『機動戦士ガンダム』31話はスレッガー初登場回。いきなりホワイトベースの危機を救う
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ガンダムチャンネルにて、アニメ『機動戦士ガンダム』の第31話“ザンジバル追撃!”が配信されています。
1979年4月7日から1980年1月26日の期間に名古屋テレビほかで放送された『機動戦士ガンダム』は、その後長年にわたって続く『ガンダム』シリーズの原点となる作品です。令和になった今でさえ、見るたびに考えさせられる心理描写がふんだんにあり、ロボットアニメの名作として根強いファンを抱える作品です。
31話では、再び宇宙へと上がったホワイトベースを、シャアがザンジバルで追撃します。モビルアーマーのビグロやリック・ドムの攻撃の前にピンチに陥ります。このピンチを救ったのは、この回から登場したスレッガー・ロウ中尉! これまでのホワイトベースにはいなかった、飄々としていながらも頼りになる大人な感じがたまりません。
またこの31話で忘れられないのが、ホワイトベースがフラミンゴの群れを横目にジャブローを発進するシーン。「手の空いているものは左舷を見ろ」と促し、ビデオの撮影を許可するブライトの声が優しいのがまたいいんですよね。
あらすじ(一部抜粋)
ティアンム艦隊第13独立戦隊として配属されたホワイトベースは、ジャブローから宇宙に発進する主力戦隊から敵の注意をそらすため、囮のコースへ先発するよう命じられた。
補充要員としてスレッガー・ロウ中尉が加わり、宇宙の戦場へと飛翔するホワイトベース。シャア大佐が戦艦ザンジバルで追撃する。途中で囮と気づいたシャアだったが、逆にこれを好機ととらえて追撃戦をしかける。
トクワン大尉の乗る高速モビルアーマー“ビグロ”とリック・ドム2機が発進、アムロのGスカイ、セイラのGブルイージーが迎え撃つが、敵を兄と疑うセイラは集中力を欠いていた。
シャアのザンジバルは浴びる砲火をものともせず、ホワイトベースへと突進していく。その危機を救ったのは、スレッガーの放った主砲の直撃だった。
戦闘中にガンダムはビグロのアームに捉えられ、内部のアムロはショックで意識を失っていた。だがアムロは驚異の早さで回復し、次の瞬間、ビグロの機体はビームに貫かれていた。
激戦は終わり、スレッガーもその実力が認められて、ホワイトベース艦内を安堵が包みこんでいった……。
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