイース作品は?

1位 イースVIII-Lacrimosa of DANA-
2位 イースI&II
3位 イースIX -Monstrum NOX-
4位 イース -フェルガナの誓い-
5位 イースSEVEN
6位 イース・オリジン
7位 イースIII -ワンダラーズフロムイース-
8位 イースVI -ナピシュテムの匣-
9位 イースV 失われた砂の都ケフィン
9位 イース セルセタの樹海

 1タイトルのみ投票可能、ということで頭を悩ませた方も多いかと思いますが、結果は『VIII』がトップを獲得しました。セイレン島の景観の美しさや、アドルとダーナ、それぞれがいる過去と未来が交差するストーリー・システムが好評を博したタイトルです。

●動画:「イースVIII -Lacrimosa of DANA-」 プロモーションムービー

 そんな『VIII』と『IX』がセットになった『イースVIII&IX スーパープライスセット』が公式ショップで販売されているので、未プレイの方の入り口としてオススメです。

◆ファンの声
・VIII:『VIII』から入った逆走勢で思い入れと印象が強いのもありますが、もう操作自体が非常に楽しくて舞台が無人島で冒険!! という感じで、景色が綺麗で、仲間とも家族のような一体感があって、ダーナちゃんが可愛くて尊くて、人生を変える出会い、それが『VIII』だったからです!

・I&II:初めて触れたイースだったからでしょうか。独特な空気が流れる世界がここにある。期待、畏れ、挫折、乗り越えた先で最後には笑顔で終れるところが良い。

・IX:『VI』から遊びましたが、アドルファンとして『IX』のアドルは物語一番重要なキャラだと思います。

・フェルガナの誓い:初めてプレイしたイースがワンダラーズフロムイースで、そのリメイクならこうあってほしいと漠然と考えていた希望を具現化してくれた作品です。パソコンショップの店頭で流れていた販促ムービーの前で立ち尽くしていた日が忘れられません。

・SEVEN:イースという作品が大好きなところにこれまた大好きな竜という存在が加わり、シリーズ初のパーティーバトルやスキルシステムだったり、途中でパーティーキャラが交代になったり、あのキャラが実は…だったり、五大竜とのバトルだったり、いつも通りのワクワクなストーリーに冤罪に巻き込まれるアドルといったスリリングな展開や、安定の最高なBGM、クリアした後で号泣必須のタイトル画面…全てが素晴らしすぎて過去作一で周回を重ねたナンバリングです。据え置きへの移植を心から待ち望んでいます。

・オリジン:シナリオと会話の洗練さ、物語の展開やキャラ同士関係性の紐解きが素晴らしい。ステージのデザイン、アクション性の磨き、通常攻撃と三つの特殊攻撃をベースに構築されたシステムやゲームメカニズムの完成度の高さなど、ストーリーと相まって何度遊んでも飽きない。

・III:MSX-F○Nの付録冊子を読みながら指折り数えて発売日に買った初めてのイースだったので。

・VI:三種のエメラス剣を一瞬で切り替えて戦えるハイテンポなアクションがとにかく楽しかった。フェルガナのアーツやオリジンのスキル、7以降恒例の仲間の切り替えもほぼ同様の仕様ではあるものの、やはりメインウェポンの剣自体を切り替えることでアドルのアクションが変わるというのは(オリジンのユニカにも一応あるけど)他に無い魅力。また、有翼人やエメラスなどの新設定も面白く、これらがどのように他の作品へ関わるのか想像するのが楽しみになる作品でした。

・V:プレイ前に見た岩崎美奈子さんのイラストが素敵でとても印象に残ってます。プレイは難点がある作品ではあったのですが、とにかく背景の美術と音楽に魅了されました。もちろんストーリーやキャラクターもみんな好きです。難点をカバーできるくらい思い入れがあります。新作続編も期待していますがリメイクもお願いします……!!

