『白猫』だらけの会場に感動。開発裏話や協力バトルなどみんなが楽しめた9周年記念のファンミーティングレポート

長雨
公開日時

 コロプラが配信中のiOS/Android用アプリ『白猫プロジェクト NEW WORLD'S』の9周年を記念したイベント“サンキュッ!キュー!9周年! 白猫ファンミーティング”が、2023年7月8日に東京ポートシティ竹芝 ポートホールにて開催されました。

 事前応募で選ばれたファンが招待され、3年ぶりに開催された“ファンミーティング”や、初の公開放送となる“白猫スペシャル生放送”に参加することが出来た本イベント。

 今回は、“ファンミーティング”の様子を中心にレポートしていきます。

  • ▲“白猫スペシャル生放送”の集合写真。たくさんの冒険家さんが参加していました。

“開発裏話”ではフラグメントキャラたちのデザイン秘話が明らかに

 入り口に赤髪の冒険家とアイリスのイラストが飾られていたり、受付でキャトラが出迎えてくれたり、会場全体が『白猫』の世界に染まっていました。


 ほかにも貴重な設定資料が展示された展示コーナーや、オリジナルコースターが特典でもらえるドリンク販売コーナーなど、ステージイベント以外にも冒険家を楽しませるコンテンツがたっぷり。


  • ▲ドリンク特典のファンミオリジナルコースター(全10種類)。

 YouTubeにて配信もおこなわれた“ファンミーティング”ですが、会場では開始前に『白猫』開発チームのめろん田村氏が登場して、冒険家たちを盛り上げる一幕も! そんなサプライズを体験できるのも、3年ぶりに開催されたリアルイベントだからこその楽しさでしょう。

 今回の“ファンミーティング”には、MCのドグマ風見さん、コメンテーター・ケンちゃん、アシスタントの早川実季さん、シロー兼アシスタントの菊地 燎さん、アゾート役の手塚ヒロミチさん、天の声・めろん田村氏が出演しました。

  • ▲画面左からドグマ風見さん、ケンちゃん、早川実季さん、菊地 燎さん、手塚ヒロミチさん。

 さらにコスプレイヤーのマジョノカ渚さんが、アイリスの姿で登場。細部までこだわって作られた衣装や、美しい姿に見とれずにはいられません。

  • ▲コスプレイヤーのマジョノカ渚さん。

 最初のコーナー“開発裏話”では、『白猫』開発ディレクターの武田飛鳥氏が登場し、フラグメントキャラクターたちのデザインやPV制作について、いろいろと話してくださいました。

  • ▲『白猫』開発ディレクターの武田飛鳥氏。

 武田氏いわく、フラグメントキャラの着想は、6周年のすぐあとくらいから考え、1年半くらい温めていたそうです。7周年の展開のあと、どんなことが起こるかワクワクするか考えた結果、想定しなかった敵・フラグメントキャラが生まれたそうとのこと。また、“敵なのか?”と思ってしまうキャラを意識したそうです。

 イベントでは、フラグメントキャラたちのどう決まっていったのか、貴重なデザイン画と共に明かされていきました。

エレノア
 フラグメントキャラはデザインするうえで、同名のキャラと同じ要素と違う要素の両立を目指していたそうです。

 エレノアは、4周年のデザインを強く意識していて、ボロボロのマントを身にまとっているのも初登場と一緒になっているこだわりぶり。

エクセリア
 違う道を選んだときに、180度印象が変わるキャラを考えて、彼女になったそうです。

 キャラの対比を考えて、困難を乗り越えて女王様になったエクセリアに対し、こちらは姫様のままで立ち止まった彼女を表現しています。デザインのメモ書きには、意味深な言葉が……。

ディラン
 ディランが元の年齢と違っているのは、フラグメントキャラとしてイケオジを出したいという話になったからだそうです。想定では、油がのってきた40代前をイメージしているとのこと。

 菊地さんから以前の放送に登場したディランを演じる立花慎之介さんが、自身が役者として積み重ねてきたものがあるから、年齢感が変わっても対応できたと話していたと、2人の歴史が重なるようなステキな話も明かされました。

サヤ
 フラグメントキャラは、(設定的にもデザイン的にも)暗めが多く、武田氏としても見ていて辛いところがあったそうです。そこで眩しいくらいの光としてサヤが生まれたため、ほかのキャラと雰囲気が違うそうです。明るく無邪気で、仲間を繋ぎ合わせる皆の妹的な重要な存在。

