『ゴールドラッシュバトラー』レポート:マルチプレイで編集部メンバーがガチ対決。ゲームの流れやバトルのコツが丸わかり!

Ak
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 MIXIよりサービス開始が予定されているiOS/Android用アプリ、カードバトル型ボードゲーム『ゴールドラッシュバトラー(ゴルバト)』のマルチプレイを先行プレイ。そのレポートをお届けします。



最大4人でのマルチプレイが可能!

 本作では、最大4人でのマルチプレイが可能。オンラインで世界中のプレイヤーと対戦できるほか、知り合い同士でルームマッチもできます。今回は先行プレイということで、編集部メンバーで集まってマルチプレイをしてみました。

 そこから分かった本作の駆け引きやデッキ構築の魅力について、マルチプレイに参加したライター・Akの視点でレポートをお届けします。

 なお、先行プレイのため一部カードの性能などが正式サービス開始後とは異なる場合がありますのでご了承ください。

参加メンバーとデッキを紹介!

 まずは参加メンバー4名のデッキとその狙いを紹介していきます。

 先行プレイの段階で引けたカードのみでデッキを作っているため、高レアのカードの数は限定的になっています。

AK:パンドラ重力デッキ

 “好奇転換の希望少女 パンドラ”を中心とした重力デッキ。

 対象のマスにいるモンスターのスピードを下げる“重力ゾーン”を付与しつつ、その影響を受けないモンスターで固めてスピードで優位に立つことを目指します。

オフィス加藤:占領拡大木属性デッキ

 HPが高いモンスターカードや、攻撃対象にされにくい“飛行”のアビリティを持つモンスターカードを中心とした木属性デッキ。

 自身の占領マスをしっかりと守り、ワイルドカードの“領土拡大”で占領マスを増やして連鎖を広げ、高い通行料のマスに“足止めトラップ”で相手を強制的に止まらせるのが狙いになっています。

染谷広人(ひろぽん):火属性バーンデッキ

 戦闘に特化したモンスターカードと、防御を固めるアビリティを持ったモンスターカードをそろえた火属性デッキ。

 攻防のバランスが取れたモンスターカードで占領マスを広げつつ、相手の占領マスはワイルドカードを使って積極的に攻撃。占領マスが少なくてもワイルドカードで逆転を狙うことができます。

オピオン:聖女マルタ速攻デッキ

 リーダーの“真誠なる怪物退治の聖女 マルタ”のアビリティ“速攻:通常攻撃”を利用して、付近のマスを占領して連鎖を狙うデッキ。

 HPが減りやすいマルタの隣に“回復500”を持つ“孤独を包む音楽の大天使 サンダルフォン”を配置できると理想。そのほかのモンスターカードは“激雷の武人 タケミカヅチ”や“暴君 ネロ”など攻撃的なものを選んでいます。

マルチプレイレポート

 ここからは4人でマルチプレイをしたレポートをお届け。Akの視点で試合の展開を追っていきつつ、重要な駆け引きのポイントを解説していきます。

ゲーム序盤:それぞれマスを占領しながら周囲のプレイヤーをけん制!

 いよいよマルチプレイ開始! 最初の手札でワイルドカードの“占領チャンス”が引けたので、使用して未占領マスを占領しておきます。

 “占領チャンス”はランダムな未占領マス2つを占領できるワイルドカード。とくに序盤のうちは未占領マスが多いので使用できる機会が多いです。

 序盤は全員占領マスが少ないので、占領マスを増やしていくのが最優先。通過したマイデッキマス(試合開始時に自身のモンスターカードが設置されるマス)に加え、立ち止まった未占領マスを占領することができます。また、戦闘で相手モンスターカードを倒した場合は、そのマスを占領することが可能です。

 占領にはコインが必要になるので、コインの管理はかなり大事。不用意に使うとコイン切れで身動きがとれなくなります。

 序盤でコインを占領に使うかワイルドカードに使うかは状況しだいですが、基本的には占領マスを増やしていったほうが後々有利になる印象です。

 自分は序盤に“好奇転換の希望少女 パンドラ”でマスを占領! パンドラのアビリティで周囲のマスに重力ゾーンをバラまき、ほかのプレイヤーのモンスターのスピードを遅くさせました。