・セルセタの樹海:全体的に樹海を探索していくのが楽しい。後半世界の明かされ方が遅すぎず、ずっと興味をもってプレイできる。パーティキャラが魅力的かつ過剰な性的さがなく、ストレスなく楽しめる。

②一番好きな名場面は?

1位 フィーナとの別れ(II)
2位 アドルとダーナの出会い(VIII)
3位 アドルと赤の王の邂逅(IX)
4位 オープニング(II)
5位 真エンド、ダーナとの別れ(VIII)
6位 エンディング(SEVEN)
7位 鐘つき堂(II)
8位 シャトラール団長の遺品処理(IX)
9位 ダーナの過去(VIII)
9位 チェスターの最期(III/フェルガナの誓い)

 こちらでは『II』のラスト、フィーナとの別れの場面が1位となりました。『IX』のエンディングでのあのセリフを見た後だと、フィーナの健気さと切なさが増す場面です。

 また、4位のオープニングに関しては“振り向きリリア”も含まれます。6位の『SEVEN』エンディングは「マヤがティアの名前を呼んだところで泣いた」というコメントも多く書かれていました。

◆ファンの声
・フィーナとの別れ:何もかも切なく、美しかったです。「フィーナ…」というアドルのセリフ表現はRPGならではの手法だと思います。自分がゲームに求めたものはまさにこのような感動だなと思いました。

・アドルと赤の王:アドルは基本フルボイスで話すことの少ないキャラだったので、赤の王にボイスがついた時に、アドル・クリスティンという人間の人となりを感じました。優しい声と柔らかな表情。アドルは普段ボイスはついていないけど、こんな風に仲間と話していたんだと思えば、とても印象に残るシーンでした。

・ダーナとの別れ:最高の笑顔のダーナが見れて満足です。プレイ済の人らがみんな「ダーナ尊い」って言ってたのが何でかよく分かった。
・(同上):最後にお別れを言う、それだけのために始まりの命に挑み、打ち倒して約束を果たしたから。

・エンディング(SEVEN):マヤは言葉が話せず、いつも行動で意思を伝えていてその姿が可愛くも悲しかったのですが、最後の最後で大事に思っていたティアがいなくなるという場面で彼女のことをお姉ちゃん! と言葉に出して呼んだのが涙腺にうっときました。一番に発した言葉がこんなに悲しい場面で、でもティアはその言葉を聞けてすごい嬉しかっただろうなと思います。

・鐘つき堂:急かされる感覚と外に見える雲の高さでイースが地上へ降り出しているとわかる興奮。シーンとしては悲劇的な展開へ繋がる一幕ですが忘れられない場面なのです。

・シャトラール団長の遺品処理:マリウスの皇帝のホムンクルスとしての高潔な意思と、ただのマリウスとして友人のアドル君への最初で最後のわがままがああいう形になったのがあまりにも悲しく美しかったので。 また、マリウスを刺した後のアドル君の表情から、ゲーム中あまり見ることのないアドル君の感情をリアルに感じて、号泣しながらプレイしました。

③一番好きな男性キャラは?

1位 アドル
2位 ヒュンメル
3位 ドギ
4位 ガッシュ
5位 トール
6位 チェスター
7位 ジュール
8位 赤の王
9位 クレド
10位 マリウス

 ここで1位でなかったら驚きの結果となってしまうところでしたが、アドルがストレートに1番票を集めました。

 集計時にとても迷ったのが“アドル”と“赤の王”を分けるか否か……というところでしたが、そのまま別の票としてカウントしました。『IX』をプレイされていない方は「何故?」となるかもしれませんが、この機会に遊んでみてください。

  • ▲とある場面を見たあとだと、こちらのイラストに対する見方が変わるかも……?