 双子の兄・ジンがキレイなので、サヤも『白猫』のなかで最もキレイな顔立ちにしてあげようと、かわいくしたそうです。

ジン
 初期から、一番デザインが変わったキャラクターがジンです! バールの力、赤髪と戦うなど設定が決まっていて、それをストレートにデザインしたのが初期案(一番左)。わかりやすく敵に見えるデザインは違うということで、バールと真逆の神秘的でキレイなデザインに変わったそうです。

 左から最終系になるまで、デザイン画は2、30パターンあるそうです。

 ジンはフラグメントキャラの中心人物で、8周年の主人公的存在として最初から考えていたとのこと。そのため重要な存在のサヤとの関係は、自然と誰より深い関係性になると考えて双子になったそうです。

 ちなみに名前は、刃と鞘が由来になっていると明かされました。鞘がなければ刀はさび、刃がなければ鞘は抗うことができない、2人で1つという意味があるとのことです。

  • ▲裏話として、パルスクとラムルの名前の由来も明らかに。2人合わせるとフランス語で、“愛ゆえに”になるそうです。

 最後にPV用のデザイン画や、制作工程を比較した映像が公開されました。

 等身のデザイン画は、実は初公開とのこと。ちなみに主人公の髪が白くなっているのは、闇の力が奪われ、みんなの想いを乗せて戦う白いキャンパスのイメージだからだそうです。




 制作工程の映像では、絵コンテから完成版まで、4種類を見比べることが出来ました。どんどんブラッシュアップされ、美しいPVに仕上がっていく様子に感動してしまいます。

特別な協力バトルや“白猫りんくいず”も!

 ファンミーティングらしく、参加者や視聴者が参加できる企画も用意されていました。

 “やろうよ! みんなで協力バトル”は、イベントのための特別なバトルのタイムアタックに挑むというものです。バトルは福笑い要素や、編成が重要になるなど、一筋縄ではいかない内容。

 会場参加者・配信視聴者・出演者が、開発からの挑戦状に挑み、成功者人数が999人突破したら豪華プレゼントをゲット!

 制限時間20分以内なら何度でも挑戦でき、出演者チームも相談しながら、クリアタイムを何度も更新していたのがすごいです。

 会場の冒険家たちは、いくつかのテーブルにわかれてチームを組むことに。最速タイムを出したチームは、出演者のサイン入りのスタッフTシャツを贈呈されるということで、皆さん気合いが入っていました。

 参加者の最速のチームは、制限時間を8分25秒残すという素晴らしい記録を樹立。全員初対面だったそうですが、バトル終了後はすっかり友だちになったそうです。

 ほかのチームも初めて会ったとは思えない連携でバトルをクリアしており、同じ『白猫』を愛する冒険家同士、仲よくなるのもあっという間ですね。

 開発からの挑戦状の成功者は、なんと4,855人と、目標人数の約4倍を記録しました。その結果、報酬もなんと4倍! 報酬は、後日プレゼントクエストで受け取ることが可能です。

 “白猫りんくいず!”は、会場の参加者、出演者、配信視聴者が協力(りんく)して、クイズの正解を導き出す企画です。

 最初の皆で穴埋め問題を解答する“繋げて叫べ! りんくいず こねくと!”、会場が叫んだヒントをもとに配信視聴者がアンケートで正解を選ぶ“絆で繋がれ! りんくいず しんぱしー!”と、冒険家たちのりんくが大切になる問題が多数出題されました。

 個性的な問題を見事にクリアし、見事に豪華報酬獲得。こちらの報酬も、後日プレゼントクエストで受け取れるそうなのでお楽しみに。

  • ▲“繋げて叫べ! りんくいず こねくと!”の問題。全文ならわかる場合でも、1字を答えるとなると苦戦することも。
  • ▲“絆で繋がれ! りんくいず しんぱしー!”は、問題に合ったキャラ名を会場が叫び、どんな出題内容だったのか配信視聴者がアンケートで選択するという内容。

 最後に出演者の皆さんから、イベントの感想が語られ、楽しいファンミーティングは終了しました。本イベントの様子は、YouTubeのCOLOPL CHANNELにて配信されているので、ぜひチェックしてみてください。

©COLOPL, Inc.

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