 そうして最初の3ターンくらいは、全員コインを使いながら占領マスを増やしていく展開。隣り合ったマスを占領すると、“連鎖”が発生してお得なので、できれば周辺のマスも占領していきたいですね。ただ、自分の場合は上記の写真のように飛び飛びでしか占領マス(青のマス)がなく、なかなか連鎖が発生しません……。

 ちなみに、序盤でコインが足りなくなった場合は敵の占領マスへ攻撃するのも有効。ダメージを与えるとコインを獲得できます。

 バトルの結果は攻撃前に確認できるので、スピードやダメージ量で不利になる場合はバトルを避けるのが無難。倒せないまでも倒されないのであれば、コインを稼ぐために攻撃を仕掛けるのもありです。

中盤:本格的に占領マスの攻防が開始!

 中盤以降は未占領マスが少なくなってくるので、いかに敵の占領マスを攻撃して自身の占領マスを増やしていけるかが大事になってきます。

 自分の場合は、上記の写真のように上下のルートでいい感じに占領マスを増やせて、有利な状況を作れました。チャンスとあらば重力ゾーンをバラまいて、戦闘を有利に進めたのが大きかったです。

 占領マスを増やせば毎ターンの収入がアップし、ほかのプレイヤーから通行料を取れる可能性も上がり、コインの所持量で有利になります。ただし、有利なプレイヤーはほかのプレイヤーから狙われやすいんですよね。これぞボードゲームあるあるです。

 ワイルドカードによっては特定のマスを狙える効果を持つので、特定のプレイヤーを狙い撃ちしやすいです。2位以下のプレイヤーが協力して1位のプレイヤーを狙うことも多いでしょう。

 占領マスが多いほど攻撃もされやすいので、序盤で1位になったからといって安心はできません。自分の場合も中盤以降はちまちまと占領マスを減らされつつ、2位のに差を詰められていきました!

 重要となりそうな下の通路でうまく連鎖を狙おうと隣接マスを狙いますが、“慧眼なる秩序の大天使 ザドキエル”のアビリティがやっかいで攻撃できなかったのも痛かったです。

 ザドキエルのアビリティは“反射100%”。倒すことができても攻撃時のダメージがすべて返ってくるので、結果として相打ちになってしまいます……。

 着々と占領マスのレベルを上げていく2位のひろぽんにビクビクしながら進めていく自分。要所要所の占領マスを抑えているオピオンとおふぃすの動きにも警戒しながら、自身の占領マスの守りを固めていきます。

 しかし残り8ターン。よりにもよって、ひろぽんの高レベルマスに止まってしまい、かなりの通行料を取られて逆転されるという事態に!

終盤:大差が着いた試合ではワイルドカードとオラゴニックアタックが重要

 そうして終盤戦。上の通路には連鎖を作れているものの、コインでも占領マスでも追い抜かれてしまっている状況。かなりピンチです。

 さらにそんな状況に追い打ちをかけるかのように、ひろぽんの高レベルの占領マスに自分とオピオンが止まってしまい、コインを4000×2奪われるという絶望的展開! 自分とオピオンは破産となり、スタートに戻されます。

 このように終盤は高レベルマスが多くなってくるので、運しだいで一気に差が付く場合もあるようですね。ただ破産しても占領マスを失うことはないので、そこから強力なオラゴニックアタックが使えれば、逆転チャンスが残されています。

 しかしながら、今回のマルチプレイでは一気に差が広がり、そのままひろぽんが1位で優勝! 中盤までは自分が有利でしたが、ワイルドカードを上手に使われて連鎖を作られた結果、じょじょに差を詰められた感じです。

 現状では、コインや占領マスで差を付けられると、正攻法ではなかなか逆転が難しいですね。占領マスがないとほかのマスへ攻撃やオラゴニックアタックを仕掛けることができないので。

 盤面の状況に関係なく占領マスを増やして攻撃チャンスを多くするほか、1位のプレイヤーを狙い撃ちできるワイルドカードを入れて、劣勢に備えるのがいいかもしれません。

 ワイルドカードや連鎖など、戦略しだいで勝利を狙えるのが本作の駆け引きの魅力。正式サービス開始後に、どんな戦術が生まれるのか楽しみです!



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