◆ファンの声
・アドル:永遠の主人公。
・(同上):子供心にこういう冒険者になりたい、と思ってしまったからには憧れのキャラと言わざるを得ないでしょう。

・ヒュンメル:クールに見えて実は天然で芯は強い。ギャップの塊過ぎでした。

・ドギ:シリーズ通しての相棒として愛着がある。

・ジュール:キャラクターとして、見た目も性格もイースのキャラの中で一番好みでした。将来も応援したくなります。

・クレド:騎士なのに戦闘狂で、頭の回転がよくて何より顔がいい。鷹の簀巻きかわいい。

・チェスター:敵役として、風格があり、登場するたびに場の雰囲気を持っていくような魅力、(PSP版)声優演技の素晴らしさなど、彼の決意やストーリーが初登場から最期まで印象深かった。

・赤の王:作られた存在だったとしても、最期まで前を向いて走り続け、アドルにすべてを託すまで道を切り拓いてくれた彼の生き様とアドルとの会話での優しい声と表情は忘れることはできません。一番好きなキャラです。

・マリウス:人知れず最善を選ぶところ、アドルと対等な友であるところが好きです。

④一番好きな女性キャラは?

1位 ダーナ
2位 フィーナ
3位 リリア
4位 エレナ
5位 レア
6位 リコッタ
7位 ティア
7位 キリシャ
9位 オルハ
10位 ラクシャ

 ほかの項目でも『VIII』の人気の強さがうかがえますが、こちらではダーナが1位となりました。

 上位に入ったフィーナ、リリア、レアはシリーズ初期のタイトル『I&II』のキャラクターですが、ほかの投票でもランクインすることが多く、ファンから長く愛され続けていることが伝わりますね。また、ティアとキリシャが同票で7位となっています。

◆ファンの声
・ダーナ:数あるヒロインの中でも一番切ない別れ方をしてしまったような気がします。なんとかしてあげられなかったんだろうか、とは思いますがそれは決意をしたダーナに失礼ですね。きっとアドルの事を最後まで見守っていてくれる気がします。

・フィーナ:アドルの永遠のヒロイン。
・(同上):イースのテーマを担いながらも、出しゃばらず慎ましくアドルの物語に寄り添う佇まいと、最後に願った本当にささやかな願いがとても切ない。

・リリア:正統派ヒロイン。健気でかわいい。オープニングの振り返りシーンで撃ち抜かれました(笑)。

・リコッタ:天真爛漫で、セイレン島でも強く生きる前向きさと島を出た後の未来にも多くの可能性を感じる。

・ティア:どんな人にも優しくて、マヤと一緒に頑張って生きる姿は思わず応援したくなります! ティアとマヤの最後のシーンはゲーム史上最高に泣いてしまいました……!

・ラクシャ:お嬢様なのに剣技や知識が豊富で、尚且つ上品で振る舞いに魅了された。ツンデレと博識とのギャップが可愛らしい。

⑤アドルの剣で一番好きなものは?

1位 想剣ミストルティン
2位 クレリアソード
3位 シルバーソード
4位 ショートソード
5位 錆びた剣
6位 カリオシリオン
7位 イシオスブレード
8位 エメラス剣
9位 ブレイブソード
10位 タルワール

 最も票を集めたのは『イースVIII』でアドルが握ることとなった“想剣ミストルティン”に。なお、2位のクレリアソードとは接戦でした。

 入手する剣をなくしがちなアドルですが、乗っていた船が難破して海に落としてしまったこともあれば、『IX』の特典小説のように誰かを救うために失くしてしまったことも。生涯で何本の剣との別れを経験したのかも気になるところです。

◆ファンの声
・想剣ミストルティン:様々な種の生きたいと思う願いが込められた剣だから。
・(同上):『VIII』の最強剣としてお世話になった、設定も元気玉感含んでいて良き。

・クレリアソード:(自分の中の)最初の最強。

・シルバーソード:作中唯一ラスボスに通用する武器である事が直接プレイヤーに伝えられるのでは無く、イースの本や会話から読み取解くという謎解き要素があるところ。

・エメラス剣(リヴァルト):タイミングよく押して攻撃が出るのは楽しかったし、デザインもかっこいい。

・カリオシリオン:全属性というもはや反則級の強さを誇る剣! これを手にした時のアドルの絶対的な強さはもう誰にも負けることはないと感じるほどでした!

