ゲームクリエイター・中裕司被告に有罪判決。『ドラゴンクエスト』『FF』シリーズの開発状況をめぐるインサイダー取引事件で

電撃オンライン
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 インサイダー取引を行った罪に問われているゲームクリエイター・中裕司被告に有罪判決が下されたと、TBS Dig Newsなどが報じています。

ゲームクリエイター・中裕司被告に有罪判決

 東京地裁は、スクウェア・エニックスの『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』シリーズの開発情報をめぐりインサイダー取引を行った罪に問われている中裕司被告に対し、懲役2年6か月と執行猶予4年、罰金200万円、追徴金1億7000万円余りを言い渡したとのことです。

 中裕司被告は、2020年以降当時勤務していたスクウェア・エニックスによる『ドラゴンクエストタクト』や『ファイナルファンタジー』シリーズの開発について、の公表前の情報をもとに、提携先の会社の株を買い付けた金融商品取引法違反の罪に問われています。

 これまでの裁判で、起訴内容を認めていた中被告に、検察側は、先月の論告求刑公判で「一般の投資家より格段に有利な立場で不正な利益を得て、市場の公正性を損なった」と述べ、懲役2年6か月、罰金250万円、追徴金1億7000万円あまりを求刑。

 一方、弁護側は「積極的にインサイダー情報を閲覧したわけではない」として、執行猶予付きの判決と罰金と追徴金の減額を求めていました。

※画像はTwitterのもの。

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