【新型ポータプルゲーミングPC】コンパクトさと軽さが魅力の“ONEXFLY”はゲーマーの救世主になるのか?

電撃オンライン
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 テックワンは、6月29日に新製品発表会を実施し、ポータブルゲーミングPC“ONEXFLY”など3製品を発表しました。

 この記事では“ONEXFLY”の先行実機を実際に触れてみてのレポートをお届けします。

ポータブルゲーミングPC“ONEXFLY”など3製品が発表!

 今回発表されたのは、ポータブルゲーミングPC“ONEXFLY”、超小型ノートPC“OneMix5”、そして拡張パーツが登場した“ONEXPLAYER2”です。

コンパクトさと軽さが魅力のポータブルゲーミングPC“ONEXFLY”

 ポータブルゲーミングPC“ONEXFLY”は、コンパクトな見た目ながら、性能はデスクトップ型のゲーミングPCに引けを取りません。

 CPUはAMD Ryzen 7 7840U with AIを使用し、こちらはポータブルゲーミングPC向けとしては最上位のものとなっています。

 GPUはAMD Radeon 780Mを採用。ゲーミングノートPC向けのGTX 1650Tiに匹敵する性能で、“ONEXFLY”であれば、それをさらにコンパクトにした状態で持ち運ぶことができます。

 メモリはDDR5規格のもので、SSDもPCIe 4.0対応。読み込み速度が以前のものよりもアップしています。

 ディスプレイは7インチのフルHD。リフレッシュレートが120Hzと高く、スピーディなゲームを遊びたいゲーマーにもピッタリです。

  • ▲端子の種類の豊富さも魅力

 注目したいのは、本体サイズのコンパクトさと軽さです。正面から見たときの縦の長さは10センチ以下で、重さも600グラムに満たないため、持ち運びの点ではかなり快適そうに思えます。

 連続プレイ時間は、ゲームを標準設定で遊んだ場合に2時間以上と、通勤通学で使うには十分かなと感じます。

 発表会では、実際に製品を触ることができました。ゲーム機などの塗装で実績のある武蔵塗料を採用しており、実機に触れてみるとサラサラとした感じがします。

 カラー展開は白と黒がありますが、黒い本体をしっかり持ってみても指紋が付きにくくなっています。私は手汗をかきやすいタイプなのですが、このサラッとした表面のおかげで、長時間プレイしていても快適な気分でいられそうです(笑)。

 画面のベゼル(周囲の黒い枠の部分)が狭くなっているため、よりゲーム画面を大きく感じることができます。

 ファンの回転速度や最大FPSを調整できる機能もついており、設定画面から簡単に変更できます。ゲームライブラリもボタン1つで簡単に呼び出せるため、すぐにゲームを遊ぶことが可能。

 RGBライトで自分の名前などを表示することも! 一気に自分だけのものになったような感じがして、嬉しい機能ですね。

 さらに、“ONEXFLY”向けに外付けGPUの発表もありました。こちらを接続することで、グラフィック性能をさらにアップさせることができます。これからの拡張性にも期待したいですね。

革張りの高級感あふれる超小型ノートPC“OneMix5”

 超小型ノートPC“OneMix5”は、裏面にレザーを使用した高級感あふれる製品となっています。インテルの12世代 Core i7プロセッサーを搭載しており、見た目の高級感にピッタリの高い性能も魅力。

 ノートPCモード、タブレットモード、ステージモードの3つの形に変えることができ、自分にあったモードで作業を行うことができます。

 ビジネス向けの製品のため、例えば新幹線や飛行機の座席前にあるちょっとしたスペースでも、快適に作業ができるように工夫されています。

専用コントローラが発表された“ONEXPLAYER2”

 “ONEXPLAYER2”向けの拡張パーツとして、コントローラが発表されました。本体とは別に、コントローラだけを購入することができるようになります。販売は7月の予定です。

 こちらのコントローラは、コネクターを使うことで“ONEXPLAYER2”以外のゲーミングPCなどにも接続可能。複数のコントローラを用意したり、いちいち持ち替えたりする必要がないのは便利ですね。

 今回発表されたポータブルゲーミングPC“ONEXFLY”は、今夏先行予約が開始予定で、東京ゲームショウにも出展予定です。間近で製品をチェックできる機会ですので、気になる方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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