・イシオスブレード:『VIII』の冒頭で海の藻屑になってたのが印象的だった。

⑥一番思い入れのあるアイテムは?

1位 銀のハーモニカ
2位 古き封じの指環
3位 マスクオブアイズ
4位 ロダの実
5位 金の台座
6位 黒真珠
7位 仙魚の鱗
8位 イースの本
9位 疾風の羽根
10位 冒険日誌

 “銀のハーモニカ”が1位となったアイテム部門。物語中で大事な役割を担うものもあれば、アドルの冒険を助けてくれるありがたいアイテムもランクインしていますね。

 “古き封じの指環”は『IX』では『VIII』とのセーブデータ連動特典として入手できますが、アドルから外すことができなかった、という声も非常に多く寄せられました。

◆ファンの声
・銀のハーモニカ:『I』、『II』、『オリジン』通して象徴的なアイテムなので。
・(同上):イベントアイテムの中では一番印象に残っている。

・金の台座:お金のないゲーム序盤では大変重宝しました。

・古き封じの指環:ダーナから託されたものだったので。『IX』ではアドルから外せませんでした。

・ロダの実:どれだけ美味しいのか気になる。

・イースの本:これまた神秘的で、6冊揃えてイースに向かう『II』OPは最高のシーン。

・冒険日誌:これのおかげでアドルさんがめちゃくちゃメモ魔(更に絵もうまい!)ということに気付かせてもらえました。

⑦一番使ったスキル(攻撃アクション)は?

1位 星方陣
2位 半キャラずらし
3位 フォースエッジ
4位 ジャジメント
5位 カウンタートリック
6位 オーラフェンサー
7位 下突き
8位 ファイヤー
9位 ヴァーミリオンサイズ
10位 アビスブレイド

 1位になったのはアドルのスキル“星方陣”。『SEVEN』で初めて登場したこちらのスキルですが、威力の高さ・エフェクトの格好良さを見たら使い込みたくなるのも納得です。

  • ▲ちなみに“星方陣”は『X』でも使える模様。これは嬉しい!

◆ファンの声
・星方陣:これ以上かっこいいのはない。
・(同上):私にとってアドルの圧倒的No.1スキル! 一瞬で星の模様を描く美しさとスピード感、圧倒的な威力。シリーズ最高のスキルです!

・オーラフェンサー:格好良さと強さが段違いに高かった。

・半キャラずらし:スキルじゃなくてごめんなさい! 初期イース勢には必須テクだったのでどうしても!
・(同上):ゲーム攻略必須スキル。

・カウンタートリック:難易度ナイトメアでも使いやすい。

・フォースエッジ:広範囲でサクサク! もうフォースエッジだけで生きていける。

・下突き:アドルさんといえば! フェルガナ以降とにかく一番使い勝手のいいスキルでアクションだと思います。

⑧好きなBGMは?

1位 TO MAKE THE END OF BATTLE
2位 翼を持った少年
3位 SUNSHINE COASTLINE
4位 A-TO-Z
5位 FEENA
6位 THE SIBYLLINE ROAD
7位 ICULUCIAN DANCE
8位 FIRST STEP TOWARDS WARS
9位 GENESIS BEYOND THE BEGINNING
10位 DANA
11位 HOPE ALIVE
12位 バレスタイン城
13位 NORSE WIND
14位 MIGHTY OBSTACLE
15位 TOWER OF THE SHADOW OF DEATH

 こちらでは『II』のオープニング曲『TO MAKE THE END OF BATTLE』がダントツの1位となりました。ランキング中には、10月12日に発売される、シリーズ35周年を記念した音楽アルバム作品“ADOL CHRISTIN ~イース生誕35周年音楽作品~”に新アレンジが収録される曲もいくつかありますね。

 なお、こちらのアンケート結果は、現在エビテンで予約を受け付けている『イースX』電撃スペシャルパック特典、“リラの貝殻”メロディーラバーチャームへ収録するBGMの選定をする際の参考にいたしました。

  • ▲せっかくならファンの人に愛されるものかつ、ここから流れても違和感のない曲を……ということで、選ばれたのは『FEENA』でした。そのほか、電撃スペシャルパックでは、女神2人をデザインした懐中時計・コンパスなど、ここだけのアイテムをゲームソフトと一緒にお届けします。

⑨一番手ごわかったボス

1位 ダルク=ファクト
2位 ガルバラン
3位 メフォラシュム
4位 ヴァジュリオン
5位 オケアノス
6位 ピクティモス
7位 ダーム
8位 チェスター
9位 ダレス
10位 カヴァケロス

 ファル学ではお馴染みの(?)、“ダルク=ファクト”が1位に。足場が徐々になくなっていくのに苦戦した、というコメントが半分以上を占めていました。ギリギリランクインしませんでしたが、“ニグティルガー”や“ヨグレクス&オムルガン”も僅差でした。

◆ファンの声
・ダルク=ファクト:床が無くなるのが大変だった……。
・(同上):うっかりシルバーソードの装備を忘れてしまってですね……。

・ガルバラン:地獄の反復横跳び、地獄の縄跳び、地獄のピンポン、とにかくやることが……! やることが多い……! 避けるのに忙しくて攻撃出来ない……! そもそも攻撃の方法も最初の内は全然分からなくて低難易度でもとても苦労しました……。

・メフォラシュム:回復アイテムが尽きかけるぐらい一撃が重く、けれど倒した時の達成感は格別でした。

・ヴァジュリオン:強いです。昔、倒すのを諦めようとした思い出がありますが、何度も挑んで倒せたことでアクションの楽しさを知りました。

⑩次回作で希望するアドルの年齢

1位 25歳
2位 22歳
3位 30歳
4位 20歳
5位 27歳
6位 35歳
7位 40歳
8位 63歳
9位 28歳
10位 24歳

 『イースX』では1つ前の『IX』から遡って若い頃のアドルが描かれることとなりましたが、今後の作品ではどこの軸の物語が展開されるのでしょうか……? 8位の63歳のアドルも気になるところです。

◆ファンの声
・29歳:それなりに年を取って皆をまとめ上げる立場でのストーリーのゲームも体験したい。

・22歳:『イースVIII』と『VI』の間の物語を見たいです。

・24歳:バルドゥークを出て次はどこに向かったのか気になるからです。

・28歳:24歳の時点でベテランの風格が凄かったので、30代に近づいてきたりそれ以上に年を取った時の様子が気になっています。

・複数回答:ちびアドル、青年アドル、おじアドルの時を越えた協力プレイとかやりたいです!!! ナイスミドルアドルさん見たい!

・63歳:行方不明になった理由が気になる。

・37歳:たくさんの人と出会って、たくさんの経験をしたアドルくんが、旅先で出会う人とどう触れ合っていくのか見てみたい。同年代の仲間だけでなく、自分より下の世代の子たちにアドルくんがどんな影響を与えていくのか見たい。

『イース』への愛を叫んでください

 アンケートの最後には、このような設問を用意しました。非常に多くの、そしてボリュームのあるコメントが送られてきているので、こちらでいくつか抜粋してご紹介します。

・生まれたときから家にイースがあり、イースを親鳥だと思って育ってきました。昔のイースが好きすぎて変わっていく新しい世界観にはじめは抵抗がありましたが、やってみたらなんと素晴らしい進化。裏切らない面白さ。全部神作。アドルクリスティン50歳とかのイースもやりたいし年齢が上がっていくアドルにファンは大喜びしているのでこの先何十年も続いてほしい。

・『VI』を一番最初にプレイした時、軽快な操作感、ノリの良いBGM、硬派な世界観とキャラクターに魅せられ一気に好きになり、『フェルガナの誓い』、『SEVEN』、『セルセタの樹海』と次々にプレイしてみて時系列に戸惑いながらもキャラクター同士の絡みにニヤッとしたり、広い世界観をピックアップして進めるストーリーに斬新さを感じました。毎回レベル初期化されてるのにも突っ込みつつ、アドルの生涯を追う体験は他のゲームではなかなか味わえない唯一無二のゲームだと思っています。

・剣と魔法の世界のゲームが好きな私にとっては最高のゲームです。アドルは毎回かっこいいし、ヒロインもみんな可愛らしいし、最近は仲間もたくさんいて、みんな個性的で賑やかで良いなと思います。思ったとおりに操作できるので戦うのが楽しくて、アクション嫌いもイースで克服できました。これからもアドルといろんな冒険がしたいです。

・子供の頃からプレイし続けてきたイース、とても楽しませていただきました。今後のイースシリーズにも期待しております。いつかアドルの冒険記を書物のような落ち着いた形で読んでみたくもあり、世界地図をじっくり眺めたくもあり、赤毛の冒険家の足跡を味わい直せるようなアーカイブ的な作品もあってもいいかもしれない、と思う次第です。『IX』のようにアドルに憧れるキャラが出てきた時、親近感を覚えると同時にそこから語られる過去作の話にシナリオの上手さを感じたり、またそこを切欠にアドルの後輩が生まれるというのもあるのかも、と今後の楽しみも増えました。次なる赤毛の冒険家の挑む地には何が待つ?魔法か竜か策謀か。新たな出会い、新たな戦い、新たな宝、そして新たな冒険、期待しております。

・親が『I』をプレイしているのを見ていたことが、自分がシリーズにはまるきっかけでした。今は大人になりましたが、久しぶりに昔の作品をプレイすると、実家に帰ってきたような懐かしさを感じます。もちろん最近の進化しているイースも大好きです。『X』や昔のイース作品のリメイクなどがでることを楽しみにしながら、今後シリーズがずっと続いていくことを心から願っています。

・イースに出会って灰色だった人生に色が着いて、夢が出来ました。イースは今の私を構成する柱になっています。これからもずっと死ぬまで、いや来世までイースを愛しています。ノーイース、ノーライフ。

・イースは、まさに冒険している感が素晴らしい。まだ見ぬ未踏の地へと恐れることなく一歩踏み出すアドルは、自分にとって最高の冒険家です。ヒロインも魅力的だけど、なによりもストーリーに引き込まれていく感じがとても好きです。今後ともイースシリーズは全てプレイしていきたいです。

・ゲーム音楽の素晴らしさを教えてくれたのは間違いなくこの作品群。これが無ければゲーム音楽を40過ぎても聞く(イースに限らず)未来はなかったと思う。今でも車でドライブの際にはよく聞きます! アクションが苦手な人でもなんとかクリア出来る絶妙なゲームバランス、寄り道せずに迷わず進めるとボス戦では瀕死で何とか勝てるように出来ているとこが計算し尽くされているようで嬉しいような悔しいような……音楽だけを聞いていて『SEVEN』~『IX』は未プレイなのですが、『X』が出た暁にはハードごと買う所存。

・『イース』と言えばなんといっても冒険とロマン溢れる現地の人々との出逢いや探索、そして未知の文明や遺跡にモンスターです。いつも初見から最高難易度で進めて無駄に苦労しながら遊んでいますが、近年のイースでは特にプレイストレスがなく、爽快なバトルで探索もボス戦も飽きずに遊び続けられる事こそが魅力だと思っております。冒険を進めるのが止められません。

 9月28日には最新作『X』が発売される『イース』シリーズ。35周年を記念したタイトルで繰り広げられる、アドルのオベリア湾での冒険はどういったものになるのでしょうか? 今から期待が高まります。

© Nihon Falcom Corporation. All rights reserved.

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

関連する記事一覧はこちら